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エッセイ⑪

音楽やいろいろな話

沖縄芝居を見たり、聞いたりしたことはあるだろうか。テレビで年に数回、沖縄芝居や民謡が流れる。母方の祖母宅に預けられることの多かった私は、祖母と一緒に見ていた。特に、祖母は笑いのある沖縄芝居劇が好きであった。

(これは、ただの宣伝になってしまうのだが)私の従兄の父は、現在やんばるの実家を改装して三線教室を開いている。2、3年前から始めているが、地元の子どもたちや観光客が訪れているらしい。琉球古典音楽の師範を取っており、民謡にも詳しい。
祖母の家に、北部から年に数回遊びに来るが、その度に爆睡している姿しか見たことがないため、メディアで取り上げられているのをただただ素直に関心していた。
(三線教室を開くまでは、仕事のために三線から離れていたため、私は習うことが無かった。母方の祖母と少し折り合いが悪かったのもある)
沖縄の伝統芸能を後世に繋げていく、広めていく活動は良いことであると思う。私も、これからに繋げていく生き方をしたいものだ。
(↓は、三線教室について紹介した記事のURLである。私には収益は入らないが、興味のある方は是非)

地域の子どもたちに伝統や芸能を継承する三線教室 | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語

三線は、工工四という楽譜を使い奏でられる。18世紀頃に、当時の中国で使われていた工尺譜(漢字圏の楽譜の書き方)などを参考にした、漢字表記で書かれた譜面である。

私は、楽器を弾くことは出来るが、(オーケストラに所属してフルートを吹いたりしていた。クラシック曲がメインであった)歌うことが絶望的に下手なのである。カラオケに行っても、マラカスを振ったり、手拍子を叩く側である。好きな音楽を好きなように聴いていて、最近では、Vaundyや、スピッツなどをリピートしている。Vaundyの新曲『タイムパラドックス』は、卒業前に聴いて泣いた。もっとあんなことしたかったな、本をたくさん読みたかったな、話したかった人がたくさんいるなと後悔の波が押し寄せたのだった。(私は、ゼミの先生に会うために入学したようなものなのに、全然話せなかった。何のために来たのか…自分の口下手を直さなきゃならんと思ったのだった)

私のオタクの始まりであるアニメ作品は、『涼宮ハルヒの憂鬱』である。「ハレ晴れユカイ」や、「God knows...」などの曲は、今でも好きでよく聴いている。エンドレスエイトを初めて観た時は、「ディスクデッキが壊れたのかしら」と思い、何度もDVDを出し入れしたり、巻き戻し早送りをしたのだった。大学で、ポップカルチャー論という講義があるが、その際に先生が詳しく解説している。何度も取り直して、作画も書き直しているらしい。

これまでのエッセイは、過去の出来事の振り返りをメインに書いていた。今、取り組んでいることを少しだけ紹介したい。
4月から、幼児について知りたいという気持ちが芽生え、日本女子大の通信課程(児童学科)に入っている。東京のキャンパスに通うことで、認定絵本士の資格も取ることもできる。
人間の初期について知り、人を育てることや発達についての知識を入れることは、これから生きていく上で役立つだろう。(公務員試験を受け、学校図書館司書を目指すのが安泰の道であるが、採用年齢の上限も引き上げられたし、もう少し試してからでもいいのではないかと思ったのだった。甘いだろうか)
あとは、体系的なレポートの書き方を叩き込み、スケジュール管理をできるようになりたいという意気込みでもある。自信がついたら、院進も視野に入れたい。見当が甘すぎるだろうか。自分の将来については、どうもいい加減になってしまう。

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