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  • エッセイまとめ

    私が書いたエッセイをまとめています。

最近の記事

あの世とこの世(日記)

日記(2024.8.18) ウークイの日に、ビーレビの初めてのツイキャス配信をした。 初めてだから、手間取ってしまった。親戚から逃れるようにして入った部屋は、通信環境が悪く、しりゅうさんはコラボしては落ちる。結局、私は1人で配信をした。自作の詩としりゅうさんの詩を朗読して、私が解説し感想を言う。そんな感じで粛々と進むかと思っていたが、箱を開けば姪っ子がキャーと遊び倒していたり、親戚が途中でお邪魔したり、予定外の事態が起きていながらの配信であった。初めてのビーレビ配信が親戚フラ

    • 灯台が遠くの まちを照らす そこには夫婦が そこには親子が そこには老人が そこには不良が 夜の宴をあげている 割れた瓶の破片を踏んで 血に濡れた足を あなたが舐める 1滴残さず すりガラスごしに まちを見る 正方形に規則正しく並んだ景色のひとつに 私は足を運ぶ青の箱 積み上げて まちをつくる ◾︎□███□◾︎◾︎□

      • 日記

         思い立って、友人が住んでいる大阪へ遊びに行った。小中高、共に過ごすことの多かった友人で、お互いが心の中で「似た者同士」だと思っている。本人に聞いたことはないが、多分そうである。なぜ、大阪へ行こうと決心したのか。それは、私のあまりにも自堕落に生きている生活に無理矢理にでも刺激を与えなければいけない、と謎の焦燥感に襲われたからだ。勿論、久しく会っていない友人の様子が気になることも含め、重い腰を上げたのである。  大阪府、豊中市の空気はひんやりとして心地よい。小雨が降っているが

        • エッセイ㉔

          橋本病について 大学3年生になり、橋本病を発症した。 大学病院に行き、採血した結果、医者でも初めて見るぐらい低い数値とのことだった。「なんで歩いてきているの?運ばれてきてないのが不思議なくらい」と診察室に入るなり言われた。 橋本病の症状として、長い時間かけてゆっくりと症状が進むため、診察を受けたときも体がその状態をデフォルトだと思い込んでいた。 ただ、思い返すと、平衡感覚がなかったなとか、心臓の鼓動がものすごくゆっくりになって胸が苦しい感じがしていたなとか、橋本病特有の目

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        • エッセイまとめ
          17本

        記事

          エッセイ㉓

          大学時代のお話 大学時代の講義はどれも面白く、オンライン授業のときは、講義に加え、関連する論文や本を読んだりと、毎日がインプットする日々であった。(論文を執筆するための基本などは勉強不足だが) 私は、毎講義を受けながら、空いた日に、文芸誌『煉瓦』の方々に沖縄県内での展示会や、山、海に連れて行ってもらった。 今でも、展示会があると足を運んだり、ギャラリーに行ったりと交流を続けてくださっている。 元々、外に出るようなタイプではなく、出不精のため、沖縄北部の『比地大滝』に行った

          エッセイ㉓

          エッセイ㉒

          創作について 私の文字書きスタイルについて紹介したい。 文章として、詩や小説、エッセイで自己表現することが増えてきた。 詩の定義やスタイルなどは、まだまだ勉強中なのだが、私は、書き始めたら後は、言葉がどんどん繋がっていく感じである。あまり時間をかけずに書き切るため、詰まらなければ1時間~3時間で完成する。長い詩となると、日を分けて書くため、もう少し時間を要するが、1000字以内だと数時間あれば作品と呼べるものが出来上がる。 私が、詩を書くときに意識していることは、「あらゆ

          エッセイ㉒

          エッセイ㉑

          好きな映画について 映画マニアというほど、観たことは無いが好きな映画について少し紹介したい。(今週の日曜日に高校の友人達と「デデデデ」を観に行く。楽しみである) 私は、岩井俊二監督の「リリィシュシュのすべて」が好きなのである。市原隼人主演、蒼井優など今では名だたる俳優たちが出演している。あどけなさの残る彼らの演技と、儚い画面作りに目が惹かれる。 中学2年生の蓮見が、かつて親友であった星野からいじめを受ける。万引きを強要され、ものを壊されたりする。あるとき、蓮見は万引きに失

          エッセイ㉑

          エンドレスナイン

          あの子は、異能力者らしいよ 何もかも思い通りになるんだって 例えば、机が密集したこの教室も 青苔がこびり付いた空っぽのプールも 父親が暴れて金網が歪んだ扇風機も ページがちぎれた本も この世界も あの子が、願えば滅びてしまう 流星群が煌々としてあった 願い事は長すぎて言えなかった 犬の鳴き声は網の中から 絶え間なく 1つの箱を出ても また別の箱があるだけで 酸素濃度の警告音を聞く 使ったものは元の場所にもどしましょう 電気はこまめに消しましょう 私語は慎みましょう 不審者

