天使なんかじゃない|#2 青春漫画がくれた育児のヒント
前回から私の人生のバイブル『天ない』について熱く語っております。
小1の頃からあらゆる場面で読み返してきた大切なマンガです。
自分の年齢や環境によって悩みはさまざま。
登場人物たちは皆、いつもその時の私に寄り添ったメッセージを届けてきてくれました。
今回の記事は、山あり谷ありの育児真っ最中の私に、主人公の翠がパワーをくれたお話。
(翠は女子高生で育児なんてしたことないんやけどね)
実践。翠ちゃん式愛情表現
「天ない」の主人公・翠(みどり)はとにかく素直で一生懸命。そして愛にあふれている。
ベタだけど、その姿に元気をもらってきました。
そんな翠の生き方を表す名セリフがあります。
ほっといて!あんたなんか嫌い!とトイレの個室にこもって泣いている親友のマミリンに、トイレの個室のドアをよじ登って叫んだ一言。(文字にすると凄まじい。)
読み返してハッとしました。
どんなにイヤイヤ言われても、
どんなに食器をひっくり返されても、
どんなに全裸で走り回られても、
どんなに保育園に行くのを嫌がっても、
どんなに「母ちゃん嫌い!」と言われても、
母ちゃんはあんたが大好きや!
この気持ちでぶつかっていこうと。笑
ジタバタ暴れられても無理やり抱きしめて伝えてやろうと。笑
いつか子どもたちが大きくなって自信をなくしそうなそんな時、
「そういや母ちゃんは俺のこと大好きいうてたな」って自然と思い出してしまうくらい、どんな時でも伝えていこうと、
思いました。
人間関係全部そうですよね。
好きとか嫌いとか相手の気持ちが気になるけど、
大切なのは自分が相手をどう思っているか。
単純。好きなんだもん
翠って本当に単純でハッピーな女の子なんです。
おみくじで凶が出て一瞬落ち込んでも、大好きな晃が
と言うと
ともうご機嫌。
「人の意見に流されてるだけやん」とか「男のいいなり?」とかそういう次元の話ではなくて、
翠の持つ人の言葉の良い部分をまっすぐ捉えるピュアさと前向きさとか、
好きな人をただ単純に信じる力とか、
そういうものが本当にまぶしい。
この初詣でおみくじを引くシーンはそんな翠の良いところが表れている気がして大好きです。
育児をしていると、
まだ起こってもないことで不安になったり、その言葉ってどういう意味!?と周りの声に疑心暗鬼になったり、結構ゆらゆらします。
だから、翠みたいな単純さと前向きさを装備して、ハッピーに育児したいなと思ったのでした。
いろんな育児ノウハウがあるけど…
目の前の我が子が元気に笑ってたらそれが正解!
「いい母ちゃんだね」と褒めてもらえた時は、イヤイヤ…と否定せず「ありがとう!嬉しい!」と受け止める!
そういう気持ちも大切ですよね。
人生のハッピーのカード
翠はそう言います。
きっと本当にそうなんだと思いますし、そう思っていると結局ずっと幸せでいられるなーとも思います。
いつもおしゃれで可愛くておっちょこちょいで泣き虫な翠。
これからも何回も私にパワーをくれるんだろうなー。ありがとう。
今回は31歳の母ちゃんが、女子高生に励まされたお話でした。
「天ない」への愛が深すぎて長くなりすぎましたので、
この記事を含めて3記事にしましたよー。
(#3はもう少しで完成です!)
↓ #1 はこちら