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【まだ間に合う】シーズン最終盤!いざ、11年連続指名へ徳島ISの注目すべき選手は?

夏の甲子園が終わり、ドラフト会議に向けて徐々に様々な情報が飛び出す季節になりました!四国アイランドリーグは9月半ばにシーズンが終わるため、実はインディゴソックスも残り10数試合。11年連続ドラフト指名獲得を目指すチームの要注目選手を紹介!今からでもまだ間に合う!



【異次元】「最速150km/h超10人」快腕揃いの投手陣

今年のインディゴソックスの投手陣は史上最強集団かもしれない。NPB以外でこれほど最高球速の出る投手陣を揃えているチームはあるでしょうか。所属投手19人のうち10人が最速150km/h以上と実に半分以上が大台に到達!

【豪華な投手陣の最高球速】
ロドルフォ・マルティネス 最速164km/h
椎葉剛  最速157km/h
宮澤太成 最速155km/h
白川恵翔 最速154km/h
谷口朝陽 最速153km/h
石川槙貴 最速152km/h
和泉椋麻 最速151km/h
杉本幸基 最速151km/h
山崎正義 最速151km/h
シンクレア ジョセフ 孝ノ助 最速151km/h


【最注目】支配下も射程圏内か 椎葉剛投手

【今季成績】
20試合35回 3勝0敗1H1S 防御率2.57
被安打17 被本塁打0 与四死球27
奪三振47 奪三振率12.09

記事公開時点の成績

豪華な投手陣の中で特にその名を轟かせているのは椎葉剛投手。そのきっかけとなったのは6月24日の愛媛MP戦での登板で、自身の最速を大幅に更新する「157km/h」を記録!

入団時は最速148km/hで、一気に1年で9km/hもアップ。その後の登板でも150km/h台のストレートを連発しており、まさに「わかっていても打てないストレート」を投げている状態。それを証明するのが「奪三振率12.09」という驚異的な数字で、ソフトバンク3軍に対しても、打者を寄せ付けない投球を披露。島原中央高校からミキハウスを経て、徳島でついに潜在能力が開花。この21歳の剛腕のピッチングは見逃せない!

この名前はぜひ覚えておいてもらいたい。


【勝負師】球団史上初を狙う 藤田淳平投手

【今季成績】
16試合60回 5勝2敗3H 防御率1.50
被安打44 被本塁打4 与四死球20
奪三振69 奪三振率10.35

記事公開時点の成績

「三振が奪える」といえば忘れてはならない投手がもう1人。前期リーグ最多の54奪三振を積み上げた藤田淳平投手。キレのある直球と巧みに変化球を操る投球で打者を翻弄するサウスポー。

ここまで防御率は1.50(リーグ2位)と圧巻の投球内容。四死球も少なく、3個以上の四球を与えた登板はない。被安打も少なく、奪三振率も高い。納得の防御率1点台と言える。前回登板となる8月20日の愛媛MP戦でも5回2安打7奪三振2四球と好投してみせた!

これまでインディゴソックスから「左腕投手のドラフト指名」はされたことがない。地元徳島県出身、川島高校から東亜大学を経た左腕が球団初の快挙を狙う。


【急浮上】逆輸入!カナダ育ちのパワーレフティー シンクレアジョセフ孝ノ助投手

【今季成績】
7試合17回 1勝0敗 防御率0.53
被安打11 被本塁打1 与四死球3
奪三振12 奪三振率6.35

記事公開時点の成績

「左腕」でいえば忘れてはならない投手がもう1人。5月19日に途中加入したシンクレアジョセフ孝ノ助投手である。シンクレア投手は日本人の母とカナダ人の父を持つハーフで、193cm93kgと恵まれた体格から角度のあるボールを投げ込む。

海外仕込みの「動くボール」を武器とするシンクレア投手。150㎞/h前後の球速で打者を押し込みゴロアウトを量産するピッチングスタイル。奪ったアウトのうちゴロアウトの割合は53.1%と半分以上がゴロで奪ったアウト。

安定した投球を見せており、四球もここまでわずか2つ。ストライクゾーンで勝負ができ、かつ最速151km/hとスピードもあるサウスポー。貴重な存在になることは間違いない!


【集大成】指名漏れから再評価へ 白川恵翔投手

【今季成績】
12試合46.2回 4勝2敗 防御率2.89
被安打36 被本塁打0 与四死球29
奪三振61 奪三振率11.76

記事公開時点の成績

地元徳島県出身で忘れてはならない選手がもう1人。名門池田高校出身で今季4年目を迎えている白川恵翔投手。昨年はチームのエースとして防御率1.83(リーグ3位)7勝(リーグ3位)を記録し、調査書が届いたものの指名はなかった。

惚れ惚れするような力強いストレートで打者を圧倒している白川投手。昨年の最速は149km/hだったが、今年はすでに5km/hアップし、最速154km/h右腕に。前期シーズンの最多奪三振は藤田投手だったが、奪三振率でいえば藤田投手を上回る「13.35」を記録している。

指名漏れから1年。高卒4年目を迎え、昨年を超えるべくさらに進化した姿を見せている!


