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発達障がいの子どもの自己肯定感を高める有力な方法とは?

みなさんのお子さんや教え子は、自己肯定感が高い子どもですか?

自己肯定感とは、自分自身に対する肯定的な評価や自信、満足感のことです。能力や環境に左右されず、ありのままの自分を肯定する感覚で、物事を前に進める原動力となります。

Google AIによる概要

私は特別支援学校にいて、自己肯定感が高いな~と思う子どもに出会ったことがほとんどありません…。

出会ってきたのは、
・自信がなくて教師の顔色をうかがう子ども
・完璧主義で一つでも間違うと匙を投げる子ども
・どうせ失敗するから挑戦しない方がマシだと言う子ども
・他人の失敗に厳しい子ども
・すぐ勝負を持ちかけて他人と比べようとする子ども

あげればきりがないですが、こんな子が多かったように思います。

発達障がいがあると、どうしても様々な場面で失敗しやすいです。
そのたびに間違いを指摘されたり、場合によっては怒られたりしてきたんだろうなと思います。
自己肯定感の低い子どもになったのは、大人の責任だと私は思っています。

だから、子どもの自己肯定感を積極的に高めていきたい。

これが私が教育で大切にしたいテーマだと気がつきました。

子どもが自己肯定感を即時に高めるのに最も有効なのは、学習面での苦手を克服することだと断言します。

なぜなら、子どもたちにとっての社会は「学校」だからです。

学校は学習をする場所です。
日本は特に、学習では足並みを揃えることを重視しているので、同じ学年の子どもは同じ内容を同じ進度で学んでいきますよね。

ここで遅れが生じることは、子どもにとっては一大事です。

一つ遅れると、どんどんわからなくなって、
取り戻し方も知らないから、自信ばかり失ってしまう。

先生たちは忙しくて、一人ひとりに目を向ける余裕もない。
個別に指導したいと先生方もきっと思っているはずですが、時間もなければ知識も乏しいのが現状なのではないでしょうか。

そんな子どもたちが、自分に合った学習法を知り、苦手を克服して学習がキャッチアップしていったとしたら。

目に見えて自分の能力が上がっていくことがわかり、日々の学校生活が、これまでと違う、自信と意欲に満ち溢れたものになるのではないでしょうか。

また、それまで頑張ってもできなかったことが、できるようになることは、物凄い自信に繋がります。
180°世界がひっくり返るほどの衝撃だと思います。

こんなふうに自分の能力を信じることができ、失敗を恐れずにチャレンジできる子どもは、自己肯定感の高い大人へと成長していくのではないかと思います。

こんな子どもを一人でも多く増やしたい。

私は最近、このような気持ちを強く抱くようになりました。

実は私には、大学~大学院時代の6年間、大学主催の学習支援教室で講師をしてきた経験があります。

発達障がい児に特化した学習支援教室でしたので、WISC-4や実態を元に認知特性を分析した上で、対象児にあった支援を提供してきました。

こんな場所を自分の手でも、いつか作りたいと思っています。

今はまだ青写真ですが、実現できるように少しずつ行動していきたいと思っているところです。

もし、私のnoteを読んで下さっている方で、
発達障がいや学習に困難を抱えるお子さんをお持ちの保護者さんがいらっしゃいましたら、
学習支援に関してどのような情報発信が読みたいかを教えてくださると嬉しいです!

よろしくお願いします!




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