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結婚は離婚するためにあると思うまでの失恋と不倫と民法の話

当時、大好きだった人と別れて、毎晩泣いていた。涙がつつっと流れるというふうではなくて、うぇっうぇっっと、ちゃんと毎日感情が昂ぶっていた。一方でそんな自分を冷静にどこか感心していた自分もいて、誰に質されるわけでもないけれど、本心なのかパフォーマンスなのかどっちなんだよと心の中でつっこんでいたことを妙に覚えている。昼は笑顔でバイト、夜は真っ暗闇で泣くか無表情、その乱高下に気を失いそうになりながらなんとか生きていた。 泣きながら国道を自転車で走る女 毎晩家に帰れば泣く日が半年続

    • 子無しだったけど、義妹の妊娠により義母とギスギスし始めた話

      義母とはうまくいっていて、というか程よい距離感でかなり良くしてもらっていた、夫は長男だけれど、子無し選択を伝えてもいた。 義妹から、妊娠のお知らせが入ってから雲行きがどうも怪しくなった。LINEも急にそっけない。孫という存在が俄かに現実味を帯びてきて、息子の子供が見れないことに憤りを改めて感じたのかもしれない。不妊治療中であるならともかく、タイムリミットも近づいているのに選択子無しなんて、とんだ嫁を掴まされたと思っているかもしれない。 1兆円拾ったら働きたくない 私にと

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