見出し画像

仕事が推し活!販売から広報までを経験し「好き」を伝えるプロになったYさんのこれまで【#教えて東京ばな奈の社員さん 第3回(後編)】

お菓子に関わった社内の人間に話を聞き、「東京ばな奈ワールド」のお菓子を知っていく社員紹介シリーズ

~教えて!東京ばな奈の社員さん~

今回の内容は、販売、広報を経験し、仕事を通じて社内の美味しいお菓子の魅力を伝え続ける広報担当社員Yさんのインタビュー記事(後編)です!
【前編はこちら

販売も経験した羽田空港限定「東京ばな奈くまッス。」と記念写真

ーー入社後の販売部への配属以降4年程、新店オープンから育成まで幅広く経験を積まれてきたYさんですが、広報関係の現在の部署へはどのような経緯で異動になったんですか?

これには少し特殊な経緯がありまして… 実は、広報への異動は社内の方の推薦のような形で決まりました。私は販売がとても好きでやりがいも感じていたところだったので、今回の異動については自分からは全く希望していなかったんです。 その上、はじめに異動先として話が上がっていたのは企画開発部門だったんですよね(笑) 

ーーあら、そうだったんですね!

過去、社内の新商品提案コンペが開催されたときに私が出した企画書の内容を販売部の方が覚えていてくださり、商品企画の部署へと推薦してくださったそうなんですが… 広報の方がぴったりだという声もあって、最終的に広報に異動、と決まったみたいです。
販売部時代に社内の様々な方と知り合っていたので、たくさんの方が私のパーソナリティを知ってくださっていて、それを踏まえて広報に推してくださったみたいです。

ーーそんな経緯があったんですね!そう思うと、Yさんのこれまでが全て詰まった配属決定だったんですね。 

色々繋がっていると思います。販売の経験だけでなく、それこそ大学時代の経験も実際勤務してみても活きていると思います!

企画書を書いたのはTOKYOチューリップローズ。羽田空港では生菓子も販売していたそう

 ーー大学生の頃はどんな事に力を注いでいたんですか?

課外活動として、学園祭のイベント運営に力を入れていた大学生活でした。あるアーティストを学園祭に呼んで、その所属事務所との交渉や宣伝といった作業を1人で進行したりもしていました。所属していたのは演劇学科だったので、直接今の仕事に役立つ知識やお菓子の勉強をしていた訳ではないのですが、実はメディアとの調整などはその時に経験があったんです。
自分から繋がりを作っていって企画を進行していくのは好きですし、今でも「イベント制作のお手伝いとかまたどこかでできたらな」と少し思っていたところだったので…

ーーだとすればまさに、今の広報業務は合ってますね!

そうなんです!校正業務やプレスリリースの作成など、細かく手元で完結する作業も多いですが、メディア向けの内覧会の実施などにはイベントの制作、進行管理のような要素もありますからね。

画像は【東京ばな奈s】オープン時の内覧会の様子。メディア対応やフォトスポットの設営も

ーー今、リリースや内覧会といった言葉が出ましたが、広報のお仕事って日頃はどんなことをされているんですか?

まず簡単にお話しすると、広報は会社(以下、グレープストーン)が生み出したお菓子やブランドの価値を世の中に魅力的に伝える仕事です。そのための手段として、内覧会を開いて情報を直接メディアに届ける場を設けたり、プレスリリースを書いたり、それらを活かしてメディアの露出を獲得したり、あとは、校正を行いこれから世に出る情報を綺麗に整えたりもしています。

ーー校正もあるんですね。

商品のチラシやカタログの文字確認から、雑誌取材やテレビ番組の台本、Webメディアの記事といった露出情報の確認まで様々ありますね。価格や商品名などの基本情報のチェックも行いますが、広報における校正は、より魅力的に情報を伝えるための見せ方を検討することが目的です。取り上げてくださった媒体に応じて、写真やキャッチコピーなど「この情報が最も魅力的に映るのはどんな言葉、画像だろう」と常に考え、提案しています。

