【斬新な発想!】手塚夫妻設計の『屋根の家』・『ふじようちえん』
私が専門学生の時に知って衝撃だった建物を紹介したいと思います。
それは、手塚貴晴さん・由比さん夫妻が設計した『屋根の家』と『ふじようちえん』です。
■屋根の家
2001年に竣工。
屋根の家はデッキでできていて屋根の上に、テーブルと椅子とキッチンとシャワーがついている家。
屋根へは8つある天窓の好きなところから梯子で上がる事ができます。
クライアントが屋根の上で過ごす事が好きと言う事をもとに作られました。
屋根でご飯や遊ぶ事ができるなんて、斬新!!
誰もが一度はやってみたいがつまった家です。
■ふじようちえん
『ふじようちえん』は2007年3月に竣工。
500人の子供のために作られた、外周183mの楕円形の幼稚園です。
ようちえんの空間は、どこを切り取っても子どもが育つ道具になっているそうです。
楕円形の屋根のは走り回り、あえてデコボコの原っぱのような園庭で体幹を育てる。
電気をつけるヒモやオープンな園長室、素足で遊べるロングビーチのような砂場、触れ合える動物たちなどと。
子どもが本来持っている“自ら育つ力”を引き出す環境を整えて作られています。
こんなに伸び伸びとした幼稚園って素敵。
屋根の上で遊ぶって、どこか屋根の家に通じるものがあります!
■まとめ
『屋根の家』も『ふじようちえん』も自由な発想と、使い手のニーズに沿って作られています。
私も人のお役に立ちつつ、自由な発想で仕事をしたいな。