東京西側放送局

東京都の西側に住むフリーライター、出版社編集者、Webメディア記者の3人がお届けするラジオです。 暗い・気持ち悪い・嫌われがちという文化系3K職業を生業にする私たちが、仕事では取り上げ辛いトピックについて真面目に考え、面白おかしく吐露しています。

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マガジン

  • 東京西側放送局:配信後記

    • 26本

    収録時に喋りきれなかったことについて各人が書き下ろした記事を公開しています。

  • 東京西側放送局の「ちょっと言いたい」

    文学を中心に「作品」についての批評めいた喋り。

  • 東京西側放送局:配信プレイバック記事

    配信10回ごとに、これまで喋ってきた内容を振り返る回を収録し、まとめています。このマガジンを読めば「東京西側放送局」で配信してきた回が手っ取り早くわかるというヤツです。

最近の記事

  • 固定された記事

「東京西側放送局」って? どんな人がやってるの? いったいなんなの?

 プロフィール文には「東京都の西側に住むWebメディア記者、フリーライター、出版社編集者の3人がお届けするラジオです。 暗い・気持ち悪い・嫌われがちという文化系3K職業を生業にする私たちが、仕事では取り上げ辛いトピックについて真面目に考え、面白おかしく吐露しています。」って書いてあるけど……。  具体的にどんな人たちが、どんなラジオをやっているのか……。ハッキリ言ってわかりづらい!  というわけで「東京西側放送局」について、詳しく紹介していきます! 「東京西側放送局」っ

    • 第49回:読書の原体験としての「絵本」のハナシ

      記者、編集者、ライターの3人がお送りしている「東京西側放送局」。今回の配信は「読書」の原体験としての「絵本」の話。今年子どもを授かった鹿間家の絵本環境とは。各々の絵本体験とは……。 ◇放送内で出てきたキーワード読み聞かせ/「だるまさん」シリーズ/単語と体験の結びつき/子どもの物は「秒」/『だるまちゃんとてんぐちゃん』/『11ぴきのねこ』/教科書/絵本は子どもっぽい?/読ませたい絵本/情操教育/大人向け絵本/ヴィレッジヴァンガード文化/勧善懲悪/道徳/幽玄/『あおくんときいろ

      • 第48回:「育ちの良さ」を追い求める"不気味"さ

        記者、編集者、ライターの3人がお送りしている「東京西側放送局」。今回の配信は「育ちの良さ」をテーマにした書籍が爆売れしている状況に、そこはかとない気持ち悪さを感じるなかたの疑問から、そもそも「育ちの良さ」とはどういうことなのか、なぜ人は「育ちの良さ」を求めるのかについて話し合う。最終的に辿り着いた結論とは……。 ◇放送内で出てきたキーワード「育ちがいい人」だけが知っていること/エレガント所作/いつ救急車で運ばれてもいいように高級なランジェリーを身につける/マナー+生活様式/

        • 第47回:2021上半期…買ってよかった……

          記者、編集者、ライターの3人がお送りしている「東京西側放送局」。今回の配信は上半期に買って「これはよかった……」と感じたものについて。文章にまつわる仕事をしている3人。さぞかし、“らしい”物が挙がると思いきや……? ◇放送内で出てきたキーワード買ってよかったものブログ全部アフィリエイト/サングラス/情報量が減る/偏光/光に対して真面目にアプローチ/fire stick tv/NBA/BTS/マイケルジャクソン/冷蔵庫/3C/電子レンジ/服/GU/ローテを増やす/服は難しい/

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        • 東京西側放送局の「ちょっと言いたい」
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          2本

        記事

          第46回:「言葉」と「文字」 他言語を学ぶ“快楽”

          大学時代に4年間にわたってサンスクリット語を学んでいたという大丘。実用性は脇に置いて、プリミティブに、知らない言葉・文字を学ぶ快楽について話し合う。 ◇放送内で出てきたキーワード人生で初めてABCに触れる瞬間/なんだこれは/言葉を表すカタチ/記号/ピクトグラム/線の集合体が意味のある言葉に/映画『メッセージ』/ハンターハンター/音との結びつき/ギリシャ語/仏教の伝播 ◇配信後記各人が収録後に思い出した「言い忘れ」「気づき」をこちらにまとめています。公開次第追記。

          第46回:「言葉」と「文字」 他言語を学ぶ“快楽”

          第45回:【怒】役所の開庁時間短すぎませんか?

