偏食が治るってどんな力が必要か?そして、偏食ってなぜ起きるのか知っていますか?
4月です
新入園児がたくさん入ってきて、私たちも不安がありますが、保護者の不安も大きくあります
その中での多いのが”偏食”についてです
好き嫌いと偏食は明確に違います
好き嫌いは、その名の通り好きなものと嫌いなものがあるということ
一方偏食は、〇〇でないと食べることが出来ないという状態
〇〇にはいろいろな状況がありますが、よくあるのは”食感”
カリカリなら食べるってやつ
なので、フライの端っことかが大好物だったりするし、マックのポテトとかは、下手したらこれで生きています程の子どももいた
それから、”決めつけ”
ご飯しか食べない、〇〇メーカーのカレーしか食べない、などなど
自部で食べるものを決めてしまっている状態
次は”触感”
これは、好きな感覚を選ぶのではなく逆で、苦手な感覚があるから食べることが出来ないってやつ
よく見てあげないと、スプーンなどの食具に対する抵抗があるのに、食べられないと勘違いする人もいます
まぁ、それから”色”とか”場所”とか・・・様々
なので、好き嫌い前の段階で、食べることに対して、理解や食感や触などの理由で口にすることが出来ないものと思ってもらうといいです
では、この”偏食”はどうやって克服していくのかというと、様々な力(発達)が必要となってきます
特に偏食に限っては、食事時間だけの指導や積み重ねだけで乗り越えることはほぼ不可能です
理解(一言では言い表せない)・触感覚のノーマル化・対人共感性の三点の力が伸び絡み合い、克服をしていきます
障害特性(特に自閉傾向)が強いとなかなか乗り越えることが難しいことも少なくはないですが、大いに変化をすることもが多いです
なので、偏食があるからといって偏食指導という名のもとに、楽しいはずの食事を辛い時間にしないでください
またいずれ書こうと思いますが、食事指導についてはここ25年で大きく変わりました
そんな、歴史を知り失敗をしてきたからこそ言えます
お家ではちでは、食事時間はおなか一杯になり楽しい時間(遊べとは言ってませんよ( ´艸`))を心かけてください、そしていろいろなメニューの出会いも大切にしてあげてください
ある程度、そのお子さんの理解・対人・感覚の部分への分析がされてありそのことに対するサポートがなされているならば、そこから偏食の緩和をしてくるはずです
食事って口から入れるものですから、自閉傾向のお子さんや繊細なお子さんは食べ物としての認識や知らいないものを口に入れるなんて、とんでもない!!!ってなっちゃんうからね食べることが出来ないですよね
なので”理解”が必要になります
ちょっと長くなりそうなので今回は”理解”までの説明でおわりますが、続編で感覚と対人も書いてみたいと思います
どうでしょうか?食事のことでこんなことを聞いてみたいとか、shinichi的にはどうなの?とかあったらコメントしてください