終戦の日。祖母の言葉
今私は、とても贅沢なことで悩んでいるのだろう。
食うものに困らず、自分の人生どう生きることに悩むことができている。
これは1番贅沢なことなんだ。
今の日本は、あの時の多くの犠牲の上で成り立っていることを忘れてはならない。
亡くなった祖母は言っていた。
「自分がどう生きたいかなんて考えたこともなかった。ただ食べていくことだけを考えていた。
不況だと言われているけど、あんたいい時代に生まれてきてるんだよ。自分で選択できる」と。
今の時代も充分苦しさを感じるが、
祖母が戦時中、戦後の話をしている時の表情を思い出すと、「苦しいけど、必死に生きねば」と思う。