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東京西側放送局の「ちょっと言いたい」

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文学を中心に「作品」についての批評めいた喋り。
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記事一覧

第44回:賛否両論!? 芥川賞受賞作『彼岸花が咲く島』は“政治的”な作品なのか

『貝に続く場所にて』とのダブル受賞で芥川賞を獲得した『彼岸花が咲く島』。作者のTwitterで…

第43回:芥川賞受賞作『貝に続く場所にて』の魅力は何なのか

デビュー小説『貝に続く場所にて』が芥川賞を受賞。コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の…

第25回:記者・ライター・編集者が考察する『うっせえわ』の「歌詞」が示すもの

「ポップスは社会の写し鏡」といわれていたのは過去の時代……? Ado『うっせえわ』の歌詞解…

第22回:千葉雅也の短編小説『マジックミラー』が浮かび上がらせたもの

川端康成文学賞を受賞した千葉雅也氏の『マジックミラー』についての感想回。新作とあわせて作…

第17回:賛否激突! 加藤シゲアキ『オルタネート』を読む

直木賞候補作・本屋大賞最終候補作に選ばれ、吉川英治文学賞を獲得。文学界を大いににぎわせた…

第13回:Aマッソ・加納愛子が小説『ステンドグラス』で描いたもの

地上波バラエティ番組のレギュラーに抜擢され、初めて上梓したエッセイ集は業界関係者からも高…

第2回:『推し 燃ゆ』はホラー小説なのではないか説

芥川賞を受賞した『推し、燃ゆ』(河出書房新社/宇佐見りん著)を読んだ感想。 ◇放送内で出てきたキーワード テーマと質量/芥川賞には打ちのめされたい/肉体性/皮膚感覚/宮内悠介/純文学しぐさ/修飾の大喜利/綿棒/ホラー小説/ロブ・ゾンビ/クリーチャー/資料的価値/SNS抜きでは語れない自我/心的構造/分人/ゾンビ ◇配信後記 各人が収録後に思い出した「言い忘れ」「気づき」をこちらにまとめています。公開次第追記。 ・「推し、燃ゆ」の綿棒、そして背骨|大丘柳人 (https://note.com/oh_occult/n/n5424d6c05384) ・「純文学しぐさ」とは何か~『推し、燃ゆ』への嫉妬~|鹿間羊市 (https://note.com/yoichi_shikama/n/n5f8621dcb31a)