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【革命のはじめ方】世界を支配するシステムから脱出せよ。

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世界を支配するシステムがあなたには見えていますか。支配システムは我々を肉体的にも精神的にも縛り付けている。思考も操られ、行動も操られ、もはや我々に自由意志は存在するのだろうか。多…
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#理不尽な哲学アート

革命のはじめ方【レッスン11】『アート(芸術)は自由の産物ではない。全てはシステムの産物である』

昨年のことになるがロートレック展に行った。写実主義から印象派が生まれる19世紀に今見てもおしゃれなポスターを作っているのは驚異的なことだ。だが私はここでアートというものを疑いたい。そもそもアートを鑑賞するのは素晴らしいことだし、どのような鑑賞の仕方をするのも自由だと思う。歴史的な観点から分析してもいいし、自分の感じるままに観ても結構だ。しかし、私は或る事実に気付いたのでそれを発表したい。こんなことは当たり前に知っている方もいるかもしれないが。 その展覧会ではロートレックだけで

革命のはじめ方【レッスン10】『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ著

いくら羽ばたこうが反抗しようが _俺たちは虫けら。 巨大な車輪の下敷きになって _自分が生物であったことすら否定されるぐらい __物質的にペチャンコにされ ___残骸すら誰も気づかぬうちに消えていく。 システムは俺たちを否定するために __環境を味方につけ ____時間すら味方につけ ______跡形もなく俺たちを消し去っていく。 __あの本、お前も読んだろ。 _この現実はヘルマン・ヘッセが『車輪の下』を書いたときから __なにも変わっちゃいない。 ___いや、もっとタチが

革命のはじめ方【レッスン9】『なぜ、人がいないと家は朽ち果てるのか?』

これは先述の『エリートほど改革中毒者』の記事で、私たちの周りを包んでいるシステムについて書いた。では、そもそも何故システムが発生するのだろうか。いやいや、それは我々人間が作っているんです、と言うかもしれないが、本当にそうなのだろうか。そんなことについて考えていきたい。 思考体において『事象のシステム化』は運命づけられているのではないだろうか。この意味がわかるでしょうか。もっと別の言い方をすると、思考という存在がシステムを生む。私の言葉の伝達力ではこれ以上うまく伝えられないの

革命のはじめ方【レッスン8】『エリートほど改革中毒者』

昨今の流行りは、改革、革新、変革、改良、改善、言い方は何でもいいが兎に角、皆が『改革』にとり憑かれている。努力して階段を昇っていくことを妄信し、その思考から一歩も別の道を探さない。つまり道を探すことはせず、ひたすら予め用意された道を進むことしかしない。思考停止と言わないまでも思考選択や自由思考はそこには無い。 改革という行為は良いイメージなので、なおさらタチが悪い。「良いことを進めて何が悪いんだ。文句あんのか」ってことになる。改革に対して、それ以上先には思考停止してしまう。『