           多摩から飯能へ。都道府県をまたぐ引っ越しをした鹿間。諸手続きを進めるにつれて溜まっていくフラストレーションがあったというが、それはいったい……。日本で生活するかぎり付き合い続けなければならない「役所」。何かとイライラさせられる機会の多い「役所」。低すぎる視点から「役所」への愚痴を語る。 ◇放送内で出てきたキーワード休憩時間/窓口/「役所ってこんなもんだよな」/車庫証明/遡ってのイライラ/基本行けない/公務員自身の特権性/田舎/なんか鼻につく/無条件で「立派な人」/アンロッ

          第45回:【怒】役所の開庁時間短すぎませんか?

          第44回:賛否両論!? 芥川賞受賞作『彼岸花が咲く島』は“政治的”な作品なのか

          『貝に続く場所にて』とのダブル受賞で芥川賞を獲得した『彼岸花が咲く島』。作者のTwitterでの過去の投稿が何かと論われがちな本作について、ここでは作品と作者を切り分け、小説としての完成度、そして、その魅力について話し合う。 ◇放送内で出てきたキーワード神話/民俗/ノロとユタ/少年向けファンタジー/ケン・リュウ/国粋主義/植民地での国語教育/イデオロギッシュ/筒井康隆/作者の内面空間/文体/違和/日本語が相対化されて破壊される/思考実験/アニメっぽい/ご都合主義/パターンナ

          第44回:賛否両論!? 芥川賞受賞作『彼岸花が咲く島』は“政治的”な作品なのか

          第43回:芥川賞受賞作『貝に続く場所にて』の魅力は何なのか

          デビュー小説『貝に続く場所にて』が芥川賞を受賞。コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う……そんなあらすじで紹介される本作の魅力はいったいどんなところにあるのか。記者・ライター・編集者の3人が読み、話す。 ◇放送内で出てきたキーワード重たい/冷めた視点/一文に込められた要素/あらすじを読んだだけで…/違和感に対しての描写の解像度の高さ/密度/リアリティの持たせ方/分析でありながら綺麗に飾られている/伝える役割/静か/熱感がない/枠を通して見る/テーマと文体の

          第43回:芥川賞受賞作『貝に続く場所にて』の魅力は何なのか

          第42回:性差を語るうえでの疑問・違和感について考える――『駄言辞典』を読みながら

          「女性なのに仕事ができるね」「男なんだから黙って働けよ」「涙は女の武器だよな」「男だから多少厳しくしても大丈夫だろ」「女の子には頼みにくいから、お前頼むよ。」「就活は、女性らしくスカートで。」……。 センシティブ領域のコンテンツが炎上するにもかかわらず、いまだ社会に根強く蔓延る性別による無意味な押し付け。なぜ、そんな発言を口にしてしまう人がいるのか。そもそも、どこからがNGな発言なのか。そうした諸問題について考えてみようと、誰かを苦しめる無意識の思い込み=滅びるべき駄言を集め

          第42回:性差を語るうえでの疑問・違和感について考える――『駄言辞典』を読みながら

          第41回:「プロフィール文」の書き方に正解はある?

          メディア掲載、SNS、マッチングアプリ、社内報……。さまざまなシーンで誰しもが書かざるをえない「プロフィール文」。ウケを狙うもよし、フォーマットに則るもよし。書き方は自由な場合が多いからこそ、どんな内容にまとめればいいのか悩ましいもの。はたして「プロフィール文」の書き方に正解はあるのか。記者・ライター・編集者の3人が考える。 ◇放送内で出てきたキーワードプロフィール文/自分で自分のことを書く/フォーマット/SNS/やりたいことを書く/ステートメント/受賞歴/「ヤッてる」/S

          第41回:「プロフィール文」の書き方に正解はある?

