見出し画像

【横浜DeNA3位指名】強肩強打のショート 加藤響選手にインタビュー!

今回は、横浜DeNAベイスターズから3巡目指名を受けた加藤響選手にインタビューを行いました!

横浜DeNAベイスターズJr.出身であり、東海大相模高校時代には「156発カルテット」の一員として大きな注目を集めた中、エリート街道からは外れて徳島インディゴソックスに入団。
徳島で過ごしていく中で「心・技・体」の全てを成長させ、独立リーグの野手史上最高順位の指名を勝ち取った加藤選手に、徳島での1年間やこれからの意気込みなど様々なことを伺いました。

ぜひ最後までお楽しみください。

*この取材は、2024年10月25日に行われたものです。


1.運命のドラフト当日

ー指名から一日経ったが、現在の心境は

加藤 やっとちょっと落ち着いたというか。これまではちょっと気持ちがハイになっていたんですけど、ようやく落ち着いたかなという感じです。

ー指名される前まではどのような気持ちだったか

加藤 今年は特に上位で内野手が呼ばれてて、意識していた選手もいたので、そういう選手たちが呼ばれるのを聞いてて、悔しかったと同時に不安も大きくなり、本当に指名されるのかなっていう気持ちでいっぱいでした。

ー意識していたのはどの選手か

加藤 一番は宗山選手(※1)ですけど、そうですね、庄子選手(※2)はベイスターズJr.で一緒だったというのもあって、ドラフト前もちょこちょこ話していたので、先に名前を呼ばれたときは率直に悔しかったですね。

※1 明治大学・宗山塁選手=東北楽天ゴールデンイーグルス1巡目指名
※2 神奈川大学・庄子雄大選手=福岡ソフトバンクホークス2巡目指名

ー指名された瞬間はどうだったか

加藤 そういうのもあってすごい不安だったので、自分の名前が呼ばれたときは頭が真っ白になりました。

ー庄子選手とは指名後に連絡は取ったか

加藤 お互いに「おめでとう」という形で、やっぱりすごいなという感じで連絡しました。

ー独立リーグの野手史上最高順位の3位指名はどうだったか

加藤 橋本コーチ(=橋本球史コーチ)とはシーズン前からドラ1目指してやろうとずっと言っていて、それは叶わなかったんですけど、結果的に独立最高順位になれたというのは指名が終わった後に聞いて、「あ、そうだったんだ!」という感じです。

-指名された際の周りの反応はどうだったか

加藤 チームメイトはすごい喜んでくれて、両親からもLINEですぐ「おめでとう」という連絡が来てたので、本当にみんな喜んでくれました。(特に)両親は「1人で徳島に来て、何も分からないところから始まって、本当にこの1年間よく頑張ったな」と言ってくれましたね。

ー自身のどの部分が指名に繋がったか

加藤 やっぱり強肩強打というのも注目されてたと思うんですけど、自分の中ではメンタルが後半にかけてどんどん良くなっていったのも評価の1つだったのかなと思っていて。自分は打てないときはムラがあって、全力疾走しないとか結構目立っていたんですけど、そういうことが後期に入ってからはなくなってきたのかなと思います。

2.徳島での変化 そして飛躍へ


ー今シーズンを振り返ってみて成長できた部分は

加藤 気持ちの部分で、良いときと悪いときの気持ちの浮き沈みが少なくなって、チームのために頑張ろうという気持ちになれたのは、徳島に来てすごく成長できたなというところです。

ー反対にもう少しこうできたらという部分は

加藤 守備が課題だというのは思っていて、守備練習は後期に入ってから(全体)練習の前に早出練習という形でやっていたんですけど、前期はなかなかバッティングの調子も良くなくて、守備に特化して練習できなかったので、守備の練習を前期からやっていたらもっと1年間で成長できたんじゃないかなと思います。

ーチームのためにプレイできるようになったきっかけは

加藤 インタビュー(※1)でも言ったんですけど、5月に香川との試合があって、自分が(結果が良くなかったのを)態度に出しちゃったときに、球史さん(=橋本球史コーチ)が「打てなくても良い選手であれ」と言ってくれて。それまでも、それを言われた後もあまり怒られたり、指摘されたことはなかったんですけど、その試合で言われたのがすごい印象的で、それで変わらないといけないと思いました。

