多読で伸びる人の特徴
こんにちは!
ネイティブの英語を丸ごと理解する英語力を育む
英語コーチの山口とうこです。
多読で本当に英語力が向上するのか?
万年中級者から抜け出す方法は?
外資系企業に転職できる英語力をつけたい。
こうしたお問い合わせを
たくさんいただいています。
私は、主宰する洋書多聴多読のコミュニティ内で
毎日レッスンとコンサルを行い
今年の6月で4年目に突入しました。
これまでに数百名を超える受講生の
多聴多読をサポートしてきました。
多くの受講生からは、
「自信を持ってリスニングできるようになった」
「毎日20分だけ多読していただけなのに
TOEICの点数が100点近く上がりました」
「万年中級者から多読で脱却できる道筋が見えました」
「グループトークができるようになった」
といった嬉しい報告をいただいています。
そして、こうした成果を上げている受講生には
共通点があることに気づきました。
それは、
①とりあえず「やってみる」
②少なくとも半年以上続ける
③自分の成長を認める
①とりあえず「やってみる」
多聴多読は、辞書がなくても理解できるレベルから始めます。
英語学習歴が長い人ほど、
どうしても難しい本に手を出しがちです。
実は、これは私自身の経験でもあります。
16年間外資系企業で英語を使って仕事をしてきた私は、
社内メールはすべて英語でした。
洋書も辞書を引きながら、
ネイティブが読むミステリーを読んでいました。
そして多読を始めると、
最初は小さな子どもが読むような本を飛ばして、
大人の英語学習者向けの本を読んでいました。
ところが、幼い子どもたちに読んで聞かせた絵本には、
自分では全く太刀打ちできない英単語が
沢山登場していたのです。
その時に、
「自分がネイティブの英語を理解できないのは、
ここに理由があるのではないか」と気づきました。
ネイティブならば当たり前に知っている単語は、
ネイティブの子どもたちが読む本に
わかりやすく大量に登場します。
挿絵を見ながらニュアンスを身につけていくことで、
英和辞書からは得られないイメージとともに
ネイティブの語彙が身についていきます。
ビジネス英語や学校英語で身につける英単語にはない
ネイティブなら当たり前に知っている単語を
洋書を通して身につけられるのです。
平易な洋書から始める多聴多読は
語彙力の隙間を埋める作業なのです。
②少なくとも半年以上続ける
忙しい現代社会に生きる私たちは、
すぐに結果を求めがちです。
しかし、語学力は一朝一夕には身につきません。
大量の良質なインプットが必要です。
かっこいい英語を話せるようになるためには、
そのかっこいい英語を知らなければアウトプットできません。
そして、大量のインプットが頭の中に定着して初めて、
アウトプットにつながります。
多聴多読のおかげで顕著に違いを感じている受講生は、
毎日の多聴多読を半年間以上続けている方です。
もちろん、これは目安であり、
自分の目標やこれまでの英語学習歴によって変わってきます。
ただ、変化を感じたいのならば、
どんな学習法も半年は続けることが大切だと実感しています。
③自分の成長を認める
自分に厳しい人であるほど
なかなか自分の成長を認められないかもしれません。
でも、毎日続けていることならば
必ず成長しているところ
変化しているところがあるはずです。
「ない」と思うと見つかりませんが
「ある」と思うと見つかるものです。
まずは、「どこが変わったのか」に目を向けて
探してみてください。
実は、私もこれができない性分でした。
上司から「先月からどんなところが変わりましたか?」と聞かれ
「そんな、1か月くらいで変わるかな?」と思ったのですが、
その時「質問の意図は自分の成長を自分で探すことだ」と気づきました。
それから、どんどん前へ進めるようになった経験があります。
多聴多読は、試験ではないので
点数などで成長を測ることが難しいです。
それでも、
「以前は読めなかった本が読めるようになった」
「以前は理解できなかったYouTubeが理解できるようになった」
「海外ドラマを楽しめるようになった」
「こんな単語を覚えた」
など、成長点を見つけることはできます。
モチベーションを保ち
英語力を向上させ続けるために
定期的に以前の自分との変化を確認することが
非常に大切です。
これを続けてみると、
きっと大きな変化を感じられると思います。
ぜひ、試してみてください!
○。.○。.○。.○。.
5の付く日(5・15・25日)に
英語を英語のまま理解する
英語脳を鍛えるための情報をお届けしています。
また、公式LINEにご登録いただくと
月に3回、メルマガと共に
具体的な多聴多読の実践方法と
スターターキットをプレゼント。
毎日仲間と共に多読を実践できる
多聴多読コミュニティ「WorldLit Circles」の詳細はこちら▽