          第40回:ヒット漫画の仕組みを考える

          鬼滅の刃、東京喰種、進撃の巨人、ワンピース……。ヒット漫画の変遷、転換点、共通点とは。記者・ライター・編集者の3人が雑感を話し合う。 ◇放送内で出てきたキーワード東京喰種/進撃の巨人/正解がない/勧善懲悪/ワンピース/男はつらいよ/内田樹/任侠モノ/東映/選択のしえなさ/正解がない/サブカル/視点が定まらない/迷い/覚悟/裏切り/覚醒シーン/ドラゴンボール/その瞬間だけで作品が好きになる/呪術廻戦/対立の間/かいじゅうたちのいるところ/得体のしれないもの=思想を共有でしえな

          第40回:ヒット漫画の仕組みを考える

          第39回:芥川・直木賞候補作が出そろいました

          7月14日に発表される芥川賞・直木賞。出そろった候補作を眺めながら、記者・ライター・編集者の3人が雑感を話し合う。 ◇放送内で出てきたキーワード感想回/オーバーヒート/異端/新潮45/杉田水脈/フィクションと現実の曖昧さ/純粋なフィクションとして評価されるのか/哲学者としてのポジション/“小説の新しい才能”/テスカトリポカ/クライムノベル/ダークナイト/善悪の超越/メキシコカルテルの映画はだいたい面白い/業/アステカの神/これから何が起こるんだ…/ゴッドファーザー/プッシャ

          第39回:芥川・直木賞候補作が出そろいました

          第38回:転職・就職に正解はあるのか…?

          終身雇用が当たり前…ではなくなった昨今、誰しもが転職と無縁ではいられない。「転職してよかった」「転職して後悔している」…その分水嶺はいったいどこにあるのか。記者・ライター・編集者の3人で与太話を重ねながら考えてみる。 ◇放送内で出てきたキーワード私の年収、低すぎ... ?/○○○~○○○万円/転職サイトへの登録/出会い/マッチングアプリ/脱出/煩雑な作業/ヘッドハンティング/「潰しがきかない」/現場での経験/ハローワーク/終身雇用/就職活動/面接/言葉の言い換え/「風通しが

          第38回:転職・就職に正解はあるのか…?

          《番外編》文化系NBA入門論―スポーツ界に渦巻く“差別”

          ※収録音声のストック切れにつき、鹿間と中田がファミレスでポテトをつまみながら雑談しているさまを番外編として配信。環境が環境なので聞き苦しい箇所がございますが、ご容赦ください。 日本では2015年にBリーグが開幕するも、いまだ「流行」しているとはいえないプロバスケットボール界。なぜバスケは日本で浸透しないのか、プレーオフで盛り上がるこの時期にぴったりの文化系NBA入門話……から、スポーツ界に渦巻く差別の問題へと話は展開し……。 ◇放送内で出てきたキーワードコービー/田臥勇太/

          《番外編》文化系NBA入門論―スポーツ界に渦巻く“差別”

          第37回:「文章」は誰にどうやって習うもの?

          文章術にまつわる本が数多く出版されている現状は、文章というものが“本を読めば劇的にウマくなる”ものではないことを逆説的に証明している……といえないだろうか。 では、実際に「文章」に関する仕事で生計を立てている人たちは、どのようにして文章を学び、血肉化してきたのか。もしかすると、その一つには教えを与えてくれた「師匠」のような存在があるのかもしれない。 文章周縁で飯を食う3人が考える「文章」と「師匠」の話。 ◇放送内で出てきたキーワード高校の先生/真剣勝負/書くうえでの意識/句

          第37回:「文章」は誰にどうやって習うもの?

          第36回:引っ越しに正解はあるのか…?

          多摩から飯能へと引っ越すことになり、物件探しの難しさに直面したという鹿間。生活、いや人生すらも大きく左右する選択における“正解”とは……。 ◇放送内で出てきたキーワード内見/家賃補助/三崎に移住/6万円で3LDK/出社頻度/東京脱出/プロパンガス/許容できる古さ/意見のすり合わせ/チェックリストに入らない要素/すれ違い/住めば都/レンタカー引っ越し/事故/梱包/持ち家ガチャ/早い者勝ち ◇配信後記各人が収録後に思い出した「言い忘れ」「気づき」をこちらにまとめています。公開

          第36回:引っ越しに正解はあるのか…?