※1 【横浜DeNA3位指名】夢のために独立リーグへ 野球エリートの決断と成長【ドキュメンタリー/加藤響編】

ーチームのためにプレイをするようになって何か変わったところは

加藤 特にバッティングではチームのためにやろうとなってからは、考え方がだいぶ変わってきて、それが結果として、後期は打点も多く取れましたし、打率も高くなったんじゃないかなと思います。

ー9月は打率.371、ホームラン2本と好成績だったが、それは考え方が変わったからか

加藤 そうですね。途中からずっと4番を打たせてもらっていたので、自分が打ったら勝てるくらいの強い気持ちがあったからいい結果に繋がったのかなと思います。

ー4番打者として大変だった部分は

加藤 やっぱり攻め方が厳しいというか、特にチャンスの場面では厳しいボールが多くてなかなか打たせてもらえなかったり、勝負してもらえないこともあったんですけど、後半の方は特に我慢してやれたと思います。でも3番とか1番とか5番とかで打つよりも4番を打つのが1番大変かなというのは感じました。

ー4番打者だと特に得点圏にランナーを置いてという場面が多かったが、どのような意識で打席に入っていたか

加藤 若いカウントでは長打を狙いに行って、追い込まれてからは1アウトだったら犠牲フライでもいいし、最悪内野ゴロでも1点くらいの気持ちで考えて、「俺が決めてやるんだ」だけじゃなくて、常に(状況を)想定しながらやれたのが良かったなと思います。

ーショートの守備は徳島インディゴソックスに入ってから本格的に始めたと思うが、最初はどうだったか

加藤 動きが難しくて。周りを見ながらプレーしなきゃいけないポジションでもあるので、その部分では大変というかやることが多いという印象でした。

ー自信になったタイミングは

加藤 前期はバッティングの調子が良くなかったので、守備、守備という感じでたくさん練習できなかったですけど、前期と後期の間くらいからですかね。練習の1時間前から球史さん(=橋本球史コーチ)にノックを打ってもらうようになって。それからだいぶ自信になりましたね。

ー守備で大事にしていることは

加藤 (シーズンの)最初の方はとにかく足を使ってゴロを捕球していく意識だったんですけど、最後の方はそれだけじゃなくて、相手のバッターのことを考えて自分の守備位置を変えるとか、周りを見ながら良いプレーがちょっとずつできるようになったと思っています。

ー1年間二人三脚でやってきた橋本球史コーチとは指名後言葉を交わしたか

加藤 選択が全部終了して待っている時間があったんですけど、そのときに「本当にありがとうございました」と伝えて、球史さんからは「まだここからだから、また気合い入れて頑張ろう」みたいな話をしました。

ー1番印象に残っている試合は

加藤 強いて言えばCS(※)はやっぱり勝ちたかったです。自分も悔いが残るような試合だったので、あのCSが1番印象に残っていますね。

※ 2024シーズントリドール杯チャンピオンシップ

ーどんなところに悔いが

加藤 雰囲気も正直あまり良くなくて、投手と野手がちょっと離れちゃったと感じたので、試合の合間に集めて声かけとか、そういう団結力があったら。そういうところが愛媛よりも足りてなかったんじゃないかなと思います。

ー試合終了後はグラウンドで泣きじゃくっていたが

加藤 グラチャン(※)行ったらドラフトにも関わってくるとずっと言われていて、自分は打てなくても何とか貢献して、勝てばみんなも評価が上がるし自分も評価が上がると思っていたので、何としても勝ちたいと思っていただけにやっぱり悔しかったですね。

※ 日本独立リーググランドチャンピオンシップ

両チームの挨拶後、悔しさで顔を上げられずに涙を流す加藤選手

3.一人で飛び込んだ徳島での日々


ー仲が良かった選手は

加藤 柏木さん(=柏木寿志選手)寺岡さん(=寺岡丈翔選手)とは切磋琢磨し合えました。あの2人がチームを引っ張っていっているといっても過言ではないので、そこについて行くじゃないですけど、相乗効果でお互いが打ったら俺も打つみたいな気持ちを持って常にシーズン中やっていたので。だから打撃成績も良かったのかなと思いますね。
あと、中川さん(=中川聖也選手)は自分のバッティングを解説してくれたり、打てなかったらアドバイスしてくれていたので助かりました。
佐伯(=佐伯大優選手)とか辻井(=辻井佑弥選手)は後輩なのにバンバンいじってくるので舐めてるんですよ、シンプルに(笑) 本当に可愛い後輩ですね(笑)