ーー広報って、メディアへの露出が多い印象でした!
たしかに、広報と聞くとメディア対応などの華やかな仕事をまず思い浮かべる方が多いかもしれませんが、業務のベースには校正やリリースの作成があるので… ひたすら文字と向かい合うような地味な作業がお仕事の基盤です(笑)

ただ、日々の校正業務やリリース作成で各ブランドの情報に触れる度に、それぞれのお菓子の知識を得ることができますし、最終的にはその知識を持ってメディアの方と対面でコミュニケーションすることになるのでとても大事な作業だと感じます。

お友達に会社のケーキをプレゼントして、感想を取材に役立てたり

ーー文字と向き合うことから、人を相手にオフラインで説明することまで… 幅広い!3月に異動となって半年が経ちましたが、今最も時間をかけている業務は何になりますか?

今一番私が取り組む事の多い業務は、プレスリリースの作成ですね。使用しているリリース配信サービスの関係で、ひと月30記事までしか発報できないという決まりがあるのですが、グレープストーンは毎月その上限を超えそうでひやひやしてるくらいの発信量で… ブランドも多く、話題には事欠かないのでありがたいけど大変です(笑)

私は販売部に所属し店頭に立っていた時、「誰が書いてるんだろう」と思いながらもおすすめトークやお客様とのコミュニケーションの参考にリリースを見ていたので、それを今自分が書く側になっているのは不思議な感覚ですね。

羽田空港で店頭に立っていた時の制服姿

ーーそのプレスリリースって、どんな風に書き上げてらっしゃるんですか?

グレープストーンの広報は自分で社内の情報を集めて、リリースにまとめます。それこそ、新商品発売のリリースであれば、お菓子の開発担当者の方に1~2時間程ヒアリングしたりしながら、情報を集め自分で整理する必要があります。リサーチする段階は大変ではありますが、皆さん声をかければ優しく協力していただけるのでとても助かっています!

その分、それぞれの商品やブランドの打ち出し方や見せ方も自分で提案していけますし。
例えば最近だと、『東京ばな奈ぶにゃんこ』が発売するタイミングで、今季はじめて登場したセット商品のエコバッグセットがあるのですが、そのバッグに付属するチャームに愛着を持っていただけるように「名前を付けよう」と提案したりもしました!

可愛いぶにゃんこチャームがより愛らしく思えるお名前

ーー文字に向かい、社内に声をかけ忙しい… かと思えば外出もよくされていますし、広報は外部の方と関わる機会も各段に多い部署という印象があります

そうですね。お店への取材が入れば店舗の立ち合いをしてメディアの方へご挨拶に伺ったり、雑誌のインタビューを対面で行ったり、他には電話取材などもあるので社外の方とのやりとりをする機会はとても多いです。
私のようにまだ年次が浅い者であっても、それこそ30年以上愛され続ける『東京ばな奈』について詳細な説明を求められたり、会社や商品の代表として対応しなければいけないシーンも多いのでその度に背筋が伸びます。

ーーそれは大変…!想像しただけで緊張しちゃいます…

たしかに外部の方からの取材対応は、商品への愛を持って、かつ正しい知識をお伝え出来なければならないので大変な業務ではありますが、勉強にもなります。何よりも、羽田空港で様々なブランドのお菓子に触れてきたことが活きる瞬間でもあるのでとてもやりがいを感じます!

また、内覧会などでそれぞれのルートを持っている各メディアさんに対して魅力を伝えることで、自社からの発信とはまた異なる情報の広がりが生まれるので、社外の方に商品の魅力をお伝えできる機会はとても大切にしています。

2024年1月号の『dancyu』にも『東京ばな奈』掲載されています!
広報チームでしっかり準備して取材に臨んだ事例の一つ。
とても素敵な記事に仕上げていただいたのでぜひご覧いただきたいです!

