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デトロイトに行くなら、まとめと感じたこと17

たった3泊だったけど、まあ色々ありました。笑
一旦、デトロイトそのものの話は、これで終了。
まだ、何か書き出すかも?だけど。笑

曲は、スティービーが、子供時代のデトロイトを回想した曲。
『I wish』(邦題回想)

が、この後、デトロイトに行かれる?行こうかと、考えてる方のために、その他色々をまとめました。
2024年10月下旬の、あくまで個人的な感想や、情報です。
街は日々変わるので。

とにかく人がいない

アメリカは、ニューヨークなんかの一部を除いて、やはり車社会。
公共交通機関は、あんまり機能していないのか、使う人も少ない感じで。
他のnoterさんたちの記事を読んでも、わりとそんな感じかなぁ。
免許があるなら、色々行きたいなら、車を運転するのが、1番な感じはする。笑
Uber移動は、かなりお金がかかるし。
今回、デトロイト行き前に、色々教えていただいた、miikさん。
↓ここから、アメリカとか、南米の旅行とかの記事が、たくさんあります。
まずは、デトロイトの1から。

デトロイト美術館や、モータウン博物館にバスなどで、行かれたことなんかが書かれているので、参考になるかと。
わたしたちは、結局行ってないし。笑
今、ニューヨークに在住中なので、そこからあちこち行かれてるようで、羨ましいです。笑
記事ではアトランタでも、ほぼ人が歩いていないらしく。
デトロイトに着いて、ホテルには人がいたし、夕方のリバーウォークには少し人がいたけど、翌日昼からホテルを出ても、本当に人がいない。
人がいないから、スリとかは多分大丈夫なんだけど、車も少ない。 
怖いイメージを持たれても…だけど、「ゴーストタウンって、こんな感じ」な雰囲気。

昼前の時間のホテルの前の交差点。
車は一台?は走ってるけど。

人も車もお店も少ないから、人の気配がない。って、街はやっぱり人が活動することで作り出す、音が無いと、こんな感じなのか?はあった。
周りには、大きなビルもたくさんあるし、ちょっと見ただけだと、日本のオフィス街とそう変わらない。田舎な感じは、全くしなくて。
田んぼや山が広がる、田舎なら音が無くても、違和感は感じないんだろうけど。
ちょっとした話し声や、車の走る音が街の雰囲気を作ってるんだなぁ…って。
飛行機では、話す人も少ないし、ゴーって機内はまあまあ、音がするけど機械的。
が、日本に戻って羽田に着いたら、もうザワザワと、人が何かを取り出したり、キャリーを引いたり、話したりする些細な音が、洪水のように押し寄せてきて。
自分でもちょっと、ビックリした。
普段はコレが普通だから、特に気にも止めてなかったんだけど。

メインストリートの
ウッドワードアベニュー

昼間もこんなだけど、夜はもっと誰もいない感じで。1番の大通りのウッドワードアベニューでも。

昼間のウッドワードアベニュー近く。
道はめちゃくちゃ広いんだけど。

昼間の外では、一日はコンビニ前でたむろしてた、若い4人ぐらいの、ブラック男子はいたけど。多分お酒と葉っぱをやってた雰囲気。
通りに面した教会には、外にホームレスらしい人は、何人か見かけたけど。教会前だと、2日で8人とか。
他に開いてた店も、そんなに多くはないし。店の中には、ちゃんと人はいたけど。

無謀にも夜歩いて帰る

前の日は、スティービーのライブが、スタート8時だし、早くて終わりが10時だったから、Uberのドライバーさんと約束して、迎えに来て貰った。
結果終わったのが、11時半だったから、多分かなり長く待って貰って、申し訳なかったけど。笑
律儀な人だったから、ちゃんと来てくれてホッとした。アリーナの外には、騒いでる若い子もいたし。
で、翌日の昼間にも歩いて、イベント終わりには、たくさん人がいるのも知ってたから、バスケには歩きで挑戦することに。
ホテルから西に歩いて、ウッドワードアベニューをひたすら、北西の方向に向かって歩いた。
前の記事にも書いたように、途中から人がドンドン合流してきて、アリーナ前には、たくさん人がいて、行きは全く問題無し。
バスケのスタートが、7時だったからホテルを出た時は、明るかったし。
で、帰りも同じコースを、広い道をひたすら歩いたけど。
アリーナから、川辺の中間あたりから、ちょっと人が減ってきて。
皆さん西のほうに、随時曲がって行ったから、西に住んでるのか、西にある駐車場に向かったと思われ。
残り川まで3分の1ぐらいで、人がほぼいなくなり。
前を歩いてた、若いカップルと、私たちだけに。
身長190センチ越えぐらいの、ブラック男子と、見た感じは白人の私ぐらいの身長の女子の、身長差のあるカップル。
ずっと手を繋いでたから、中良さそうだったけど、彼らも歩くのが早い。笑
が、デカくてゴツいブラック男子が、いるだけで、何だか安心感はあった。
いなくならないように…って思ってたら、川の100メートルぐらい手前で、通りを渡って、向かいの道沿いにあるBARかなんかに入っていった。
大通りに面してるけど、一見したら明かりもちゃんと点いてないし、店があることも、わからないような場所。
9時は過ぎてたから、こんな時間にまだやってる店があったんだ!とはなった。
やっぱり知らない場所だと、色々わからない。 

