見出し画像

第17回:賛否激突! 加藤シゲアキ『オルタネート』を読む

直木賞候補作・本屋大賞最終候補作に選ばれ、吉川英治文学賞を獲得。文学界を大いににぎわせた『オルタネート』。筆者がジャニーズアイドルの加藤シゲアキだったこともあり、話題の波及は文学界の枠外にまで広がった。果たして文学作品『オルタネート』の魅力はどこにあるのだろう。3人で意見を交換してみると……。

◇放送内で出てきたキーワード

練られたプロット/映画だったらすごく映える/オルタネート=特権性の象徴/オルタネートから切り離された3人=旧来の青春/合理性の極致という信仰/ステレオタイプなキャラクター/ドラマ的/恋愛しかすることねえのかよ/父親との和合の薄さ/要素出っ放し/ナッシュビルみたい/閉じた世界の話/あえて広げなかった/オルタネートも結局は内輪のネットワーク/F1種という世代性/狙いすぎ/「私が私を育てる」という自己言及性はどこにあるのか/ハクビシンというデウスエクスマキナ/必然性がない/メタファーとして解釈しようがない/メタファーはすべて失敗している/そもそもメタファーがない/メタファーとして使われる小道具/無邪気な書き手/広い世界に繋がるギミック/すべて「構造としては」/ある種のホラー/カウントダウン/脚本

◇配信後記

各人が収録後に思い出した「言い忘れ」「気づき」をこちらにまとめています。公開次第追記。


いいなと思ったら応援しよう!