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徳間のゴホン!

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記事一覧

そらいろまがたま、っていう本/『空色勾玉』/文:編集部 上村 令

 『空色勾玉』の作者の荻原規子さんとわたしは、大学の子どもの本のサークルで出会い、卒業後…

上手に生きようとしなくていいよ/『おもちゃ屋のねこ』/文:編集部 高尾 健士

 『おもちゃ屋のねこ』は、1匹のねこと不思議な木箱をめぐって、女の子とその周りの優しい人…

子どもたちの目線で/『こんにちは、アンリくん』/文:編集部 小島範子

 『こんにちは、アンリくん』は、フランスに住む男の子、アンリくんとねこのミシェルくんの3…

なぜ、たたかっているの?/『みどりのトカゲと あかいながしかく』/文:編集部 上…

 大判の絵本の最初の場面を開くと、いきなり「みどりのトカゲと あかいながしかくは たたか…

本の中から出てくるのは…?/『本だらけの家でくらしたら』/文:編集部 小島範子

 本をふると、中からその本の登場人物があらわれる…そんなことができたら、素敵だと思いませ…

フラックの名作を、今の子どもたちに/『ウィリアムの子ねこ』/文:編集部 高尾健士

 友だちと遊んだりひとりで小さな冒険をしたり、「行って帰る」ことを繰り返しながら成長する…

表紙は日本語版オリジナル/みつばちさんのティールーム/文:編集部 田代翠

 アリソン・ジェイは、あたたかみのある絵が人気のイギリスの絵本作家。徳間書店からは現在5冊の絵本を出しており、なかでも『くるみわりにんぎょう』は、刊行以来、多くの読者に愛されています。最新刊は、2022年3月に刊行した『みつばちさんのティールーム』。アメリカの作家ヘイリー・バレットが書いた文章に、アリソンが絵をつけ、アメリカの出版社から出版された絵本です。  登場するのは、みつばち、アリ、テントウムシなどの小さな虫たち。みつばちさんは、お菓子やお茶を楽しめるティールームを開

家族を失って/もういちど家族になる日まで/文:編集部 小島範子

 子どものころ、家族が出かけて、家に一人でいられる日は、誰にも邪魔されない、と最初はわく…

心の中に広がる豊かな世界/あるげつようびのあさ/文:編集部 上村令

 表紙には、雨ふりのアメリカの町を歩く男の子の姿が小さく描かれ、ページをめくっていくと、…

友だちを思う気持ちを描く/『ぼくとヨシュと水色の空』/文:編集部 田代翠

 ヤンとヨシュは、幼なじみの男の子。年齢ははっきりと書かれていないのですが、おそらく小学…