とまと22

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ココナラで将棋の指導をしております。将棋上達のための高速道路を敷きます。棋力を急上昇させるための正しい勉強法、技を伝授します。 [プロフィール] 将棋倶楽部24七段(最高八段) 将棋ウォーズ七段(最高八段) 将棋クエスト九段

最近の記事

角の可動域と金の位置の話

こんにちは。とまとです。今日はちょっとした雑談みたいな話ですが、意外と知らない人多いんじゃないかなと思います。 角という駒は、角交換しない限り動けるマスに限りがあります。分かりますかね?初期配置は先手なら8八、後手なら2二ですよね。その地点の符号の「算用数字と漢数字を足したときに偶数になる地点」にしか動けないんです。角交換をしない限り、1六とか8五とか「算用数字と漢数字を足して奇数になる地点」には動くことができないはずです。これが角という駒の特性です。 ほんでいつも言って

    • 将棋ウォーズと将棋の違い

      よく「奨励会を目指してるんですけどウォーズで何段あれば良いですか?」とか、「10秒六段あったら県代表目指せますか?」とか聞かれることが多いのですが、正直全く分かりません笑 純粋な棋力と将棋ウォーズの段級位って全く違うんですよね。将棋で1番差がつく部分って読みの部分なので、しっかり読む時間がない将棋ウォーズでは棋力が測れないのです。直感や反射神経の良さなどの棋力のほんの一部分しか測れてないんです。TOEICみたいな感じです。分かりますかね?例えば同じTOEIC700点でも、「帰

      • ウォーズ四段、五段の壁が越えられない方へ

        ウォーズ二段、三段くらいで伸び悩んでる方は多いのではないかと思います。ウォーズ四段、五段と二段、三段の差は何なのか。どこが1番差を感じるかというと、もちろん将棋は「読み」のゲームなので手を「読む力」の差はあるのですが、特に攻めを繋げる技術の差が1番大きいと感じます。生徒さんと話していて、「受けが弱いので受けが強くなりたい」という方はとても多いのですが、実は攻めの方に問題があるケースは意外と多いんじゃないかなと。もちろん受けは大事ですし、攻めダルマの棋風の人は受けを改善すれば伸

        • ウォーズ七段になるまでにしてきた勉強法

          こんにちは。とまとです。今回は私が将棋を始めてから将棋ウォーズ七段になるまでにしてきた勉強を一から公開いたします。とはいえ僕は将棋を始めたのが小学生の頃なので、大人になってから将棋を始めた方には参考にならないかもしれません。 そのため、もしも私が今将棋を始めたばかりの大人ならどんな勉強法、参考書ルートで進めていくかというのを最後の章に書いております。また、「ちょっと効率が悪かったな」「今ならこうやるな」という改善した参考書ルート、勉強法も書いていきます。大人と子供では適し

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          菅井松尾戦より

          叡王戦本戦の菅井松尾戦の感想。菅井先生すごい剛腕でしたね。菅井先生の受けが勉強になる将棋だったと思います。どの局面を採用しようか迷いましたが、今回のテーマは手の損得に敏感になろうです。 47手目の局面ですが、パッと見どうですか?違和感ありませんか?先手の手がすごく遅れてるように見えるんですよね。こういう時は数えてみます。初期配置からどれだけ動いてるでしょうか。 まず先手ですが、玉が2回、金が1回、銀がそれぞれ3回なので合わせて6回、歩が3回ですね。合わせて12手指してる計

          菅井松尾戦より

          ご挨拶

          はじめまして。とまと22と申します。ココナラというサイトで将棋の指導をしております。 将棋って独学では何をどう勉強すれば良いのか難しいですよね。正直、将棋の指導はその辺のプロよりも上手い自信があります。noteでは局面の捉え方、上達法などのんびりやっていこうと思います。