HISのツアーじゃ絶対できない凶悪ヨーロッパツアー作ってみた
自信を持って言える。
これは、絶対HISじゃ商品化できない。
どうも、とかげ大臣です。
私は今、ヨーロッパ旅行の計画中です。
旅行する時より計画の方が楽しいって本当ですね。
熱中しちゃって夜も10時間しか寝れません。
今回は友人の結婚式がルクセンブルクで開かれますからね。いかに円安が進もうとも、行くしかないんですよ。ということで、普段財布の紐が固結びで4回くらい縛られてるくらいケチな私も決意しました。もう、こうなったら自分がやりたい事を全部やってやる。いくらでも払ってやると。
そうと決まったら、ありきたりな観光地を巡って結婚式にも参加するみたいなツアーは面白くありません。大学で歴史学まで学んでしまったこの地理兼歴史オタクとして最高の(そして他人からすれば最凶の)計画を作ってみようじゃありませんか!同志諸君。
是非、これからヨーロッパに行きたい人がいたら、
こちらをご紹介させてください(^q^)
これが俺の理想のヨーロッパツアーだ
評判凶悪の飛行機に乗ってみたい
ヨーロッパによく旅行に行く人がいるならわかってくれると思うんですが、中国の航空会社って激安すぎません?
ヨーロッパの航空会社が18-20万円くらいかかる時に12万円位でヨーロッパに行けるチケットが色々あるんです。おじさん、昔話が好きなのでいいますが、コロナ前なんて往復5-6万のチケットもありましたからね。もはや狂気的な安さですよね。
マジで「だったら、この飛行機に乗ったらめっちゃ予算を減らせるじゃん!」とウキウキしていました。
しかし…ここ、というか実名出します。この「中国東方航空」は実に評判が悪いんです。
パッと見ただけで最凶航空会社とか呼ばれてます。本当に大丈夫かよ。
presbr中国東方航空に実際に乗った経験を基にした評価と安全性について【2024年3月最新版】 - ポイ活アタック
そしてこの記事に出会いました。衝撃。
飛行機堕ちてるじゃん!大丈夫なのかよ!
って、思いますよね。普通に考えたら旅行後の予定がある大人が乗る航空会社には見えません。
でも、乗りたいんです。
やばい航空会社に乗る経験なんて年を取ったらどんどん減っていきます。保守化して安全を求めるようななった未来の自分が、「そうだ、中国東方航空に乗るか!」なんてなるわけないじゃないですか!
だから私はこの飛行機に今回乗ることにしました。
それでとんでもないトラブルに巻き込まれるのか、なんでもないまますんなり終わるのか、その結末を知りたいのです。
ちなみに安さを追い求めた結果、到着地はローマで出発地はフランクフルトになりました。その間の距離合計1700km。遠すぎぃ!
