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3分で知る生殖コラム|精子&卵子&不妊治療などのサイエンス

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1日3分だけ精子や卵子など勉強するコラム。精子や卵子などの生殖分野のサイエンスに関して、1人の研究者側からの視点から、倫理観・知識を共有し、読者の感想や意見を聞いていけたらと思い…
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#卵子

【#10 サイエンスコラム】16人に1人が不妊治療で産まれてくる日本(後編)

どうも、RYUSEIです。 前回のコラム記事では、不妊治療の現状・成功率・費用や保険について書かせていただきました 今回は、仕事とのバランス、周囲の理解、法律や倫理、について書いていければと思います 1.前回の不妊治療の復習(少しだけ)・不妊とは、生殖年令の男女が妊娠を希望し、約1年以上避妊することなく性交渉を行っても、妊娠が成立しないこと ・主な方法は、「タイミング法」「顕微授精」「ホルモン注射での排卵誘起」の3つ ・2018年には、16人に1人が不妊治療で産まれ

【#9サイエンスコラム】16人に1人が不妊治療で生まれる日本

みなさんの近くに不妊治療をしている人、生まれた子供がどのくらいいるのだろうか? 不妊治療のイメージは、プラス?マイナス? 不妊の定義を周りに聞いた時、10人中答えられたのは0人でした 自分も調べるまで、違う認識をしていました 今日は、授業で取り上げられた日本における不妊治療の現状を調べてみました Topic💡:16人に1人が不妊治療で生まれてくる 1.不妊治療とは?不妊の定義は 生殖年令の男女が妊娠を希望し、ある一定期間避妊事すること無く性交渉をおこなっているの

【#8サイエンスコラム】代理出産ツーリズムとは?

精子と卵子の研究をしているRYUSEIです 今日は、海外に代理母出産を目的として渡航する”生殖ツーリズム・代理出産ツーリズム”という言葉が授業で出たので、代理母出産について調べてみました Topic💡:代理出産ツーリズム 1.代理出産とは? 子どもを望む女性がなんらかの理由で自らの子宮を使って妊娠・出産できない場合、夫と自分の受精卵を第三者の女性の子宮に移植し、出産を依頼すること。(*コトバンク参照) 代理出産はガンなどによって子宮を摘出したり膣欠損症といった生殖器の

【サイエンスコラム#4】なぜ、月経回数が300回以上も増えたのか?

朝からトランポリンを跳んでもう眠い(10:00)RYUSEIです 最近は、科学と社会学を共に考えることばっかりやってます 科学的事実の変化と、社会の変化の関係性はかなり存在する つまり、科学は社会のそばにある 今日はその一例を感じた記事をピックアップしてみた この記事を男性の自分が取り上げるのも違うかもしれないけど、男性だからこその勉強も含めて書こうと思う Topic💡:なぜ、月経回数が400回も増えているのか? 1.女性の月経(生理)の回数はどのくらい増えた?

【サイエンスコラム#2】卵子、年齢と共に減り続ける運命にある

Youtube的な動画を初めて撮影してみて、緊張のあまりTAKE40まで撮ってしまったRYUSEIです。時間は有限なため、こだわり主義から、脱却していきたいモノです。。 今日は、「卵子数が生まれた時に決まっている」お話しを1000文字します。 この内容は、性教育まで発展していくのでお楽しみください。 TOPIC:卵子数は、年齢と共に減り続ける運命にある ☛1.20歳で排卵する卵子=20年体内にあった卵子 Q1.女性の卵子が一番多い時は、いつごろかわかりますか? A