浦沢直樹の悪役
浦沢直樹さんの作品はそんなに読めてない方かと思います。
そんな数少ない鑑賞歴での気づきですが、
最近、20世紀少年を映画で見返してて思いました。
浦沢直樹さんの作品にでてくる悪役って、
誰しももってる学生の頃の心の暗い部分を、
そのまま悪役の動機に持ってくるから、
突拍子もないイベントが起きても心の動きは読者に届きますよね。
なんなら、悪役の起こすイベントの大きさが大きければ大きいほど、
その心の暗さが深く感じられるので、
そのイベントの突拍子もなさと、心の暗さが比例していきますね。
小さいころはなんとなしに見てましたけど、
映画や漫画って、
どれだけ魅力的な悪役がでてくるかってところ大きいなって最近よく思います。
まだ、パイナップルARMYにまったく手をつけてないので、
かなり楽しみにしています。