そして誰もいなくなった

そこからは、川に向かって歩いて、川沿いの大通りを左に曲がって、またひたすら歩いた。
とにかく、車も通らないし、人もいない。けど植え込みや、ビルの引っ込んだエントランス付近には、人が隠れてられそうな場所は、いっぱいある。
今、この瞬間に待ち伏せしてたり、車から銃で狙われても、多分「誰も見てないなぁ」って思いながら、最後の5分強を早足で歩いた。監視カメラがあるのかは、わからない。
無事に、何も無かったし、一応2人だったし、前のカップルも怪しい人じゃなかったから、良かったけど。笑
野球のコメリカパーク、アメフトのフォードスタジアム、FOX劇場、フィルモア劇場あたりから、川辺あたりまでは、ウッドワードアベニューを歩いて帰るのは、可能そう。試合のある日は。
無い日は、おそらく人がいないから、やめておくのが、無難な感じ。
ダウンタウンの西側、特に川辺から北は、危ないから行かないほうが良いって言われてたから、ほぼ行ってないから、詳しくはわからないけど。
犯罪が起こったMAPを、見たらわかるけど、川辺のウッドワードアベニューより西側と、アリーナの北東には点がたくさん。
起こってる被害が、スリやひったくりぐらいなら、他の世界の国でも多いし、まあ命は取られないから、良いんだけど。銃の発泡や、性被害が多発してるのが、この辺り。
歩けるは歩けるけど、慎重を期すなら、やっぱり車移動、Uber移動が安心だなぁって感じ。

曲はライブが短縮版で、ちょっと不満だったから、もう一回の
『Superstition』(邦題迷信)

ブリック地区、グリーク地区

昼間は歩き回って、怖い感じはしなかったけど、人はいないし、開いてるお店も少なくて、駐車場がめちゃくちゃ多い。
行ったピザ屋さんや、本屋さんのある教会も、このあたり。
明るいウチ、夜でも早い時間なら、大丈夫そうには感じたけど。

モニターだらけのピザ屋さんの店内

ピザ屋さんは、スポーツBAR的な感じで、モニターがたくさんあって、スポーツを流してたから、地元のスポーツの試合のある日とかは、わりと人が来るのかも?な感じはした。店内がめちゃくちゃ広かったから。
席の作りは、日本のファミレスっぽい感じだから、グループとか家族で来る感じに見えたかなぁ。

カジノは?

手前のブリック地区から、グリーク地区は、ルネッサンスセンターからは、歩いて10分ぐらいのところに、2軒のカジノ付きのホテルがある。
夜の様子は、全く知らないけど、昼間は誰も入って行くのは、見てないから、賑わってるのかも、よくわからないけど。
橋やトンネルを使えば、カナダからもすぐに来られる場所だから、そう言う人もいそう。
が、ホテルから見えてたけど、川の向かいあたりに、カナダにもカジノがあって。こっちはシーザース!って、電気の付いたロゴが付いてて、新しくて、キレイで、大きそう。笑

ロゴは見えないけど、このビル群あたり

ギャンブル好きなら、デトロイトで2軒、トンネル潜ってカナダと、3軒をハシゴ可能。笑
デトロイト側のカジノは、記事にも書いたように、ひっそりと建ってる感じで、
「よし!カジノ行くぞ!」って決心しても、あんまりテンションは上がらない雰囲気。
本当にギャンブル好きな人は、そんな感じのほうが、良いのかも?だけど。笑

放置されてた電動キックボード

昼間にホテルを出て、まず目に付いたのが、Uberの文字が入った電動キックボード。
何故こんな場所に?ってところ。ホテルの1階のエントランスの手前あたりに、3台ぐらい置かれてて。
単に放置されてた感じ。

近くに教会があるから、ホテルの近く
こんな感じで、放置されてた

事前にあるのは、知らなかったし。Uberの、電動キックボードの使い方も、調べてなかった。
充電が切れてるのかも、わからない上に、アメリカでの電動キックボードのルールも知らないし。
知らずに、歩道を走って、警察に捕まるのもイヤだったから、スルーしたんだけど。
デトロイトの道端で、スマホで長く調べ物するのは、ちょっと怖い感じもしたし。笑
が、また他にも3箇所ぐらい、放置されているのを見かけて。いったい何?ってなって。
翌日ホテルを出たら、ホテル前にあった電動キックボードは、無くなったていて。
誰かが回収したのか、乗って行ったのか、盗んでいったのかも不明で。笑

アメリカの電動キックボードのルールは?

