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コミュニケーション能力を鍛えるなら、まず質問力を鍛えることをオススメします!

どうも、高尾トンビです!

コミュニケーション能力を鍛えるために、どんなことをやっていますか?
僕は、コミュニケーション能力というもの、主に次の3つの力からなるものだと捉えています。

①伝える力:相手に自分の意思や感情などを伝える力
②受け取る力:相手の意思や感情などを受け取る力
③理解する力:自分の伝えたいことや相手の伝えたいことを正しく理解する力

質問力は、そのコミュニケーション能力の基本となる力です。

コミュニケーション能力については、別の記事でも触れていますので、まだご覧になっていない方は先にこちらをご覧ください。

「質問力」とは?

質問力とは、文字通り「適切に質問をする力」です。これくらいシンプルに広く捉えていた方が良いです。

たまに、「相手に対して」とか「わからないところや疑問点を」といった言葉を加えて定義している人もいますが、「自分に対して質問(自問)する」場合もありますし、「コーチングのように、わかっているところを敢えて質問する」場合もありますので、僕は質問力を広く捉えています。

質問力は、コミュニケーション能力の基礎となる力

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質問力はコミュニケーション能力の基礎(ベース)となる力です。

「伝える力」の基礎でもあり、「受け取る力」の基礎でもあり、「理解する力」の基礎でもあります。

例えば、相手に何かを伝える前に、「質問を投げかける」ことで、「受け取る準備をしてもらう」「構えてもらう」ことができます。

相手の伝えたいことを受け取る前に、「質問をする」ことで、「相手の伝えたいこと」を事前にコントロールすることができます。

質問することで相手を理解するために、必要なことを引き出すことができます。また、お互いの理解(認識)がずれたときに軌道修正することができます。

キャッチボールに例えてみるとわかりやすい

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会話ってよく「キャッチボール」に例えられますよね。
「会話がキャッチボール」だとすると、「質問すること」は「グローブをはめて、構えること」です。

例えば、自分から相手にボールを投げようとする場合に、まだグローブもはめていない、構えてもいない相手にボールを投げつけたら、「避けられたり」「とり損ねたり」して、うまくキャッチボールができませんよね。

だから、相手がグローブをはめるように促す、構えてもらうことが必要です。

伝えるのがうまい人は、「今からこういう話をしますから、ちゃんと受け取ってくださいね。」ということで、何かを伝える前に質問をします。「みなさんはこういういことで困った経験はないですか?」という感じです。

受け取るのがうまい人は、「この話を聞くつもりで構えていていいですか?」ということを確認するために、受け取る前に質問をします。「今日はどんな話をするんですか?こんな話ですか?」という感じです。

理解するのがうまい人は、質問することで相手からいろいろなことを引き出すことができます。また、お互いの認識がズレているなと思った時にすぐ質問をしてきます。「なぜ、今この話をしたのですか?」といった感じです。

質問することで引き出せる3つのこと

質問することで「いろいろ引き出せる」というのは特に重要です。
大きくわけて、以下の3つのことを引き出せます。

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1.情報を引き出す
2.思考を引き出す
3.感情を引き出す

「情報を引き出す」というのは、一番わかりやすいと思います。
相手のことを理解するのに必要な情報(知りたい情報)を引き出す。

「思考を引き出す」というのは、質問を投げかけることによって、相手の考えを引き出すことです。思考を引き出すことによって、相手の考えを広げたり、考えをまとめたり(整理する)、深めたりすることができます。

「感情を引き出す」というのは、質問をすることによって、喜怒哀楽や価値観などを引き出すということです。特に、人というものは自分に興味関心を持ってくれる人には心を開いてしまうものです。熱心に質問をしたり、自分の感情や価値観に関する質問をされると、多くの人は「自分に強い興味・関心を持っている」と感じやすく、相手との間に信頼関係も構築しやすくなり、本音や裏話など踏み込んだ話が聞けることが多くなります。

ということで、質問力を鍛えた方が良いという理由をお分かりいただけたでしょうか?

「実際、どうしたら質問力が鍛えられるのか?」ということについては、また別の機会に紹介したいと思います。

では、また!


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高尾トンビ
発信力を鍛えていきたいと思っています。いただいたサポートは本などのインプットに活用したいです。