ミラノの知り合いの家の子供にポケモンカード渡したい
初っ端から私の狂気を解放してしまいました。すいません。
自分を自分で擁護させてもらうのですが、とかげ君は本当はいい子なんです。
実際、知り合いの子供にポケモンカードを持っていきたいと思ってます。ね?優しいでしょう?子供好きなんですよ。ヒトラーも子供好きだったぞとか言わないでくださいね
それに、私はこのイベントに運命を感じてるんですよ。
だってまるで彼は子供の頃初めて両親の友人であるスペイン人に出会った時のわたしのような気がするからです。
彼は私が学生時代にホームステイしていたイタリア人の夫婦の子供です。私が居候だった時はまだお腹の中でしたので、私が日本に戻った後に生まれた子です。
その夫婦は実にいい人達でした。普段ホームステイなんてやってないらしいのですが、私と気が合ったのか特別に滞在させてくれてたんです。
しかも赤の他人なのに、ドイツからイタリアに戻る電車の切符をなくした時、「金は建て替えてやるから帰ってこい」なんて言って助けてくれたりと本当に良くしてくれました。
そして、その善良な夫妻がですよ?ずっと私の話を子供にしていたって言うんです。そして息子くんもいつか会いたいといつも言ってると奥さんから聞きました。それで思い出したんです、昔の自分を。
私も彼くらいの頃、両親の友人だったスペイン人の友人に出会いました。彼に遊んでもらってもっとヨーロッパを知りたいと思ったのです。その日から30年、今私はスペイン語を話して、南米人の妻と暮らしています。
ある意味彼がこの私の人生の起点だったとも言えるわけです。
じゃあ今度は私の方です。彼があの時の私みたいな経験をしてくれればいいなぁと思っているのです。
あぁちなみに彼がポケモンカードを欲しいとは言ってません。
ただ私がポケモンカードをあげたいからあげるのです。なんか無性に人にポケモンカードをあげたい気分なのです。
スイスにあるイタリアの飛び地に行ってカジノで遊びたい
ということで、ポケモンカードを渡す、ポケモンおじさんになった後は、ハートフルな活動を終えたのでまた狂気に身を任せたいですね。
ということで次なる目的地はスイス...と見せかけてイタリアです。
スイスの中にあるイタリア唯一の飛び地に行ってみたいのです。
ちょっとスイスについて詳しい方なら、この国では公用語が4つもあるということをご存知でしょう。地域によって喋る言語が異なり、南の地域ではイタリア語が話されます。そして、その地域の中にポツンとイタリアの飛び地があるのです。
わかりますか?スイスの国内になんか四角い空間があるんでしょう?これが、カンピオーネディターリアです。
現地にある公営カジノはあるYoutuberに「まるでスイスに中指を突きつけているようだ」と言われていました。いや、確かにそう言われたらそうとしか思えない。
なぜこんなところに飛地があるのか。そしてそこではどんな暮らしをしているのか是非知りたいです。
第一次世界大戦で生まれた死の土地を散策したい
ということでマニアックなイタリアの飛地を散策したら今度は北上してフランスまで行きましょう。目指すはベルダンです。
ここはあのオシャレな国おフランスの闇の部分です。なんと100年前に起こった第一次世界大戦の戦いで打ち込まれた砲弾があまりにも多く、不発弾だらけ&土壌汚染されてしまったという場所なのです。
今でも土地には大量の砲弾が残っており、これまで整備道路以外を歩いた300人がこの100年で死んでいるとか。年に3人ってヤバくないですか?
みんなフランスは豊かなおしゃれ国だと思ってますがしっかりあの国もやることやってるってわけですね。ということで、激戦地ベルダン、ぜひ散策したいと思っています。
ちなみに個別にいかにエグい戦いだったかよく知りたい人は下の私の記事をどうぞ。
ルクセンブルクで結婚式に参加したい
ということでフィナーレです!
酷い航空会社、ポケモンカード、カジノそして戦場を乗り越えた先に栄光のフィナーレが待っています。
即ち友人の結婚式です。
外国で結婚式あげるってのも珍しいですが、そもそも外国人の友達がやる結婚式ですからね。そりゃ珍しいです。
しかも会場はルクセンブルク。なかなかできるものではありません。ということで、ここでしっかり地元の結婚式を体験したいと思います。
で、結婚式なのでなんか蝶ネクタイ着けたい。なんなら地元の人ばかりだから目立ちたい。日の丸の蝶ネクタイ着けたい。
あとサスペンダー着けて式に参加したい。サスペンダーが本当の正装だから。なんというか20世紀初頭の有閑階級みたいな格好をしたいんですよ。わかります?
まぁこの帽子は少し労働者階級なのであれですが…
ツアーってやっぱ自分で作ると楽しいね
いやー今回金に糸目つけずツアーを作りましたが、本当に楽しいですね!やっぱりツアーって自分で調べて自分で作ると本当に記憶に残りますし、誰もやってない経験ができると思いました。
ということで、次回以降それぞれの要素を達成するためにリサーチと準備を続けるつもりなのですが、これも記事にしていこうと思います。
興味があればそちらもぜひ見てくださいね!それでは!!