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速習スティービー・ワンダー、アカデミー賞『ウーマンインレッド』リアル70年代〜洋楽女子話番外編8

母の私の音楽好きが災いしたのか、子供2人がポップスの作曲家と、クラッシック演奏家を目指すようになったのか?…とちょっと後悔?もなくは無いけど。

70年代半ばから音楽が生きることを助けてくれたけど、黒歴史(?)を抜けて、真面目に、洋楽にハマる。笑

その1人がスティービー・ワンダーで、今回アメリカでのライブ前の。
特別編、短期集中?笑

サウンドトラックアルバムだけど、ヒットした『心の愛』が入ってて、ディオンヌ・ワーウィックの歌も聴けるアルバム。

サウンドトラックなんだけど


このアルバムは、大ヒットした、
『I Just Called to Say I Love You』
(邦題心の愛)が入ってるアルバム。 
アカデミー賞もとったし。

映画のサウンドトラックのアルバム。
84年リリース。彼は34歳。
前のアルバムから、4年経ってる。
やっぱり
『A Songs In The Key Of Life』までは、毎年ぐらいアルバム出してたけど、例のサントラまでが3年。
『Hotter Than July』までなら、4年空いてて。
やっぱり、サウンドトラックを作るには、時間が必要なのか?
次の年には、またオリジナルアルバムは出してるし。

が、前の映画がお蔵入りだったのに、またサントラやるの?って、ちょっとなったな。私でも。笑

頭がテーマ曲

『The Woman In Red』ノリノリな感じの曲。スティービーらしさはあるけど。笑
この前の時期から、シンセ大好き人間のスティービーは、新しいシンセの音を多用する、電子音多用の時代になって。
ちょうど、シンセサイザーって楽器も、変化の目まぐるしい時代で。
電子音のサウンドは、使う機種によって、やっぱり特徴がある分、時代感が出て。
今聴いたら、ちょっと古い感じが出たりするのが、難点。って、何様?な感じで、すみません。笑
ドラムの音が、一番気になるかも?
悪くないし、好きだからこそな感じ。 

映画は、監督がジーン・ワイルダー

映画は、いわゆるラブコメ。
監督は、ジーン・ワイルダーだし。中年男性役は、本人がやってる。
77年の、フランス映画のリメイク。
ジーン・ワイルダーの名前がなかったら、サントラも引き受けなかったかも?な感じの映画で。笑
女性の主役は、あまり名前を知らなかったケリー・ルブロック。キレイだし、もうスタイルは抜群。脚もキレイ。
脚にやられた男子はいそう?
が、その後私の観た映画には、ほぼ出て来なかった人で。笑
この映画のプロデューサーと結婚、離婚し。その後の映画で一緒になった、スティーブン・セガールと結婚して離婚って経歴に書かれてるから、まあそんな感じの女優さんだったのかも?な感じがする。笑
ディオンヌ・ワーウィックと歌ってる
『 It's You』は、わりと好き。

女子大生には、こんなおじさんは…

正直に言うと、私も観たけど、ストーリーとか、内容の細かい部分は、ほぼ記憶にない。
中年のおじさんが、若くてキレイな女の子を、何とか落とそうとする話。
観た時は、私は若かったから、「こんなおじさんは、嫌だぁ」な感じしかせず。笑
音楽聴くなら、アルバムで聴いたらそれで良いし…。
奥さんいるのに、若い子を追い回すとかね。なんなん?な感じがした。笑
今は「男はDNAレベルで、妊娠可能な女にしか、興味がない生き物」って、達観したから、別に不思議でもないけど。笑 

サントラとしては良いか?

アルバムの出来は、サントラとしては、まずまず良いかなぁ。
映画よりは、音楽聴きたくて観る人がいるぐらい、映画は映画で…な雰囲気だし。
インストのこの曲は、まあまあ好き。
『It's More Than You』

メロディーと、ハーモニカは、静かに良いけど。スティービー色を抑えて、歌ナシのインスト曲は、実はサントラでしか、ほぼやらないし。
このアルバムか、前の映画ので聴けるぐらいで。サントラのスティービーって、こんな感じ?がわかる曲。

目が見えてない人のサントラ


映画のシーンの説明だけで、まあ合いそうな曲が、作れるだけでも、違う意味で凄いはあるかなぁ。笑
だって、見えてないから。細かい画像はわからない。セリフのやり取りとかで、音を付けてるんだろうし。
前の映画と言い、「何故見えないに近い人に、わざわざ映画のサントラを頼むのか?」の気持ちは、当時からあったかなぁ。笑
なんで?って。他にいくらでもいるし。テーマ曲だけ、キャッチーなのを書いて貰えは、良いのでは?って。笑

ヒットした曲

『I Just Called to Say I Love You』
(邦題心の愛)
不倫しようとしてるおじさんの話に、こんな明るくて、優しい内容の曲もどうかとも思うけど。笑
直球なラブソング。アカデミー賞の曲。
映画の話は、不倫が未遂なところも、ちょっと情けない感じ。
まあ、好きになって、ときめいたら、人間は、何するかわからないけど。笑
歌詞の内容は、私はむしろファミリーな感じ?家族への愛もありかと。
Youは別に母でも、弟でも良いんだし。英語って便利。笑
大事な時には「愛してるを言いたい」みたいな風にも感じて、聴いてたから、映画の中味には違和感があって。

映画サイトのコメントには、この曲が気に入って、スティービーが好きになった人もいたみたいだから、裾野拡大には良かったか?笑

次のも、映画を観た人には、好評だった曲。『Love Light in Flight』。

シングルカットも、された曲。
サビのメロディーが良いし、好き。
ずっと聴いてた私からしたら、普通のスティービーだし、このアルバムから、もう1曲シングルカットするなら、この曲かなぁって。
今だと、電子音のピュンピュンした感じが、ちょっと気になるけど。笑
キャッチーだし、彼らしさもあるし。
やっぱり歌うと、あの声と節回しで、一気にスティービーらしさが、増すはあるかも?

もう1曲、ディオンヌがメインで歌ってる曲。

『Moments Aren't Moments』
も、まあスティービー色の曲。
あっさりしたサウンドで、ディオンヌの歌が、良い感じに聴こえる曲かなぁ。
比較的、シンセサウンドが気にならないタイプのアレンジかなぁ。

テーマ曲が8曲か?


映画の他の劇伴奏部分、他のインスト部分は、もう1人作曲家がクレジットされてる。
だから、彼はテーマ曲的なのを、8曲作ったって感じで。
まあ、ディオンヌも使って、音楽にかなりお金をかけていた、良き時代かも知れない…も、ちょっと感じるかも?
この時期、まだサントラアルバム自体も、売れてたし、聴かれてたし。
同じ年に公開の「フットルース」とか。86年の「トップガン」とか。
そこらあたりに比べたら、全体はちょっと弱いか?
大ヒット曲が、一つあれば、アカデミー賞取ってるし、まあまあ強いけど。笑

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