【うつ病心境】66:人間ダンパーができなくなったのはいつからか
皆さんは、「ダンパー」というものをご存知ですか?
日本語に訳すと「減衰力発生装置」。
世の中のいろんなものに採用されている
機械部品です。
例えば車。
タイヤのところにばねと一緒についていて
道路の凸凹の衝撃を吸収してくれます。
例えば玄関ドア。
思い切り開いても閉じても
動きをゆっくりさせます。
例えばトイレ。
フタをバンと閉じてもゆっくり閉まります。
ダンパーっていろんなところで大活躍ですね!
というか、久々に本業っぽい話してる!
さて、ようやく本題です。
大学院を卒業して入社後、寮に5年ほど
住んでいました。
一浪大学院修士修了なので、同期の中では
年上の部類です。
で、同期でも自然と陽キャ陰キャに
分かれますよね。
その陰キャ組の長老が自分だったわけです。
もともとおせっかいキャラなのもあり
ご飯どきや風呂、週末ドライブなどで
いろんな話を持ちかけられました。
仕事(上司)のグチ(ほぼ全体の8割)。
家庭の事情。
車のマニアックな話。
PSPでモンハン。
旅の話。
陰キャなのに恋愛トーク。
夢の話。
自分はだいたい9割方聞き役です。
グチなんかをただただ聞き
時々うまくいなして
相手をスッキリさせるのが自分の役割。
まさに人間ダンパーだったわけです。
人間ダンパーはプライベートだけでなく
仕事でも活きていた気がします。
今ほど仕事のコミュニケーションが
辛くなかったし。
ちなみに一番キツかったのは、
自分がAさんに振られた1週間後に
同期2人が同じBさんを好きになり
同時に相談を受けるという案件。
しかも片方と面着相談していたら
もう片方から付き合う宣言の連絡がきました。
何この修羅場。マジ勘弁。
自分も心に大穴空いてるんですけど。
今となっては3人とも結婚、子どもがいます。
(それぞれ相手はAさんでもBさんでもない人)
最近、そんな人間ダンパーをできなくなって
きた気がするんです。
仕事で心に余裕がなくなってきた。
それぞれ家庭を持ち、コロナもあり
会う機会が減った。
そもそも自分のダンパーがヘタってる。
うつや不安障害のせい?
老化による感受性の低下?
(先日の玲さんの記事を読んでそんな気もしてきた)
それと同時に、聞き役から聞いてほしい側に
回ることが多くなった気がします。
でもコミュ障なので、話に入るタイミングが
ヘタクソです。
結局聞いている時間は長いまま。
人間ダンパー、みんなからいろんな話が聞けて
けっこう充実して楽しかったんだけどな。
特に普段自分から絶対しない恋愛トーク。
ここでは匿名でも絶対に言えないような
話も(笑)…あの頃は若かった。
そして話題が健康トークや実家どうする問題に
移ってきたのも年齢あるあるですね。
若さって何をするにも強みだな…。
っていやいや、まだ40代だし、休職中に
自分のダンパーも見直して、
また人間ダンパーができればいいなと思う
今日この頃です。
私事ですが、本日で娘が7歳になりました。
あんなに小さかった子が、大きくなったもんだ。
娘の生まれた日に聴きまくった、
山猿の「Happy birthday」でも思い出しながら
眠りにつこうかな。
♪生まれてきてくれて こころから
ありがとうは 神様に感謝♪
本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。
by とことこてー(とこ)
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