          エンドレスナイン

          エッセイ⑳

          アートセラピーについて 児童学科の通信課程でのレポート執筆のために、参考文献を読む生活をしている。 今は、表現アートセラピーという科目に取り組んでいる。 アートというのは自己を表現するための手段であるにも関わらず、いつしか、他人の評価や優劣をつけられ、劣等感を抱く者が多い。自分を表現すること、なぜそう思うかという思考を整理するためのひとつなのである。(エリノア・ウルマンは「アートとは自己と世界を発見し、その両者の関係を打ち立てる手段であり、内的世界と外的な世界が出会う地

          エッセイ⑳

          エッセイ⑲

          好きな本について 私は、雑多に本を読む。小説・専門書・啓発本・図鑑・絵本、内容も問わずになんでも読む。 小説だと、ミステリーものや青春ものなどが好きであるが、特にお気に入りな小説を少し紹介したい。 それは、小川洋子さんの『密やかな結晶』である。 この小説は高校生のときに読んで、大学入学課題の感想文でも少し取り上げた記憶がある。(この感想文は、手書きの原稿提出だったのだが、提出前の体育で利き手を脱臼し、思うように字が書けない状態で執筆したのは、また別の話) 密やかな結晶の

          エッセイ⑲

          『図書館の自由と検閲』リアルタイム感想②

          先日反応をくださった5番地さんの感想部分メモ バタイユ 『隣の家の少女』 『インターコース』 滑りやすい坂の議論 無菌化された図書館は学生や研究者にとって魅力的なのか、という点には非常に同意する。 「図書館のスペースの問題、予算の問題、運営上の問題もある」ということもうなずける。 なお、アメリカの中絶問題に関しては、テキサス州では、2021年9月に施行された中絶規制法は妊娠6週目以降の中絶を禁じている。 レイプや近親相姦もあてはまる。 また、2022年に、10歳の女の子が性

          『図書館の自由と検閲』リアルタイム感想②

          エッセイ⑱

          漢字について もともとは、版権作品の過激なBL絵ばかり描いていた人間である。 百合やBLといった作品は、同性愛を売りにしているという批判があるのかもしれないが。 (文字媒体の物語作品は、現代でも古においても、性欲の塊に溢れていると思うのだが) 特に、私は、漢字が好きで文字を読んでいた。 このことを話して、「私も同じ!」という人に出会ったことはないのだが、「漢字」に性的興奮を覚えるのである。漢字検定の勉強で、部首や成り立ちなどを一つ一つ覚える勉強をしたのだが、それをしてい

          エッセイ⑱

          好きなゲーム紹介

          ゲームについて (ただ好きなゲームを語っているだけです) 私の父は、ゲームが好きである。 怖い顔をしているが、家ではずっとゲームをしている。それは、私が小さい頃からも変わらず、更に言えばお腹にいるときからも変わらない。夜中まで、PS2でFFをやっていたのを母親は、半ば呆れて見ていたらしい。 私は、FFXのBGMを胎教に生まれた人間である。 私の父は、PSのRPG、アクション作品を淡々とプレイする。クリアするのがとても早く、3周ぐらいして強くてニューゲーム状態になり、無敵状

          好きなゲーム紹介

          エッセイ⑰

          性格について 私は、自分で自分を追い込むタイプである。 自分が苦しい選択(トラウマや困難が予想されること)をして、そこからどれだけ這い上がれるかを課す癖がある。 それは、今までの人生経験から来る自己肯定感の低さなんだろうなと我ながらに分析している。 幸せ(過不足ない平穏な状態)が怖いのだ。何にも疑問を持たず、満足するということは良いのだろうが、飼い慣らされている感覚があり怖い。 幸せな状態は一瞬で、いつか壊れてしまう。それならば、不幸せだと思って、思い返したときにあれは幸せ

          エッセイ⑰

          『図書館の自由と検閲』AJアンダーソン著のリアルタイム感想

          序 ラルフ・パートン・ペリーの言葉、なるほどと思う。思想の表現、理解ができないと選択肢が見えなくなるということか。 悩める図書館員ってよく聞く表現だよね。自由は制限の内にある。自由に限界があるならば、どこがそれにあたるのか? 図書館員は小心な人間らしい。私、働き始めて2ヶ月目で上司が始末書を書くことになった。多分、小心とかではなさそう。 財政援助は打ち切られる、仕事が危険にさらされ、奪い取られる、図書館サービスも妨げられるという事態が起きるかもしれないのである。とある

          『図書館の自由と検閲』AJアンダーソン著のリアルタイム感想

          エッセイ⑯

          写真について 高校3年生のとき、写真の全国高文連に参加した。(絵画では九州高文連で参加した) 県内から4人が代表に選ばれ、引率の先生と共に会場である佐賀へ向かった。 他の3人は、それぞれ別の高校からで、校内のスタジオでモデル撮影をしているという子から、撮影歴はそこまでないという子まで様々であった。 私も、ポートレートを中心に撮影していたが、高いレンズを買うことはできず、最初に買ったときについてくるレンズキットで済ませていた。(それで十分な性能が備わっているのである) イベ

          エッセイ⑯