ー学業との両立は

加藤 前期は忙しかったので先生にも了承をいただいて、オンラインで取れる授業はオンラインで受けさせてもらって、試合のときは出れなかったですけど、なるべく出れる授業は全部出てと、野球しながら授業のことも考えて大変でしたね。
後期は必修の授業で毎週通い出して。英語の授業で自分を表現しようみたいな授業があって、あまり喋れないんですけど、何とかジェスチャーで相手に伝えるみたいな(笑)身体とフィーリングで頑張ってます!(笑)
卒論は情報系の学部で心理スポーツのコースなので、野球しているときの気持ちの持ち方や試合前、試合後のルーティンとかを選手を対象にアンケートを取って論文を書いています。先生も手伝ってくださって、本当に頭が上がらないです、もう見えないですね顔が(笑)

ーオフの日は何をしていたか

加藤 オフの日も練習をするか、ジムに行ける日はジム行ったりとか、常に身体を動かしてるという感じでしたね。

ー自炊などはしたか

加藤 いや、もうめちゃくちゃ大変で。8月とか9月の連戦が多いときは自炊できなかったので、お店で食べちゃうとかが増えちゃって。自分は体重の上がり幅が大きかったので、自分で作るときは食べる量だったり、栄養を考えなきゃいけなかったのはすごい大変でしたね。

ー得意料理は

加藤 自分で作るときは大体お肉を焼いて、ブロッコリーを入れるくらいでしたね。(ブロッコリーは)めちゃくちゃ栄養がいいというのを中込さん(=中込陽翔投手・東北楽天ゴールデンイーグルス3巡目指名)が言っていたので、とりあえずブロッコリー食べておけば大丈夫みたいな(笑)

ー徳島でよく行っていたお店は

加藤 1番行ったのはすき家ですかね。もう行きたくないくらい行きました(笑)

ー趣味は

加藤 オフの日は温泉に行ったり、オフじゃなくても練習が早く終わった日は早めにウエイトとかを全部終わらせて行ったりはシーズン中でもやっていましたね。(よく行っていた温泉は)田宮と鳴門にある「あらたえの湯」は両方同じくらい行っていました。サウナが広いのが田宮だったので、サウナメインのときは田宮に行っていましたね。

ー特技は

加藤 こっちに来てからはやっていないですけど、バスケはめっちゃ得意ですね。多分野球より上手いと思います。中学校の頃、バスケ部に所属しながら野球もやっていたんですよ。平日はバスケ部の練習に行って、土日は野球の練習に行ってみたいなのをやっていて。小学校くらいのときは野球の練習を毎日しながらバスケの練習も毎日してましたね、二刀流でした(笑)

ー自分の性格をひと言で表すなら
加藤 あまり自覚はないんですけど、抜けてるとかちょっと変わってるねと言われるタイプで、そうですね、天然とは結構言われます。

ー天然エピソードは

加藤 中学校3年生くらいまでカップラーメンの作り方が分からなかったです。お湯を線のところまで入れるというのを知らなくて、ずっと1番上まで入れていて。中3の頃、友達と練習の合間にカップラーメンを食べるときに、カップラーメンを普通に持ってるだけで中のお湯をこぼしちゃったんですよ。それで、「やべえ、ちょっと入れすぎた…」って言ったら、友達に「いやいや、ここに線書いてあるじゃん。お前知らなかったの?!」と言われましたね(笑)

4.そして舞台は再び、横浜へ

ー野球を始めたきっかけは

加藤 小さい頃からテレビで野球を観てて、お父さんも野球好きだったので始めたという感じです。
そのときはベイスターズとジャイアンツの試合が神奈川で放送されていたから、その2チームはずっと観てましたね。例えばハマスタの試合が終わるのが早かったらすぐジャイアンツの試合に変えたりとか、合間合間で違う試合に切り替えていたりして野球をずっと観てましたね。

ー憧れの選手は

加藤 そのときちょうど筒香(嘉智)選手がベイスターズで活躍し出したときくらいだったからすごい印象に残ってます。

ー筒香選手に聞いてみたいことは

加藤 やっぱりバッティングのことは聞いてみたいです。右左違うんですけど、どういった練習方法をやっているとか、身体のケアであったりウエイトトレーニングをどういう風にやっているとかは聞きたいですね。