ーー今回、Yさんのお話を聞いていて、広報のお仕事では店舗で対お客様へ行っていたことをそのままメディアに対して実践している、という印象を少し持ちました。

私もそんな気がしています!やっていることの本質は店舗の販売員時代とあまり変わらないですね。
店舗で販売をしていた頃は目の前のお客様との1対1のやり取りですし、今通りかかった方の心を掴むために一瞬で興味を持っていただくにはどうすればよいかと思案する毎日でした。広報になって、それは例えばたくさんのニュースが流れる中、たった1文で、それも顔が見えない相手の心を惹きリリースの情報をクリックしてもらうにはどうすればいいか、というような悩みに変わりましたが、どちらも伝え方を模索するという点では一緒だと感じます。

ーー出力先が変わっただけで、やっていることとしては感覚的には変わらないんですね
そうです!ただ、私はもともと自分の好きなものを発信することに興味があったので、売り場で自分の声の届く範囲に向かって呼び込みや接客をしていた所から比べると届く範囲が大きくなり、より多くの方に自分の言葉で伝えることができる部署になったことはとても大きな喜びです。

【東京ばな奈s】で販売も経験し、お気に入りの「米粉だよ!東京ばな奈もちふわ」と一緒に

ーーYさんは販売員として活躍されていた時から広報となった今まで、商品の魅力を伝え続ける日々を過ごしてらっしゃると思いますが、広報担当として自社の商品について説明する際欠かせないことはなんだと思いますか?

会社や商品への愛を持っていることはとても大事だと思います。広報は対外的にお話する機会も多いですし、たくさんの情報が溢れる中で、メディアの方にグレープストーンの商品を取り上げていただこうと思うと、お話した時に熱量が溢れるくらいの方が情報の露出に繋がりやすいような気がします。

私自身もプライベートで友人に自社のお菓子を贈ったり、お休みの日に軽井沢にあるお店(クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢 ※12/1(金)から4月下旬頃まで長期休業中)にシュークリームを食べに旅行に行ったり、仕事で関わる機会の無かったブランドやお菓子の知識をいつの間にかプライベートで楽しみながら補っていることもありますし。商品と会社への愛はたくさん持っていて不足はないと思います!

Yさんが大好きだと話す「森のシュークリーム」
「これまで食べたシュークリームの中で一番美味しかった」らしいです。

ーー本当にYさん、お菓子の話をし始めると止まらないですよね! 愛が強いのは伝わってます(笑) 最後に、今後どういう広報になりたいかなど、目標があればぜひ教えていただきたいです。

とても大きな目標としては、自分で仕事を取れるようになりたいと思っています。
今は校正などコツコツできる手元の業務を経験しつつ、突然依頼されるTV取材などにフレキシブルに対応しながら、日々自分が出来ることを最大限にこなす毎日です。

ただ、いつか「この人だから対応したい」「グレープストーンのYさんに相談すれば、おもしろいネタを提供してくれるんじゃないか」と思ってもらえる存在になりたいです。
そうなることで届けられる情報の質もより高くなって、もっと自社の商品の魅力を伝えられる機会に繋げやすくなるとも思うので、そんな存在になれたらと考えています。

ーーこちらから情報を提供して待つ、だけでなく、攻めていける広報ですね!とても素晴らしい目標だと思います!これからもYさんらしく頑張ってください!

自社のお菓子への熱い想いでいっぱいのYさん。
年末が近づくと広報への取材依頼もたくさん舞い込み、お忙しい時期ではあったのですがたくさんお話ししてくれました!
お時間いただきありがとうございました!

プライベートで楽しんだ軽井沢のお店ではしゃぐYさん

実は、この取材のタイミングでYさんが店舗の立ち上げにも関わったという【東京ばな奈s】のお話も伺っていたので、それを基にお店に見学も行ってきました!

日ごろ『東京ばな奈』に関わっている私も気が付いていなかった店頭のみどころポイントも、Yさんに教えていただいたことをきっかけに紹介しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

次の社員紹介もお楽しみに!

#新卒採用   #社員紹介 #東京ばな奈の社員さん
#社員インタビュー #仕事について話そう #仕事のポリシー #食品業界
#東京ばな奈 #広報 #接客 #採用