バス移動で便利になった話
さて本日は、バス移動によって日々の生活がかなり豊かになった話をしたいと思います。
最寄りが練馬区の大泉学園の私が、西武池袋線の終電を堂々と逃してしまったある日のこと。
私の休日は、週最後の仕事が終わった瞬間からスタートします。その日共に過ごすであろう友と密にコンタクトを取り、美酒美食を求め、夜の都内を彷徨います。
疲れた体に染み渡るお酒と、美味しいご飯、面白い繋がりに出会う瞬間や、つい時間を忘れて話しすぎてしまうあの空間が大好きなのです。
お店も豊富で、眠らない街とも言われる新宿で飲むことが多々あるのですが、必ずといって由々しき事態となるのが終電問題です。近所なら心配いらないのですが、いつも私たちの頭を悩ませる問題ナンバーワン。
なんとか帰りたい私vs絶対に帰さない友人
話が最高峰に盛り上がってきた瞬間、タイミングを計らうように訪れる終電時刻。誰もが時計を気にしはじめると、入り口に近く、出やすい席を確保したりして解散、離脱を伺うシーンに入ります。
この近況になると、私は自分の中で楽しさと体力を天秤にかけます。大体が体力のために帰宅を選び、振り切ってダッシュで帰るのですが、ここで立ちはだかる友人の一手。
「まだ飲もうよ」
「明日どうせ休みでしょ」
「帰らなくていいじゃん、ね?(乾杯)」
甘い誘惑にさらなる追い討ちをかけてくる友達に、辟易しながらも揺らいでいく心。
都内から家までのタクシーは貴族すぎる問題
ここで1番の問題点が、タクシーです。
新宿から西武線沿いの家までにかかる料金は約7000円。池袋に出たとしても同じくらいで、最も辛いところ。ビジネスホテルに泊まれそうな勢いです。
身の丈にあった行動をするのであれば、タクシーという選択肢はとても苦しいもの。しかし次の日の予定を考えると、朝まで飲むのは体力が…と悶々としていると、あることに気づきました。
大泉学園以外にも、それなりに近い駅があるじゃない。
西武新宿線の上石神井駅、武蔵関駅。
JR総武線の吉祥寺駅。
この3つのなかで、最も終電が遅いトップは吉祥寺駅でした。なんと、夜中の12時を過ぎても電車は動いています。
いつもの終電を逃しても帰れるという奇跡。
吉祥寺のおかげで、叶うことになりました。
また、土日以外は吉祥寺駅から大泉学園駅までの深夜バスが運行していて、歩く必要がないというのも魅力的なところ。
実際、終電が伸びたと断言しても良いのですが、気づいたのはこの家に住んでからしばらく経った後でした。笑
西武線だけじゃない、バス移動も便利な街
終バスもそうですが、日常でもかなり助かるバス移動。大泉学園駅から、高円寺、荻窪、阿佐ヶ谷と吉祥寺以外にも近隣に出れるのです。
この辺りは個人的に好きなカフェやラーメンが沢山あるので、休日も飽きることなく過ごせます。
バスに乗らずに1駅分の距離を散歩する日も楽しいです。
映画のようなワンシーンが何気なく撮れました。
終電を気にして12時前には店を出たあの日、休日にはダラダラ家の周りしか出向かなかった日に伝えたい。
東京はやっぱり便利な街よ、と。
豊富な過ごし方をしながら住める町で、今後も楽しみ方を極めて、いろんなところへ行ってみたいと思います。
written by Yamamoto