【一番槍】進化した恐るべき打撃力 井上絢登選手

【今季成績】
53試合(185-56).303 9本 23打点 11盗塁
二塁打9 三塁打2 三振30 四死球43
出塁率.430 長打率.519 OPS.949

記事公開時点の成績

投手だけでなく、野手にも注目選手がズラリ。指名漏れした去年を超えるべくといえば忘れてはならない選手がもう1人。パワフルな打撃が自慢の井上絢登選手である。昨年は球団最多記録を塗り替える13HR(リーグ1位)を放ち、打撃部門2冠に輝いた。

今季もここまでリーグトップの9HRを記録しており、その長打力は誰もが認めるところ。昨年は「0、100」の打席が多かったが、今季は成績が良化。公式戦19試合連続安打も記録し、より魅力のあるバッターへ成長を遂げている。

打率  .246 → .303 
出塁率 .296 → .430 
 三振率 19.6% → 16.2%

記事公開時点の成績

主にセンターやレフトを守っていたが、今季途中からはサードにも挑戦。昨年同じく外野を守っていた現オリックス・バファローズの茶野篤政選手は育成指名から飛躍の1年を過ごしている。誰よりも次の舞台への思いは強い。


【韋駄天】"兄譲り"桁違いのスピード 増田将馬選手

【今季成績】
51試合(204-59).335 1HR 22打点 28盗塁
二塁打9 三塁打2 三振32 四死球25
出塁率.414 長打率.426 OPS.840

記事公開時点の成績

同じく外野を守る選手で忘れてはならないのがキャプテンも務める増田将馬選手である。打率.335、28盗塁はリーグトップの成績でチームの頼れる兄貴分。特に盗塁は2位と12個差であり、独走状態。

昨年は22盗塁(リーグ3位)で、すでに今年それを上回る盗塁を成功させている。盗塁成功率も82.4%(28/34)と高く、塁に出すと非常に厄介な存在である。さらにリーグトップの打率.335だけでなく、得点圏打率も.316とバッターとしても優秀。そして、守備もここまで無失策。あらゆる面で欠かせない選手だ。

兄は徳島インディゴソックスOBで読売ジャイアンツでプレーする増田大輝選手。クールなプレーで魅せる増田選手のスピードにも要注目。


【破壊神】後半戦、獅子奮迅の大活躍 角井亮太選手

【今季成績】
39試合(101-30).297 6HR 22打点 2盗塁
二塁打9 三塁打1 三振31 四死球18
出塁率.400 長打率.584 OPS.984

記事公開時点の成績

最後に今、チームで乗りに乗っている男を紹介したい。4番を打つ角井亮太選手である。前期は24試合に出場し、52打数8安打2HR5打点で打率.154と存在感はほぼなかった。

しかし、後期第7戦となる7月21日愛媛MP戦の第1打席で第3号ホームランを放つとそこから一気に覚醒!その試合で猛打賞を記録し、そのまま9試合連続安打。うち7試合がマルチヒットを記録という別人のようなバッティングを残す。その打撃が評価され「6-7月度 TORIDOLL月間新人賞」も受賞。その6,7月での驚異的な打撃成績がこちら。

【角井亮太 6,7月打撃成績】
8試合(25-15).600 2HR 9打点 2盗塁
二塁打6 三塁打1 三振5 四死球8
出塁率.697 長打率1.160 OPS1.857

8月に入っても勢いは衰えることなく2HRを放ち、現在6HRは井上選手に次ぐリーグ2位。22打点はリーグ5位タイで井上選手や寺岡選手と並んでチーム内2位。これで規定打数にまだ到達していないというのはいろんな意味で恐ろしい。

残りのシーズンも1番井上選手、3番増田選手に続く「4番 角井亮太」の存在感が欠かせない。


毎年多くの選手が入れ替わるのが独立リーグであり、このメンバーで戦うのも残り1か月ほど。徳島インディゴソックスにはここで紹介した選手以外にもドラフト候補として名前の上がる選手は数多くいる。ぜひ球場やYouTubeでの試合中継で選手の応援をよろしくお願いします!

そして!
10月26日ドラフト会議当日は指名を待つ選手の様子を生中継予定!
選手が夢を掴む瞬間をドキドキしながら共に応援しましょう!

文 中俊輔(@SNaka99400680

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