スティービーのライブトラブル、デトロイトの旅10
ライブの曲とかの、答え合わせは、やっぱり最後にじっくり書くことにしました。笑
が、まあ色々と、ありました。
人生初の、機材トラブルに遭遇とか。笑
デトロイトまで行ったのに…感は、ちょっとあり。笑
アルバム、キャラクターズから
『My Eyes Don’t Cry』
席は遠いけど、観やすい聴こえやすい
トイレに行って、席に移動。
2階の最前列だから、邪魔な物は無いけど、やっぱりかなり距離があるなぁ…で。
チキらずに、もう1日前に、チケットだけ押さえとくのは、アリだったかも?
私たちが座った近辺は、ブラック率は高かった。ほぼブラックの中に、何故かアジア人がいるって感じで。笑
でも全く怖いとかは、なかったし、変な顔もされたりもなかった。
来るかも?ってデモ隊の人なんかは、本当の民主党の集会に行ったのか、誰もおらず。
あっちには、エミネムが来るらしかったから、ラッパー関係のあんちゃんとかは、そっちに行ってたんかも?
服装が、ラッパーとかヒップホップ系の人は、あまり見かけなかったし。
ブラックな人たちの席
席の片方の隣は、20代前半の可愛い雰囲気のブラック女子の2人組。キャーは言うけど、そこまでテンションが高過ぎない感じの、ノリの良さそうな子ら。
私の隣は、50代〜60代のブラックのおじさん。めちゃくちゃ物静かで、ほぼ何も声は出さない。まあ1人だったし。笑
ライブが始まったら、自分か好きか、誰かが好きな曲が始まったら、ひっそりとスマホで撮影してて。
友達か奥さんか、お父さんとか誰か、一緒に来たかった人のために、撮影してた雰囲気。
古い目の曲にリアクションしたり、何となく曲の選別の感じから、そんな風に感じた。
自分がYouTubeに上げるために、撮影してるような人ではなく。
私に話しかけては来ないけど、膝の上にスマホを置いて録音してるのは、多分察してたようで、私にぶつかったりしないように、気を配ってくれてた感じ。
ノリノリで踊ったり、立ったりしなかったし。笑
席に着いてから、もうちょっと時間があったら、おじさんと話してみても良さそうだったけど。おじさんは、かなり遅くに来たし。
最前列は良いけど、私たちが立つと、後ろは全員立つことになるし、近くの人は立ってなかったから、控えめにした。笑
まあ、周りはまさか、私たちがわざわざ日本から、このためだけにデトロイトに来たとは、思ってなかっただろうけど。笑
開始時間が、遅れる理由
8時開始予定だし、席にはちょうどそれぐらいには座った。
けど、なかなか始まらない。
アリーナに来るまでは、スティービーの体調とかで、始まりが遅れてるのか?って考えてたけど、どうやら違うようで。
2階席は、8時にはほぼ満席で、皆んな座ってたんだけど、1階のアリーナの、特に普段席が無い、PAのエリアあたりは、たくさん空いていて。
他もアリーナの1階のスタンドも、まあまあ空いていて。
チケットを買う時には、もうなかったような、良い席が空いてる。
どうやら、そこら辺の席が埋まったら、ライブを始める感じなんだなぁ…って。
遅れてくる人を待つ必要は無さそうだけど、アメリカだとそんな感じか?
10分、20分なら良いけど、この日もスタートが、45分分遅れとか。ほぼもう9時やん!だし。笑
席に座った時には、場内は既に暗くなってて、ヘッダーの画像のスティービーが、光ってた。
いつ始まっても、おかしくないない状態だったんだけど。
歩行器を押してまで、来てる人もいるのに、何故そんなに遅れるの?な感じはした。笑
登場して、少し話した
ようやく、前のスクリーンの映像が変わって、スポットライトが点いて、スティービーが出てきた。
毎回、出る時は一緒なのかはわからないけど、あの有名な娘のアイシャさんと、ちょっと若い息子さんが、両脇にいて出て来た。
昨日の記事で私が絶賛してた、野球のデトロイトタイガースのキャップを被ってた。
やっぱり、デトロイトだと鉄板な感じか?って。見えないから、野球は見てないだろうけど。笑
6分ぐらい3人でセンターに立ってて、スティービーは、前置きの感じで話してた。
特に前半は、音のバランスが悪い感じの上、歌うとまだ大丈夫だけど、話すとモゴモゴ繋がって聞こえるから、聴き取りが難しくて。
で、今は私が、酷い風邪をひいて、耳が詰まってるような、ちょっと耳鳴りがする感じだから、聞き直すのもしんどくて。
ま、ちゃんと聴いても、所詮は私ごときの英語力では、多分わからないと思うけど。笑
皆さまも、比較的静かに聴いてたから、テンションを上げるための、MCとかじゃなかったのは、確か。笑
時々観客がちょっと笑うか?ぐらいで、穏やかに話してる。
色々あるけど、皆んなで、自分の歌を歌おうよ、的なことは言ってたなぁ。
周りに流されずに、自分の歌を歌う=自分の考えを貫いて欲しい…みたいな意味合いで、言ってた感じはした。
超雰囲気だけの、受け取り方だけど。笑
急遽だったけど、大編成で聴けた
やっと、スティービーが、中央の楽器の前に座って、ライブが始まった。
私は90年のライブに行ったけど、その時は、スティービーと、ドラム、ベース、ギター、キーボードはいた。
が、コーラス隊とか、パーカッションはいたか、ハッキリと覚えてなくて。こじんまりした人数だったのは、確か。
ホーンは、いなかったと思う。