最初に見かけた日に、1人だけ電動キックボードに、乗った人は見かけた。ブラックの、ゴツい20代男子。
歩道は日本の路地より広いか?ぐらい広いけど、交差点をそのまま、突っ切ろうとしてて、一瞬ぶつかりそうに。
彼は、Uberじゃなく、赤い色のキックボードに乗ってた。どこのかは、わからないけど。
後で調べたら、どうやらホテル近くのウッドワードアベニューあたりに、Uberの返却、充電ステーションが、あった模様。
Uberの電動キックボードは、黄緑色で、ロゴも同じ色だから、見たらすぐにわかる。

コレは別の通りの交差点に放置

ちょっと調べただけだと、ルールは州ごと都市ごとに違うようで。アメリカで有効な免許証があれば、登録は簡単に出来そうな感じだけど。
ウチの2人は、国際免許も取ってないから、どのみち無理だったのか?笑

その他の移動手段

noteには、この電動キックボードと、帰りはQLINEって、路面電車に乗ってみたって人もいた。多分ミシガン在住っぽい方。
Q LINEも、乗り場とかわかりにくいから、調べてから行ったほうが良いかと。
ダウンタウン〜ミッドタウン端のアリーナとか球場あたりまで行くには、便利ではある感じ。ホテルがどこかにも、よるけど。
Q LINEは、美術館近くまで行きそうだけど、本数はそんなに無い感じ。
バスに至っては、見かけなかったから、もっと本数は少ないか?の感じ。
あと、ダウンタウンだけを移動するなら、メンテナンス中で、動いてなかった、ピープルムーバーも、昼間は問題無さそうだし、miikさんの記事には乗られた様子もあります。
夜は無人運転で、乗る人が少ないから、要注意ってなってるけど。
どちらもルネッサンスセンターあたりから、球場の手前ぐらいまでは、移動可能。
が、私たちが歩いた範囲あたりを、行き来するなら、コレは良い移動手段だと思った。アリーナや球場行くにも。
レンタサイクルがあれは、それでも良いかも?だけど。野球の前田健太選手のように、チャリ移動なら早いし、怖そうな人がいても、逃げられる感じだし。笑
が、乗って行って、専用の置き場所とかが無い場合は、帰ろうとしたら、無くなってた…は発生する可能性が。
電動キックボードなら、持って店の中に入っても、あまり邪魔にならないから、ちょうど良いかも?って感じた。
夜の人気の無い場所でも、電動キックボードなら、すぐに通り過ぎられる。
が、充電ステーションに置いたら、そこからまた歩きが発生するから、泊まる場所がステーションに近ければ、問題無いんだろうけど。
結果、ホテルの脇とかに、乗り捨てされることになったのか?知らんけど。笑

警察官は見かけたけど

リバーウォークって、ルネッサンスセンターの前あたりには、昼前ぐらいから暗くなる時間までは、両端にパトカーが止まり、警察官も車の外から監視?してる感じだった。
朝の遅い時間には、リバーウォークのベンチに寝てた、ホームレスらしき人は、警官に言われて、移動してたから、昼間はホームレスの人が、目立つ場所にはいないように、一応警察が見回ってる感じ。
昼間は、ホームレスらしき人は、皆んな教会の入り口に、移動して座り込んでたから。
で、ホテルの外のデッキからは、パトカーのサイレンが、聞こえたりもしたから、何かあったのか?わからなかったけど。笑

曲はコレもライブでは、短縮バージョンだったし、赤ちゃんの泣き声で始まる曲で、昔はビックリした
『Isn’t She Lovely』
(邦題可愛いアイシャ』

電灯を設置してた人

写真に上手く入ってなかったけど、夕方の明るいウチに、歩いてたら急にめちゃくちゃに、うるさい音が聞こえて来た。
警官か警備員か、市役所とかの人かは、わからなかったけど、制服っぽいのを、着てた人が操作してて。
メインストリートの、ウッドワードアベニュー沿いや、その周りで3箇所ぐらいは見た。
何をしてたかと言うと、わりと大きな、発電機にスイッチを入れて、先に繋がってる高い位置にある、電灯を灯して歩いてたようで。