ー横浜DeNAベイスターズは地元の球団かつ自身もベイスターズJr.出身だが、ベイスターズの印象は

加藤 今は日本シリーズに出るくらい強いチームですし、ファンもすごい多くて、熱狂的なファンも最近増えていて、熱いチームだなと思います。ベイスターズJr.のときに応援団長をしてくださった方が今はスカウトだったり、ベイスターズJr.に携わっていた方たちがベイスターズの球団職員としてやっているので、知り合いも多いですし、今一軍のコーチの鈴木尚典さんもベイスターズJr.の監督をやっていて面識もあるので、そういったところではやりやすいんじゃないかなと。

ー神奈川での思い出の場所は

加藤 それこそ高校(※)で言ったら、自分が1年生から3年生までハマスタでは何回も試合していたので、思い出がありますね。

※ 東海大相模高校出身(2018-20年)

ー横浜スタジアムの印象は

加藤 ハマスタはフェンスが高くて、スタンドもすごい広いので、高校でやったときも結構なお客さんが入っていて圧倒されたというか、ワクワクしていたので、ベイスターズに入って満員の人たちの中でプレーできると考えたら楽しみですね。
今まで色んな球場でやってきたんですけど、ハマスタが1番やっていて楽しいし、好きですね。右中間の方に風が結構伸びるんですよ。だから右バッターでも頑張ったら逆方向にもいっぱいホームランが打てるかなと(笑)逆方向にも打てるように頑張ります!

ーファンの方、首脳陣に見てほしいセールスポイントを

加藤 強肩強打が自分の売りなので、球際を取ったところからの強い送球だったり、打席だったらどのボールに対しても強いスイングができるというところと、ガッツがあるところを見てほしいなと思います。

ー1年目の目標は

加藤 1番近い目標でいったら開幕1軍というのをまずは目指したいです。試合でこいつを使いたいなと思ってもらえるようなプレーだったり行動というところを入ってすぐ意識しながらやっていきたいなと思っています。

ーベイスターズではどこを守りたい

加藤 チーム事情とかもあると思うので、セカンドだったりサードだったり、やれと言われたら全然できます。でも1番はせっかくショートでここまでアピールしてきたので、まずはショートでレギュラー獲れるように頑張りたいと思います。
(石上泰輝選手(※)には)まだまだなんで本当に、絶対に勝てるとは言い切れないです。でも負けないという気持ちは強いですし、(ショートを)始めて経験も少なくてまだまだ伸び代もあると思うので、自分のポテンシャルを活かしつつ、もっと経験を積んでプロのショートになっていけたら石上さんにも勝てるんじゃないかなと思います。

※ 東洋大学の一個上の先輩

ーベイスターズでは何番を打ちたいか

加藤 クリーンナップを打てたら1番良いと思うんですけど、ベイスターズも打つ選手が多いので、そこに食い込めるように早く一軍に慣れて活躍できるように頑張りたいと思います。

ー対戦してみたいピッチャーは

加藤 この前CSでやっていた巨人とベイスターズの試合(※)で、菅野(智之)投手がすごい良いピッチングしていたのを見て、菅野投手は高校の先輩でもあるし、東海大からドラフト1位で行ったというのもあるので、大先輩と対戦したいという気持ちはあります。

※ 2024クライマックスシリーズファイナルステージ 

ー高校の同期の山村崇嘉選手(=現埼玉西武ライオンズ)や西川僚祐選手(=現くふうハヤテベンチャーズ静岡)を意識しているということだが、試合などは見ていたか

加藤 そうですね、2人の活躍は試合速報とかで結構チェックしていて、西川はよく連絡も取るので、「今バッティングこうだったよ」とか自分も聞いたりしていて、それがヒントになって良くなったこともあったので。西川の方も意識して見てくれていたので、いい関係だと思いますね。

ー指名後に連絡は

加藤 西川から連絡がきて。そのときご飯を食べていたので電話には出れなかったんですけど、「指名おめでとう」と言われて。「俺ももう一回NPBの1軍を目指して頑張るわ」と連絡がきて、お互い頑張りたいなと思いました。