子供が行きそびれた、サマソニの来日の時は、日本人の人をメンバーに入れて、13人とかいたって読んでたけど。
今回は、急遽だったにしても、フルメンバーな感じで、コレを観られたのは、良かったかなぁ。
ベースは黒人のデトロイト出身の若そうな人だったし、ギターも若い感じの人。
ドラムの両脇に、コンガとか、パーカッションが2人、ホーンセクションが、多分5人、コーラス隊も、4人の女性オンリー。
おそらく、今回はスティービーは、シンセを弾いてなかったから、シンセが1人いたかなあ…多分。
バンドは、基本的に後ろにバンドブースみたいなのがあって、そこで演奏してるから、暗くてイマイチ見えなくて。
で、やたら上手いオルガンの人がいて、顔が見えないから誰?ってなってて。
結果、メンバー紹介で、確認。相棒の好きなグループの、キーボーディストだった人。笑
前に私の地名バンドの記事で書いた、スナーキーパピーの元メンバーの、コリー・ヘンリーだったみたいで。「こんなところで、コリーが観られるとは?」だった。笑
ストリングスとクワイヤーも
で、オマケに、ストリングス部隊が、指揮者含めて、8〜10人ぐらいいたかなぁ。
この人たちは、ツアー途中から、何ヶ所か一緒にやってるようで。
主に、ゲットーの貧しい暮らしの状況の曲を、明るく美しい音でやるために、いた感じ。笑
他の曲でも弾いてだけど、主な目的はそれなのは、明らか。
それに、同じく途中から参戦してる、ゴスペル隊の男女が、15人ぐらいいて、スティービーが、後ろで休憩してる間は、ゴスペル隊とかバンドだけで、繋ぐ感じ。
34年前は、休憩もスティービーが引っ込むんじゃなく、バンドが裏で休憩してる間、スティービーが、弾き語りでバラードを3、4曲やってた。
が、今回のツアーは、途中スティービーが休憩する。やっぱり、年齢と体調は関係してそう。笑
ステージに現れて、ちょうど1時間後ぐらいに、休憩に入った。
休憩の頭が、さっきの曲、アブラハム。
次がアレサ・フランクリンの曲。
『Until You Come Back to Me (Tha
What I'm Gonna Do)』これは、コーラス隊の中の誰かが、歌ってたかなぁ。
皆んな、似たような黒のワンピースだから、見分けがつかなくて。笑
スティービーがいない間は、
観客も休憩モード
デトロイトには、1人ゲストの男性がいて、彼も1曲歌ったかなぁ。名前は、未だに、よくわからない。笑
曲は、メイズ・フューチャーリングフランキー・ベバリーの
『Before I Let Go』
なかなかカッコ良かったけど、スティービーのバンドだから、この映像よりは、イマイチな感じだったかなぁ。笑
メイズ・フィーチャリング・フランキー・ベヴァリー は、R&Bのバンド。
不勉強な私は、名前は全然知らなかったけど、曲には覚えが。
が、会場内も、それほど盛り上がってなかったから、そこまで人気はなかったのか?笑
本人でも無いし。
ツアーに帯同して、自分の曲も歌ってた、シェレーアは、デトロイトにはいなかった。
休憩中の最後は、スティービーのインスト曲。
バンド全体が、ベストのメンバーでは、なかったにせよ、この編成は、日本では観られない、豪華な感じ。
が、やっぱり、アメリカ人でも、スティービー無しの、他の人の曲は、あんまり盛り上がってはなかった。笑
皆さま、休憩な感じで。
ライブを体感しに
今回のライブは、体感するために行ったから、ほぼ写真は撮らないし、録画もしなかった。多分誰かがYouTubeとかに、上げそうだし。笑
どっぷりと世界にハマるのが、目標。
録音だけはしたけど、所詮スマホだし。笑
けど、前半は特に、下の音域が床に反射するのか、音のバランスが悪くて。
スマホで、録音したほうが、良い感じに聴こえるか?なレベル。
下のほうの音全体、ベースが響き過ぎて、全体がちゃんと聴こえない感じって言うか。
相棒いわく、やっぱり体育館の類いだと、こんな音のバランスに、なりがちらしい。
3回のトラブル
オープニングは、もちろん例の新曲で、4曲目あたりから、テンション上げるぞ!の曲で、いきなり音が変になり、鳴らない楽器が増えて、消えた。笑
照明類は点いてたけど、一気に光量も、バンドの音も上げた瞬間、楽器やマイクの音響だけが、ダメになり。
おそらく、音響全体の元のケーブルかスピーカーか何かが、負荷オーバーだったのか?な雰囲気。
マイクも使えないから、話して繋げなくて、5分ほどは皆んなザワザワしながらも、大人しく待ってて。
ライブには、そんなに回数は行ってないけど、機材トラブルで、中断したことは、今までは全くなかった。
けれど、今回は3回。序盤に1度、休憩後に、2連続。
休憩で他の人の曲で、ちょっと観客も落ち着いたところで再び、スティービーが登場して、盛り上がる曲のイントロ4小節ぐらいで、またいきなりダメ。
で、しばらく話しで繋いでて、またイントロを演奏し始めたら、ダメ。
マイクとアコースティックのピアノとギターだけは、大丈夫だったからか、繋ぐために、JAZZのスタンダードナンバーを、歌無しで演奏。
エリントンの『Satin Doll』を軽くワンコーラス演奏したけど、復旧しない。
マイクは戻ったから、今度はスティービーが、即興でフレーズを歌って、真似して観客も歌う…って、こだまみたいなやり取りをして。4回ぐらいか?
