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②児童発達支援ではこんな視点で子どもを考える。(5領域につながる)

続きですね!
前の分をまだ見ていない方は①からどうぞ。
2000文字あるので辛抱ですよ・・・

さて、①でお伝えしきれなかった部分の

生活面の部分をお伝えします。


生活面

はじめに


今回ここでは、技術面の発達を中心に見ていきたいと思います。
本当は全てのことに、気持ちや様々な力が重なり合って成り立っていますがそれを書きだすと終わりません。
しかーし、とても大切な部分もありますのでそれは、別として書いていきます。

<食事>

まずは、食べる意欲があるのかないのか?ここが大前提になりますね。
食べるのであれば・・・

手づかみ?道具で食べるのか?どんな握り方をしているのか?
口まで運ぶことが出来ているのか?スプーンなのかお箸なのか?

食べ方としては、取り込みはどうか?咀嚼はどうか?嚥下は?コップで水分を取ることが出来るのか?連続飲みか?

椅子に座ることが出来るのか?姿勢保持は?足が上がっていないか?骨盤は寝ていないか?椅子の高さと机の高さは適当なのか?

食事の始めと終わりを意識できるのか?

食べないのであれば・・・

偏食なのか?好き嫌いなのか?
触感覚はどうか?こだわりはあるか?

偏食って何かはこちらを読んでみて

<排泄>

排泄は技術面もありますが、体のつくりや気持ちと密接に関係しています。
要は、おしっこをためる膀胱になっていますか?
おしっこをコントロールできますか?(緊張と弛緩)
うんちであれば、だせる腹筋はありますか?水分量と運動は?ってなってきます。
以下は技術面をかいていきます。

おしっこは、失敗をして不快感を感じることが出来るのか?快と不快の感覚の違いが分かるのか?トイレという場所が排泄をする場所という理解があるか?

うんちは、リズムが決まっているのか?一定の場所で失敗をしているのか?後告はあるのか?

トイレの高さは適当か?便座の触感覚は受け入れられるか?個室に対して抵抗はないか?

ペーパーの使い方、手洗い、予告、サイン、見出しなみとかも入ってきます。

<着脱>

食事と排泄は一時欲求なので、子どもにとっても食べたい!出したい!って思いがあり、生活の中で何回も繰り返し行いつつ最後は”快”があるので意欲が育ちやすい。
しかし、着脱は意欲につながりにくく認知面が要求される内容ですので、手こずっちゃう場面がおおですね。

着脱の意識があるか?手元を見て操作ができるのか?座って着替える?壁に寄り添って?立って?
上下の衣類の違いは?前後ろ?裏表?
ボタン、ファスナー、スナップ。

汚れたら着替えないとって意識はありますか?
温度調整での着脱ができるのか?

身だしなみ、羞恥心とかも入りますね。

おわりに

生活面はざっくりした視点ですし、発達順でもないけれどもこんなことも視点なのかぁ~って気づいていただければ幸いです。

実は、これ一つひとつ単体で見ているだけでは子どもの全体像が見えにくかったりします。
これは、ミクロの視点です。

実は、今回上げた視点は全ての点が線で結ばれ合っています。
その線を見ることが出来意識できるようになれば、子どもの全体像が浮かび上がってきます。
そうして見えてくるのがマクロの視点です。

全て書ききることは到底不可能ですが、どういうことなのか?というのを次回書いていきたいと思います。

ふぅ~お疲れさまでした。

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