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「帰ってこなくていいです」とLINEが来た

もしもあの頃の自分だったらコロナ禍をどう過ごしていたか…と考える。

たとえば、少ないバイト代で不器用に日々を過ごしていた大学〜フリーター時代の私だったらコロナ禍をどう乗り越えただろう。バイトを解雇されたかもな。お金に困って実家に帰っていたかもな。コロナとかあまり気にせず、飲み屋に行ったり、旅行に行ったり遊び歩いていたかもしれない。咳が出ても熱が出ても、めんどうくさいからって病院に行かなかったかもしれない。今の私はすぐに病院に行くけれど、学生時代は咳くらいで病院に行ったりしなかった(熱は出したことがない)。

そんなことを書いていたら「そこまで馬鹿じゃないよ」…と20代の頃の自分が、今の自分に言った気がした。

不安なコロナ禍で、私を支えてくれる夫と子どもにありがとう。

母からLINEが来た。10月に「正月くらい帰ってこい」と言われ、昼食を近所のコンビニで買ってから出発する、SAPAはトイレ休憩のみ、帰省ついでに観光しないなど、安全な帰省の計画を立てていた。しかし今日になって「コロナが大変なことになっているから帰ってこなくていいです」と。正直、あまり出歩きたくないからほっとした。

初詣もやめておこう。でも、まだgotoイート食事券が1万6000円分残っているから、年末年始くらいは外食して楽したい。美味しいお寿司が食べたい。

実家には昨年の夏休みに帰省したきりで、もうずっと両親の顔を見ていない。トイプードルとヨークシャーテリアは私の顔を覚えているだろうか。次に帰省できるのは来年の春休みかな、それともお盆休みかな。再来年になったりして。