ーベイスターズで楽しみなこと、不安なことは

加藤 それこそ石上さんであったり、インディゴから行った井上(絢登)選手(※1)とか、あと度会(隆輝)選手(※2)も同級生で同じ神奈川で対戦して切磋琢磨してきて、近い人も多いので、そういう人たちとも野球できるということはすごい楽しみだなというのはあります。
不安な部分は、試合が独立でもすごい多くて大変だなと思ったんですけど、その倍くらいの試合数は2軍でも少なくともやるので、体力面はこれから大変なのかなという不安はありますね。

※1 2023年徳島インディゴソックスから入団
※2 横浜高校出身

ーこれからの課題は

加藤 とにかくプロの野球に早く対応するというのが1番だと思っています。バッティングは真っ直ぐは打ち返せる自信があるので、変化球に上手く対応できたら1軍でも打てるんじゃないかなとは思っていて。
守備に関しては、人工芝や土のグラウンドだったり、いろいろ球場が変わったりして大変だと思うんですけど、そういうのにも対応していかなきゃいけないから、そういった対応力を身につけられたらと思いますね。

ー昨年インディゴからベイスターズに入団した井上絢登選手と三遊間組んでみたいとかは

加藤 そうですね、その気持ちはあります。将来は絢登さんと三遊間を組んでクリーンナップを打てたら、インディゴの人たちもすごい喜ぶんじゃないかなと思います。

ーベイスターズの中で話してみたい選手は

加藤 やっぱり筒香選手だったり宮﨑(敏郎)選手はベイスターズでもずっと出てクリーンナップも打っていて、宮崎選手に関してはサードであれだけバッティングも良いので、どんな意識でバッティングしているとか、どういうトレーニングをしているとか、そういうのはたくさん聞けたらいいなとは思いますね。

ーファンの方から呼ばれたい名前などは

加藤 いや、特にないんですけど、加藤って言われるよりかは響って言われた方が親しく感じるので、響って下の名前で呼んでもらえたら嬉しいですね。

ー登場曲は考えているか

加藤 まだ全然これがいいとかはないんですけど、かっこいいのにできたらと考えてます。試合前は湘南乃風とかを聞いてテンションを上げているので、そういう感じの曲を選べたらとは思いますね。

ーベイスターズでは球団歌を選手が歌っていたりするが

加藤 あれ自分も出たいですね。自分、歌上手いって結構言われるんですよ。結構幅広く色んな歌が歌えるので、ぜひ参加したいです。
(1番歌うのは)「最後の雨」(※)という歌をよく歌いますね。

※ 中西保志「最後の雨」1992年リリース

ーインディゴソックスのファンにメッセージを

加藤 本当にこの1年間、ファンの方たちが支えてくれたおかげで自分たちもここまで頑張ってこれたので、NPBの世界に行って恩返しするではないですけど、徳島を代表して横浜DeNAベイスターズで頑張りたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします!

ーベイスターズファンと三浦監督にメッセージを

加藤 横浜DeNAベイスターズは地元の球団で、すごい行きたいと思っていた球団で、小学校の頃からお世話になっている球団でもあるので、加藤を獲ってよかったなと思われるような選手になれたらと思います。自分の売りの強肩強打というのを見せて、チームの勝利に貢献できるような選手になりたいと思うので、これからも頑張りたいと思います!

ーありがとうございました!

おすすめ記事

最後までお読みいただきありがとうございました!加藤選手についてもっと知りたいという方はこちらの記事↓も要チェックです!

リモートインターンについてはこちらをご参照ください。

プロフィール

加藤 響(かとう ひびき)
背番号:10
出身:神奈川県
生年月日:2002.06.15
身長:180cm
体重:82kg
投/打:右/右
経歴:東海大相模高(甲)-東洋大(在学中)

 〈取材者談〉
ところどころ笑いもありながら、終始和やかにインタビューを行うことができました。
自分の言葉でしっかりと考えを話されていたのが印象的で、特に野球の話になると、言葉の芯から内に秘めた闘志が垣間見えました。
神奈川県で生まれ育ち、ベイスターズJr.出身、まさにベイスターズの申し子!ベイスターズファンの皆様、加藤選手の応援をよろしくお願いいたします!
井上選手との三遊間&クリーンナップも球団一同楽しみにしています。

取材・執筆   熊野あすか