マイノリティの中のマイノリティ HSEって?
私はどうやらHSPっぽいぞ。っていうことは分かったけれど、なんだか腑に落ちない。
さらに調べていくと、HSPの中で更に細分化され、その一つにHSEというものがある事を知りました。
繊細さは持ち合わせているけど、HSPの気質はどうも当てはまらない部分もある。そんな方は、HSEなのかもしれません。
どうぞ、読み進めてみてくださいね。
HSE
HSPの特徴(深く物事を考える・強く共感する・五感に鋭い・刺激に敏感)を持っている。だけど、人との関りは好き。
人と関われるか? → YES:HSE / NO : HSP
刺激に対してポジティブか → YES : HSS型HSE / NO : HSE
いかがですか?これなら当てはまるかもしれないっていう方もいると思います。こちらは、サイトでHSE度合いが診断できます。ちなみに、診断テストの前にも書かれていますが、HSEはあくまでもHSPの気質のひとつです。HSPではない方は、HSEには当てはまらないのでご注意ください。
HSS型
HSPにもHSEにもHSS型というものがあります。これはつまり、刺激に対してポジティブかというものです。五感が鋭く、刺激に敏感であるのに、刺激を求めて自ら行動を起こすタイプなようです。好きだから求めて行動しちゃうけど、疲れちゃう。
ちなみにこちらの性質は、後天的に変化することもありそうです。
私の気質
診断テストをしてみると以下のような結果になりました。
HSP スコア:83 ( -52~140 ) 【中】
HSE 125点中103点 【社交的・外向的なHSE】
HSS型 125点中93点 【中】
中程度のHSS型HSEということになりそうです。
つまり、敏感で繊細だけれども、人と関わることが好き。適度に刺激ほしいから求めて行動するけど、それによって疲れやすい。ツンデレでとってもめんどくさい(笑)自分の事を幾度となくワガママで天邪鬼だと感じてきましたが、ここにも表れていました。
”中程度”のHSS型というところが的確に私を表しています。例えば、HSEの特徴のひとつにリーダーを任されやすいというものがあるようです。HSS型HSEは自ら進んでリーダーになる一方、HSEは周りから頼まれてリーダーになることが多いそう。自分では、向いていると思わないけれども依頼されることがあったり、ストレスがかかるけれども意外と楽しんでやっている自分が不思議でしたが、これを知り、スッキリしました。ちなみに、人との関りを好むが刺激に敏感であるHSEは、ある程度、刺激を自分でコントロールできる(裁量がある)リーダーという立場が気質に合っているとのこと。”頼りがいがある” ”統率力がある”という向き不向きだけでなく、それぞれの能力が発揮しやすい役割という視点で考えるのも面白いですね。
1人の時間をどう使うか
同じ気質を持つHSPとHSEの間で異なる特徴はいくつかありますが、その中でもこちらの「一人の時間の使い方」は面白いものだと感じました。
HSPは一人の時間をエネルギーを回復する時間に使う。1人の時間は大切だし、楽しめるタイプ。HSEは、次の行動に繋げるために準備することに使う。一人の時間が長すぎると気持ちが沈んでしまう。人と会って話すことや遊ぶことでこの沈んだ気持ちから回復する。
長い間、漠然と私は、淋しがり屋だから人と会って話すことが好きなんだと思っていました。しかし、それだけでなくストレス発散の方法、元気を取り戻すために必要な行動だったことに驚きました。反対に、無性に誰かに会って話したくなる時は、元気がない時なのかもしれません。
コロナ禍、本当に気持ちが沈むことも多くありました。私の気質を見ていると連絡をとり、電話をしてくれた友達、気をつけながら外食をして発散しようと連れ出してくれた友達にたくさん助けてもらったのだなぁと感じました:-)
最後に
今回、中程度のHSS型HSEということが分かり、自分ではその結果に納得しています。その特徴や、メリット / デメリットを客観的な指標から知ることで、この気質と上手く付き合い、活かしていくことができそうです。
私は特に、この気質と向き合うことで、ストレスをコントロールすることに役立ちそうだと感じました。「どういう場面で知らずのうちにストレスを感じてしまうのか」「ストレスの対処方法」など、それが分かるだけで、心構えが変り、自分に周りに穏やかに接することができるようになると思います。
怖くて不安で嫌なのは、”知らないから”かもしれません。
自分の事を、相手の事を知ることで心地よくお互いを尊重し、軽やかな人間関係が築けますように。明日も笑顔が増えますように。