いろんな方法でお酒をやめてみる【2】実験②飲酒量を把握する


僕はどれくらい飲酒しているのか

 お酒をやめたいと思い始めたとき、どう頑張ればよいかわからなかったので参考になる本を探してみました。そこで気になったのが「そろそろ、お酒やめようかな と思ったときに読む本」です(詳細は下記リンク先参照)。オリラジのあっちゃんがYouTubeで解説していて、”あっちゃんが取り上げるくらい良い本なのかな…”と思って購入して読んでみました。とても良い本でした。やめるモチベーションも高まりましたし、お酒の理解も深まりました。時間をおいてまた読もうと思います。
 「そろそろ、お酒やめようかな と思ったときに読む本(以下、"本"と略します)」の中で適切な飲酒量がどれくらいかについて書かれていました。そのとき、僕はどれくらい飲んでいるのか正確に把握してみたいと改めて思いました。

飲酒日記を毎日とるのは難しい

 以前、精神科の先生から飲酒日記をとってみましょうと勧められました。厚労省のHPから記録用紙をダウンロードして毎日手書きで記録するというものです。何度かチャレンジしました。が、続きませんでした。理由はおそらく…
・紙とペンを持ち歩くのは面倒くさい
・記録しようと思ったときにどれくらい飲んだか覚えていない
 (捨てた缶の量を見返せばわかったのかもしれませんが笑)
・記録しているところを人に見られたくない
…からだと思います。何度もチャレンジしましたが、結局やめてしまっていました。 

飲酒日記をとるスマホアプリを見つけた「減酒にっき」

 本には「適切な飲酒量はこれくらい。これ以上飲むとこういう危険が..」と書かれていて、読みながらこう思いました。”書かれている危険な飲酒量ラインは余裕で超えてるな~。でもどれくらい超えてるかわからんし、知ろうと思っても飲酒日記は続かなかったからなぁ。”と。読み進めていくと大塚製薬の減酒.jpというサイトが紹介されていました。なんとなくそのサイトを眺めていると「減酒にっき」というスマホアプリを見つけました。”スマホは常に持ち歩いているし、お酒を買ったときにメモしちゃえばどれくらい飲んだか忘れることもないだろうし、続くかも”と思いました。(あとから気づきましたが、専用のアプリじゃなくても普通にメモ帳アプリでも飲酒日記は続いたかもしれません。笑)
 このアプリの良いところは、
・スマホはいつも持ち歩いているからいつでも記録できる
・酒を買うときに記録したら酔ってどれくらい飲んだか忘れない
です。手書きの飲酒日記の続かなかった理由がすべて解消されました。しかも飲酒量から純アルコール摂取量を計算してくれて、グラフにしてくれるので楽ちんになりました。

飲酒日記を約3週間続けてみた

 日記を3週間続けてみました(下図参照)。棒グラフが飲酒で摂取したアルコール量です。記事を書いた日までところどころ飲まない日がありました。飲んだ日もほとんどの日はハイボール1~2缶程度のアルコール量で、10/21、10/27、11/7の3日は比較的飲みすぎているようです。
 アルコール摂取量がカラダに与える影響について、厚労省がまとめている「健康日本21」によると、生活習慣病のリスクを高めるのが40g/日以上(男性)、アルコール依存症の発症リスクが少ない20g/日以下(男性)のようです。リンクは下の方に貼っておきます。

僕の飲酒量

飲酒日記を続けてみた感想&まとめ

・たまに飲まない日があってすごい
 (ここ5年くらい飲まない日ゼロだった。風邪でも熱でも飲んでた。)
・生活習慣病のリスクを高めるライン40g/日を割るにはもうちょい
 行けそうな気がする
・第一目標はアルコール依存の発症リスクが少ない20g/日以下
 (ハイボール1缶350ml×7%程度)
 すでに達成している日が多い

当面の方針は、飲酒日記を続けつつ、飲む日はハイボール350ml缶1缶程度を目標に抑えられたら依存症から足先だけでも抜けられるかな。そして、足先だけでも抜けられたら完全に断つのも楽になるかも…。

つづく


その他参考

純アルコール量を求める計算式
純アルコール量[g]=飲酒量[ml]×度数[%]×アルコール比重0.8[g/ml]
※アルコール比重0.8の存在は知らなかった…度数が比重を乗じた数字だと認識していました…

健康日本21(アルコール)厚労省HPより


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