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脳内将棋盤を作るのにオススメの棋書
こんにちは。とまとです。以前、脳内将棋盤の作り方という記事を書きましたが、それの補足記事です。
棋譜の暗記とか既に出来てる方はこの記事は必要ないです。脳内将棋盤を作りたいけど棋譜を1局暗記するのはまだ難しいといった方へのオススメ棋書です。
中原誠十六世名人監修の、「どんどん力がつく こども将棋 強くなる指し方入門」です。え、いまさら入門書?と思われましたよね。これがなかなか素晴らしい棋書なんです。中古で良いですよ。中古で1円で売ってますね笑
入門書って書いてますが、実は入門書のレベルよりは少し難しいです。実は同じ中原先生監修の棋書で、「どんどん強くなる やさしいこども将棋入門」ってのもあるんですよ。そっちが完全に入門書という扱いで、「どんどん力がつく...」の方は応用編なんですね。初段を目指す上級者の方が読まれても、勉強になる内容は多いと思います。将棋のコツを掴むのに良いかもしれません。まあ内容は良いんですよ。本編の部分は使わないので。
使うのは付録の部分になります。この本は最後の付録の所に、短い定跡の手順がいくつか載ってるんですね。これが脳内将棋盤を作る練習の素材としては素晴らしいです。手数もちょうど良いですし、戦型のセレクトもとても良いです。この付録の短い手順をひたすら暗記です。最初は盤に並べながら、覚えてきたら頭の中だけでひたすら動かす。これだけです。この付録の部分の中の手順をすべて頭の中で動かせるようになったら脳内将棋盤は半分完成です。棋譜暗記に挑戦してみてください。
脳内将棋盤を作る練習の素材で迷われてた方は是非この本で挑戦してみてください。先程書いた通り、本編の方もなかなか勉強になる事が多いので自信を持ってオススメ出来る棋書になります。