手風琴(アコーディオン)俳句 【冬】
綿雪に 我が鍵盤を 思ひけり (作:弾きガエル)
◆解説
綿雪を見て、トレブルで輝くパール鍵盤のようだなぁと思いました。
楽器を彩ってくれる素敵な装飾が多いのもアコーディオンの魅力ですね♪
朝方の 蹴られし蒲団 蛇腹かな (作:ポニーまさよ)
◆解説
朝起きてふと自分の蒲団を見たら、蛇腹のように形が変わっていた、という日常をよんでみました。
寒暁の さわり切なし 手風琴 (作:井の輔)
◆解説
寒い明け方、静まった空気の中で手風琴を弾くと、チリチリとわずかにさわりがあって、ああ冬だなぁと感じる様子を詠みました。
春を待つ 蛇腹の調べ 渡り鳥 (作:串だんご)
◆解説
冬のあいだ渡り鳥が来る公園でアコーディオンを弾いているところ、をイメージしました。
早く暖かい春が来ないかな~という願いを込めて。
霜柱 蛇腹のごとく 隆起せり (作:はらよし)
◆解説
隆起する霜柱をみると蛇腹を連想してしまいますね。職業病でしょうか。
そういえば『鬼滅の刃』に霞柱はいますが霜柱はいなかったですね…