蔵前をやたら歩き回る
定期的に訪れる蔵前界隈。いつもは気ままに歩くせいか、その時により目につくところが違う。今回はある程度予習して歩き回ってみた。
回った順にざっと紹介
実は東京駅からずっとウォーキングしながら蔵前に到着。まずは、ユニークな雑貨を集めたKONCENT Kuramaeへ。出産祝いにも喜ばれそうなアイデア雑貨もあり、プレゼント探しにおすすめ。近々移転するという告知も貼ってあったため、来店の際には必ず確認を。
優雅な男前革製品が揃うエムピウ。さりげなく味のあるデザインを好むオシャレ男子に人気のよう。女性でもちょっとメンズものを楽しみたい時にいかが?
予習していない店も発見。路地裏に佇む武骨でセンスのよい雑貨店蔵前れとろま。店頭ではお買い得商品がお出迎え。ブリキ製品が欲しかったら必ず来たくなりそう。
帽子専門店Circle。性別問わずカッコよく着こなせるオリジナルの帽子が入手できる。熟練の職人によるアイテムを気軽に買えるのは蔵前ならでは。
ずっと前から来たかったアンビカショップ。インド食材が豊富に揃う。大久保にある雑多な感じの専門店もいいが、こちらは清潔感たっぷり。知らないバスマティライスがあった。リピートしたい。
インスタなどでやたら流れてくる菓子屋 シノノメと喫茶 半月。その画像の撮影のされ方からして、普通の雰囲気ではないのだろうなと思っていた。実際期待を裏切らない徹底したイメージ戦略。当然のように高品質の味。スキがなさ過ぎてこわいけど、スタッフはどことなくフレンドリーでよい。それも人気の秘密だろう。
大通りから一本入ったところにあるナカムラ ティー ライフ ストア。京都にでも来たような外観と店内。試飲もさせてくれるので、じっくり選べるのがうれしい。蔵前にふさわしくフォトジェニックな店。
ここも一度来たいと思っていた店Coffee Wrights 蔵前。ただ、外からわかるほどお客さんでいっぱい。また今度。
ここは本当に知らなかったんだが、なんか既視感を抱くなあと思ったら、菓子屋 シノノメの系列店。茶室 小雨という、またジワジワと来る店名だ。休日とか混んでるのだろうなー
茶室 小雨の並びにも気になる看板。Re-Boneという皮革製品のお店でセール中だった。
ネットで予習していた時、よく店名を目にしたSUNNY CLOUDY RAINY。どんな天気の日でも気持ちよく過ごすために作られたアパレルや雑貨が販売されているよう。次回の蔵前歩きでは入りたい。
入らなかったが、とても気になるお店。入ってしまったら時間を忘れそう。ここもまた今度ね。店名はproto。公式サイトを見てみたが、とても好みだ。
クラフトビールだけでなく、コーヒーを角打ちで飲めるというありそうでない酒屋さんが運営するカクウチ カフェ フタバ。店前の通りが広いので、外で飲みたい。お腹が空いている時にリベンジ。
通りすがりに見つけた看板。店を確認にしに行けなかったが、いい店だというにおいがプンプンする。店名はRAUL GANERAL STORE。良質の古着と雑貨をセレクトしたお店だそう。
どうしてもこういう手書き黒板の看板に惹かれる。そして、路上の紙がいいではないか。ベーカリーカフェのチガヤという。
蔵前散歩関係の記事によく登場するSyuRo。倉庫を改造した店内は、アート作品とセレクト雑貨がゆったりとディスプレイ。蔵前のイメージをここの店だけで表現していると言っても過言ではない。
カキモリ系のインク専門店インクスタンド。量り売りをしている方の店舗の眺め。インク好きでなくてもディスプレイに惹かれてしまう。門外漢を惹きつけるのが上手だなあ。
店構えからしてやはりクラフト製品のお店なのかなあと思ったら、らーめん改というラーメン屋さん。人気店らしく、行列の仕方を書いた看板も設置してあった。
同じのビル4Fにとても気になっている書店がある。木金の夜、土日の日中に営業しているらしいが、この日はまだ営業していなかった。他を回ってから再度訪問することに。
