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まじめに財務分析勉強会 第2回 2019年8月10日 #ファイナンスラボ

大手町のランダムウォーカーさん(@OTE_WALK)×バフェット・コードさん(@buffett_code)の共同勉強会に参加してきました。

コンテンツ1 会計クイズとは

大手町のランダムウォーカーさんがTwitterで展開する”財務とビジネスをつなげる”ためのコンテンツです。
問題と解答の例で、イメージを掴んでもらうと下のような感じです。

問題 2019年6月23日出題

解答

このようなクイズを通して、財務とビジネスをつなぐ思考練習の場を提供しています。

コンテンツ2 企業分析とは

バフェット・コードを運用する中の人からの企業分析要件の確認講座です。
大きく下の3つの要素が必要です。

①意思決定に関わる施策である
 →情報の整理・把握だけでは足りない
②漏れなくダブりなく検討している
 →思いつきでない
③企業価値の向上を達成できる
 →最終目的は企業価値の向上になっているか
  ※企業価値は、DCF法で求めます。

例えば、某アパレル会社の企業分析だと下図のように示せます。

このようにまとまっていると、なぜ施策として、”配送無料にするのか”、または代替案は検討されたのか等、網羅的に確認することができます。

※バフェット・コードは、企業情報のGoogleを目指して、サイト運営されています。

本編 ソニーの企業分析

一時期の赤字事業期を抜け出し、平井社長ストーリーで一気に業績回復したソニーですが、やはりその裏には大きな事業変革があったようです。

大きな変化として花形事業が
金融事業→ゲーム事業
となっています。

ゲームでは、継続課金モデル(サブスクリプション)も採用しており、オンライン対戦やタイトル遊び放題等のプランが用意されています。

ソニーのエレキ事業のイメージでは、ウォークマンを筆頭に、それぞれの年代でソニーに抱くイメージが違うのではないでしょうか。
交通系電子マネーの基礎技術であるフェリカの技術を開発したのも、実はソニーです。
今は、エレキ事業は稼ぎ頭ではなくなってきていますが、半導体CMOSはイメージセンサとして、シェアが高く、映像のソニーとなっています。

●ワークの概要
ソニーの企業価値を高める施策を考える。
 ※3年以内・施策のインパクトもできれば!

企業価値の割引率については今回は施策の対象とせず、CF増やす施策とそのインパクトを各班ごとで検討し、共有しました。

共有された発表内容の例
・ゲーム事業の廃課金者を増やす施策を打つ
・ゲーム事業の月額課金者を増やす施策を打つ
・VR事業を強化する
・aiboのペット事業を拡大させる

今回はソニーを例に、企業分析とは、このように深掘りすることです、とワークで学ぶような内容でした。
企業の経営企画は非公開情報も含めて、分析し、経営陣と検討し、形になったものがプレスリリースされています。
企業を知るって、奥が深いですね。

最後に

今回のイベントは、#ファイナンスラボでのイベントとして行われました。
#ファイナンスラボのメンバーは適宜募集しているようなので 、興味のある方はチェックしてみてください。
https://camp-fire.jp/projects/view/118931

最後までお読みいただきありがとうございました。

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