3回目のやり直しで、無事始まった。
やり直しした曲が
『Don't You Worry 'bout a Thing』
邦題はくよくよするなよ、だからちょっと皮肉だし、笑えたけど。
わざわざ行ったデトロイトで、こんな風になるなんて…はちょっとあったけど。
コレは、コレで諦めるしかない。笑
2回目以降、スティービーのマイクだけは生かせられるようにしたのか、マイクで話したり、新しい曲の歌詞の一部をを披露してくれた。
ホントに、3月に発表されるかは、怪しいけど。笑
音が復活するまで、だいたい5分。曲の途中や始めのほうで切れたから、再度頭からやり直しで、計20分以上は、ロスしてるし、繋ぎは繋ぎで良かったけど、盛り上がりが、やっぱり途切れてしまうし。
ライブは悪くなかったけど、アメリカの人たちと、めちゃくちゃ盛り上がって来たい!な部分では、やっぱり残念な感じがしなくもなく。笑
後半に続けて落ちた後は、多分全体に音量を落として、特に低音は絞ってたから、ノリはイマイチな感じになって。
バンドもスティービーも、ちょっとおそるおそるやってた感じもアリ。
まあ、当日のスタッフさんは、もう一生分の冷や汗かいたかも?笑
他では、トラブルがあったようなことは、載ってなかったし。
まさかのツアー中盤から後半に入って、こうなるとは?
それもデトロイトは、多分皆んな気合いが入ってただろうから、残念な感じで。
楽しかったし、たくさん皆んなで歌えて、良かったんだけど。
ライブでしか出せないような、熱気とか、ミラクルな瞬間、スーパーな域には、達さなかったかなぁ。笑
まあ、コレは運もあるから、仕方ないよね〜。
レコードが良いから、それ並みの演奏なら、全然普通は、やっぱり凄いな!ってなるんだけど。笑
期待し過ぎ?
終わりの曲も、最後は歌詞が無くなると、スティービーも、センターから移動して裏へ。
曲が終わったら、はい!終了な感じで、アンコールの声もなく。
気の早い人は、スティービーが移動を始めたら、席を立って帰る人も多数。
会場が明るくなった時には、3分の1は空席?な状態で。
盛り上がる時は、盛り上がるけど、終わったってなると、スッパリしてるのが、アメリカ人気質な感じで。
翌日のバスケでも、そんな感じで。笑
Uberのドライバーさんに連絡して、荷物も無事に返ってきて、約束したあたりにいたら、その道の入り口付近に人と車が、溜まって道を塞いでて。
コレじゃ、入って来られないかも?で、アリーナ前の道に出た。
そこらには、若い白人のオラオラした感じのUberのお兄ちゃんたちが、5人ぐらいいて、Uber探してる?って声をかけまくってて。
車も新しそうだけど、ピックアップだったり、服装もちょっと…な、安心して乗れそうな雰囲気じゃなくて。
わりとひつこいし。
で、3分ぐらいで、ドライバーさんが来て、こっちまで来て!って車から降りてくれて、乗せてくれた。
周りには他にも迎えを待つ人とか、30人ぐらいいたけど、青のテスラを見たら、ホッとした。笑
機材トラブルで最後まで、無事終わるのか?とか、ホテルまで帰れるのかまで、色々心配や緊張感があったから、ホテルに着いたら、疲れた〜!ってなり。
飲み物と、気に入ったフルーツを分けて食べて、ちょっとだけ話して、すぐに寝た。
楽しかったけど、気疲れした一日だったなぁ。笑