好きなことに集中できる幸せと喜び。 2週間チャレンジ⑥
たくさん人に会う日が続くと、ときどき誰にも会いたくなくなる。そんな日はひたすら籠って、原稿書きに専念する。とカッコいいこと言っても、もっぱら仕事の原稿書きだから、ただ単に締め切りまでに終わらせなければならない。気が付けば時計の針が深夜12時を過ぎていることもある。
お腹がいっぱいで寝落ちしそうになるときと、苦手だったり乗り気ではない原稿を書いているとき以外、相当な集中力で原稿を書いている。ときどき、自分の驚異的な集中力に自分で驚くことがある。そして、別に誰に褒められるわけでもないので、自分で自分を天才なんじゃないかと思って、ほくそ笑んでいる。
子どもという生き物は、好きな遊びや好きなことはとことん夢中でやり続ける。おやつやご飯を忘れてでも夢中になっていることが多い。そのときの集中力の凄さと言ったら…。私が原稿を書いているときも割とこの状態に近い。特に好きなものを書いているときは、完全に子どもと同じだ。
去年、コロナにかかって、仕事部屋に隔離されていたとき、幸い熱がさほど上がらなかったので、眠る以外はずっとパソコンに向かって原稿を書いていた。気が付いたら、食事もせずに10時間近くぶっ通しで原稿を書く日が3日ほど続いていた。椅子から立ち上がると、連日体はバキバキだったが、気持ちは清々しかった。
好きって凄いな。好きなことならずっとやっていられるというパワーは凄い。世の中の人がすべて、「好き」を仕事にできたら、どんな世界になっているだろう。
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