8ミリフィルムに写された記録をきっかけに、自分たちの生きる今を考える。「移動する中心|GAYA」特集!(「Artpoint Letter」2023年3月号より)
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道ゆく花々も咲きはじめ、もうすっかり春ですね。新たな門出を迎える方もそうでない方も、よき出会いが訪れますように。今年度最後のメールニュースでは、NPOのインタビュー記事や実施したプログラムの開催レポートをご紹介します。
「文化/アート」プロジェクトだからこそできるアーカイブ、その背景に潜む倫理—松本篤「移動する中心|GAYA」インタビュー
2019年から世田谷区で実施しているプロジェクト「移動する中心|GAYA(以下GAYA)」。一般家庭から集まった8ミリフィルムの活用と、その映像を起点とした人々の語りの場をひらいています。
松本さんが世話人を務めるAHA!は、手紙や写真、ホームムービーなど、誰の家にもある私的な記録に潜む価値を探り続けてきました。
現在、ケアなど幅広い分野からも注目されているGAYAの活動。しかし、松本さんはそうした状況だからこそ、大切にすべきものがあるのではないか、と問いかけます。
GAYAが掴み取ろうとしているものの正体とは何なのか、その「輪郭」に迫ります。
[note公開]「ポスト・ムービー・トレイル─昭和の8ミリを携えて街を歩く」(移動する中心|GAYA)
世田谷を中心に、暮らしや在宅医療の現場でリサーチに取り組む神野真実さんが、GAYAと協働し、まちの様々な人々とともに8ミリフィルムの映像を見た記録です。
[記事公開]「Artpoint Meeting #11 - 映像を映す、見る、話す-」レポート(東京アートポイント計画)
1/9に開催したArtpoint Meetingのレポートを公開。映像を用いたプロジェクトの取り組みを紹介し、どのようにコミュニケーションの場をひらいているかを話し合いました。
[note公開]展覧会「記録から表現をつくる」ができるまで|佐藤李青(東京アートポイント計画)
記録から表現をうみだすカロクリサイクルのワークショップ「記録から表現をつくる」が、展覧会となるまでを担当プログラムオフィサーがつづりました。
[note公開]「仲間や先輩と手を取り合って次を考える。」【ジムジム会2022 #05レポート】(Tokyo Art Research Lab)
今年度最後のジムジム会では、参加団体の事務局メンバーが、それぞれの課題や興味関心をもとに行ったヒアリングの内容を共有し、学び合いました。
【今月のおすすめコンテンツ】『Artpoint Reports 2022→2023』
今年も東京アートポイント計画のアニュアルブックを発行しました。
2022年度の社会の変化に応答した取り組みについて、ディレクターとプログラムオフィサーがこの一年を振り返りながら、ちょっと先の未来について語りました。
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