蔵前が注目された頃からあるのではないだろうか。とあるイベントで焼き菓子を買ったことがあるが、とても旨かった。レザーグッズと焼き菓子などが楽しめるお店CAMERA。
通りの向こうにふと目をやったら、正統派の洋菓子店が。patisserie FOBSというお店。並びも気になる。
インスタで流れてきて知ったLUCENT COFFEEはホテルに併設されたカフェ。浅煎りコーヒー豆を使ったハンドドリップコーヒーを中心に、サンドイッチなどフード類もバランスよく充実。シンプルで洗練された空間。次に来た時は絶対入ろう。特に朝食として。
街の歴史的経緯から工芸品の店が多い蔵前だが、個人的には書店にも注目したい。Readin'Writin'はオーナーがセレクトした奥深い本が幅広く揃ったお店。ヒットラーやナチス系のものがレジ前にさりげなく陳列しており、思わず唸ってしまいそうに。短歌イベントも気になる。
老舗も忘れてはいけない。店名でもある看板商品レモンパイは売り切れだったけど、店周辺がレモンの香りで包まれていた。ここも次に来た時は買って帰らないと。
菓子屋シノノメや喫茶半月などアーティスティックなお店と同系列のFROM AFAR。カフェにフラワーショップが併設されている。スケジュールの関係で外から見学するだけ。平日なのになかなか混んでいた。
次の目的地へ向かう途中、急に現れたキャラクターオブジェ。何かと思ったらバンダイじゃん。
おもちゃ箱がひっくり返ったみたいに楽しい店内のチェドックはチェコの絵本と雑貨のお店。カラフルで独特なデザインのチェコものは、雑貨好きなら見逃せない。
ブレてしまい残念だが、記録のため掲載。都内にありそうであまりないフィッシュ&チップス専門店カネジン フィッシュ&チップス。水回りアイテムなどを扱う会社のショールームの1Fにある。お腹が空いてたら絶対入った。ここも宿題。
さて、今度はオープンしてるようだ。こぢんまりとしながら個性的なラインナップを強かに主張するH.A.Bookstore。4Fまで階段で上がるのだが、上がるたびに照明がつくという楽しい仕掛け?も。店外にデッドストックの新刊書籍が陳列。お得な価格で買えるこだわりのタイトルが揃っているので宝物探しのよう。店内は新刊本とZINEが程よくミックス。こちらはこちらで違う宝物探し気分にひたれる。常に誰かが買いに来ている人気店のひとつ。
思い出に残る戦利品ばかり
喫茶 半月で飲んだロングブラック。オーストラリアやニュージーランドのイメージとは無関係のお店だが、わざわざロングブラックを置いているというので来たかったのだ。単独でも焼き菓子と一緒でも旨味たっぷり後味すっきりを楽しめる。
菓子屋シノノメでは、ココナッツマカロンなるアイテムを購入。アンティークのように大切に陳列された中から選ぶのは困難を極めた。歯ごたえがすごいのにココナッツの風味がガツンと来る。サイズもいい塩梅。
開封してしまったあとで申し訳ない。パッケージまでオシャレなナカムラ ティー ライフ ストアの茎茶。さっぱりしているのに香り高いので、一気に飲み過ぎてしまいそう。おにぎりでも和菓子でも合う。
積み上げてあったので買ってしまったアンビカショップのインスタント食品。ビリヤニとは違うようだが、お味やいかに?
さて、蔵前ならではの個性的な書店で買ったものを紹介。Readin'Writin'では、阿川佐和子氏のグルメコラム集を。オリジナルのしおりもステキ。
小さいながら底力を感じたH.A.Bookstore。全国各地の名品が買える日本百貨店の本を入手。店外のデッドストックコーナーで発見した貴重な一冊だ。できるなら全部買って行きたい気分だったが、蔵前自体を訪れる楽しみがなくなるのでグッと我慢。
雑貨屋でも本を買ってしまう。チェドックでは、オーナー著の本を購入。めくっているだけでも楽しくなる大人用絵本。
カオスさとクールさが混在する蔵前。さらに定期的に通いたくなる要素が満載だった。
執筆しているそばからまた行きたくてウズウズ。世情を鑑みる状況から早く脱したいものだ。