こんな感じの元ガス灯みたいなのが、
たくさんある

メインストリートあたりは、作られたのが、1800年代末だから、多分元々はガス灯だったのか?この時期だと、ガス灯が一般的だったから、その可能性は高そう。
で、今はほぼ電気になってるけど、多分修理が間に合わないのか、修理出来ないのかは、わからないけど。
大通りの周りの壊れてる場所には、発電機と高い電灯がセットになったのを、どこからか持ってきて、暗くなる前に、設置して点灯して歩いているようで。
時間はまだ4時前とかだから、周りは全然明るくて、最初は何をやってるのか、わからなかったんだけど。笑
角を曲がってもやってたから、暗くなるかなり前から、こうして電灯を設置して歩いてるようで。
時間が早過ぎないか?ってなったけど。笑
色々回るから,時間がかかるのか、大雑把な感じで、とりあえず暗くなる前にやってたかは、わからないけど。
多分空き地になってる場所とか、人がいないビルの前とかで、やってた感じ。
防犯と見た目が怖くないように、市が努力してる感じは、伺えたかなぁ。笑
街を運営するって、細かいところから、大変だなぁ…って言う、のは感じたなぁ。
アメリカ人は、メンテナンスが下手なのか?ともなったけど、人がいない場所だと、とりあえずこんな形で応急処置するしか無いのか?な感じ。
日本だと、もっと古いお寺とかでも、ちゃんと電気が点いてたりするけど。それはお寺を守って来た人たちの、努力の賜物だったりするんかなぁ…とも。

一見ぶっきらぼうだけど

街で出会った人、お店にいた人とかは、最初から笑顔で、フレンドリーな雰囲気で近寄ってくる感じじゃない。
何となく日本人が感じる、アメリカンな明るくて、とりあえず人懐っこい雰囲気じゃなくて。
ハローとか言っても、笑顔無しでハローって返ってくる感じ。
でも、色々と話を始めたら、心の中は温かい感じがする人も。
危ないと言われてる街に、住んでるだけに、多分ヨソ者が来る数も少ないだけに、とりあえずは警戒しながら…の雰囲気。
決して感じは悪くないけど、オープンな感じか?って言うと、それはちょっと違うか?な雰囲気。
とりあえず、店にいてもジョークを言ってきたりする、感じじゃない。笑 
事務的って言うと、そんな感じかも?
ホテル内のスタッフさんなんかも、そんな感じ。色々声をかけて来たりして、煩わしい感じはない。笑
むしろ、どこ在住の人かわからないけど、宿泊客の人たちのほうが、エレベーターで助けてくれたり、フレンドリーな感じで。

余談だけど、たくさんいた謎のグループ。平日なのに何泊もしてた人たち。
帰る前の日、エレベーターホールから、ある男女と一緒になって。
40代後半から、50歳ぐらい。明らかにご夫婦じゃない。笑
さすがに距離感とか、話し方でわかる。
で、グループが泊まってる階で、2人で降りて行った。
浮気?不倫?どちらもシングルで問題無し?か、はわからないけど、何かが始まる前の感じで。
アメリカの長期出張とかは、こんな風にして、色々と起こる訳なんだ…を感じて。
あくまで、私の勝手な予想だけど。笑
あの雰囲気は、間違いなくあの後は、何かあった感じ。実際に行動に出たかは、わからないけど、空気は流れてた。笑

多分、西海岸や大都会のニューヨークの、早口の感じとかとも違う。観光客しかいない、ハワイとかの慣れた感じでもないけど。
が、しばらく話すと、気持ちは優しかったり、素朴な感じもあるかなぁ。明るくニコニコしてる感じじゃないけど、威嚇したり、絡んだりはしない感じ。
バスケの帰り道に、皆んなに話しかけてた、ホームレスの人でさえ、控えめって言うか、大人しくて強引さはない感じ。
もちろん、荒れた地区に行くと、そこはまた全然違う世界みたいだけど。
街の色々な苦労の、端のちょっとだけしかわからないけど、彼らの努力を助けてあげたい気持ちにはなった。

ここまでのデトロイトの珍道中。笑は、このマガジンにまとめてます。↓

日本も人口減の世界が、そこまで来てる。デトロイトは最盛期に比べたら、市内は、ほぼ7割近く人口が減ってる。
最盛期の人口は180万人で、狭いけど、かなりの街だった。今も、周辺の近郊を入れたら、340万人で日本の県なら10番目ぐらいの規模はいる。
限界集落とはまた違った感じで。
財政破綻の規模も大きいし、都市の人口減と付随する問題を、何とかしようと、もがいてもいる。
興味が出た人、近くに行く用のある人は、立ち寄って貰えたら、多分街の人も、心の中では喜ぶかなぁ…って。

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