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本日の薪ストーブ料理3

それは果たして
料理なのかと
つっこまれそうな気もするのですが、

本日の
薪ストーブ料理、です。


冬の薪ストーブの
お楽しみといえば、
なんといっても
やっくんだと思う。


シブガキ隊の彼ではなくて、
トタンでできた
シンプルな構造のやっくんに、
さつまいもを入れて
焼き芋にするのだ。


アルミホイル
なんてものはいらない。
そのまま、
丸のまま
投入するのだ。

火加減なんて気にしないで、
フタをして、
時々ころころ
ひっくり返しながら、

〈恐怖!キノコ男〉の
映画に出てくる
キノコの着ぐるみのように、
さつまいもの皮が
ぶかぶかになったら
食べごろだ。

(ツッコミどころ満載↓
とっても暇な時にオススメ)


真ん中の

ぱつんぱつんの子は

もう少し。
フタをして
少し待ってあげると、
両サイドの子たちのように
皮がぶかぶかしてくる。


そしたらば

あち、あちち、
と言いながら
取り出して、
ぱかっと真ん中で折るのだ。


ぶわっと真っ白な湯気と共に、
黄金色に輝いた、
さながら宝石のような
完璧な焼き芋と対面の瞬間だ。

ちなみに、
やっくんは
底にトタンのフタもついているので、
石油ストーブなどで使う場合は、

底蓋をつけたまま

ストーブに乗っけるといい。


さらに言うと、
うちではトーストも餅も
これで焼くし、
グラタンもこれで焼くし、
夫はクッキーも
焼いている。
(わたしはクッキーは焼かない派)


我が家では
6~7年間ほど、
出店の際は
このやっくんで
お餅を焼いていたのだけれど、
毎回2〜3人の人が
このやっくんに
釣られてやってくる。



餅でなく、
米でなく、
やっくんに
釣られて
やってくる人が一定数確実にいて、
その人たちは
ちょっと
面白い人たちが多い。


あまりにも
「それは、なんですか?
どこで買えますか?」
と聞かれるので、
いっとき仕入れて
売っていたこともある。


ついでにお餅も買ってくれた。


画工の川口澄子さんに教わった、
じゃがいも焼き芋にも
活躍している。

さつまいもと同じように、
丸のままいれて、
ころころ転がして育てて、
やっぱり少し
皮がぶかっとしたら
アチチ、と
言いながら取り出して、
パカっと割って食べるのだ。

シンプルに塩も美味だけれど、
ネギ味噌つけても美味しいし、
醤油バターも捨てがたい。
耶馬溪の名店、
レストランサルディナス
@restaurantsardinas の
レモングラスオイルに塩ぱらり、
もおすすめしたい。


美味しくて立派なじゃがいもを
沢山分けて下さったので、
嗜んでいただいている。


おやつに、って
食べているけれど、
これは確実に
身になるやつ、
な、気がする。


スクワットしよ。

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