宮城県栗原市のアウトドアショップ、ourthing主催のイベント「ヤマノワ展」に行ってみた
当WEBマガジンでも初期に取材をさせていただいた、宮城県栗原市にあるアウトドアショップourthingが主催となって2023年10月7日~10月8日の2日間、「ヤマノワ展」というイベントを開かれました。そのイベントの様子をレポートしていきます。
ヤマノワ展とは?
山岳写真家の平野篤 氏 とアウトドアブランド KANAME designs が宮城県でアウトドアイベントを行いたいとの想いから始まったイベントです。
そのイベントの舞台として白羽の矢が立ったのが、宮城県栗原市に居を構えるアウトドアショップ、ourthing(アワーシング)。
ちょうど同時期にアウトドアブランド、MOUNT DOOR からourthingでのポップアップイベントをしたいとの話を持ちかけられていたこともあって、ourthingが主催となり、ヤマノワ展という複合的なイベント形式で開催されることになったそう。
山好きの人に集まってもらってワイワイしたい!そして栗駒山登山の帰りにも、さらに山を感じていい思い出を作ってもらいたいという気持ちで準備を重ね、地域に根ざしたイベントになりました。
会場となったかいめんこや(kaimenkoya)
ヤマノワ展はourthingから100メートルほど離れた場所にある、かいめんこやというカフェの2階で行われました。2023年11月4日にリニューアルオープンするカフェが10月7日、10月8日の期間のみ特別営業を行っていたそう。カフェの外観も、内観もとても雰囲気がある良い場所でした!
出展者、出展内容について
今回「ヤマノワ展」に出展されていたアーティスト、ブランドの方々について写真を交えながらご紹介します。
Atsushi Hirano(@atsushi_mt.photo )
山岳写真家 平野 篤 氏の日本全国を周り撮影してきた写真の展示と販売がされていました。イベント前にインスタグラムの写真を拝見していましたが、実際にプリントアウトされ展示されたものは、また違った印象を受けました。画像で見るのもいいですが、個人的にはやはりプリントアウトした写真の質感が大好きです。しかも、写真も素敵!アウトドアイベントで写真展が行われているのは珍しいなと思いましたが、平野 篤 氏のお話を伺うと、写真を前にすると皆さんが、あの山に登った、あそこにいったという話をしだすのが、面白いところとおっしゃっていました。
La Pomme Farm( @lapommefarm )
青森県の名峰、岩木山の麓にある青森県藤崎町でアウトドア好きが営むLa Pomme Farm.。
「TRAIL APPLE(トレイルアップル)」という、山での行動食にもぴったりなドライフルーツや、りんごジュースを販売されていました。
個人的に気になったので「TRAIL APPLE」を購入して食べてみましたが、完全なドライタイプではなく、セミドライタイプ(半生)で、噛みごたえがあるのが特徴。乾燥させているので甘みがギュッと凝縮していて、飽きがこず、あっという間に完食してしまいました。
細かく刻んでヨーグルトに入れたり、紅茶に入れてアップルティーにしても良いそうです。気になった方はお試しあれ♪
KANAME designs( @kanamedesigns )
日々の遊びから感じる『あったらいいな』をシンプルな形で提案する会社。その名のとおり、設計され出力された製品はシンプルながらも日常に馴染むデザインのように感じました。
防水性のポーチが欲しかったのでYAMA Pouchを購入。これからの登山、トレイル歩きに使用するのが楽しみです。
MOUNTDOOR( @mount_door )
山や町やランにも使えるボーダーレスな物作りを行うMOUNTDOOR。クッカーケースからボトルホルダー、財布、バックパックまで展示がされていました。
MOUNTDOORさんの配色、デザインがビビッとくるものが多く、登山、トレイル用の防水性のミニ財布が無かったこともあり、Minimal Walletを購入させていただきました。
イベントの感想
まずはじめに。イベントに参加してよかったなと思いました。これまで出会ったことがなかった出展者の方々の製品に巡り合えることも、もちろん良かったのですが、「ヤマノワ展」が行われたのが、栗駒六日町通り商店街の中だったというのが特に個人的には良かった点でした。
商店街には近年オープンしたと思われるコーヒーショップや、書店があったり、昔ながらの大判焼きを販売しているお店が徒歩で行ける場所にまとまっていて、「ヤマノワ展」を楽しみながら、まち歩きも楽しめるなど、街から少し離れた会場で行うことが多い印象があるアウトドアイベントとはまた違った良さがありました。
次回以降の開催についてはまだ未定とのこと。しかし、実施したい方向性でもあるということなので、今後も期待して待ちたいと思います。
以上、「ヤマノワ展」のレポートでした!