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映画『愛と追憶の日々』から学ぶライフ・コーチング ~素直になれない大人たち~
昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『愛と追憶の日々』を観ました。
素直になれなくて・・・そんな大人たちの物語だと思いました。
おはようございます。
とこま(tokoma)です。
ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点からの映画『愛と追憶の日々』の学びを書かせていただきます。
この映画からの学びは、それは
だれかに強制されると無意識に拒絶しようとする
ということです。
お話しはこんな感じです。
一家の主人を早くに亡くしたものの、その辛さを微塵も感じさせない、まるで友達同士のような親子。その隣に元宇宙飛行士が引っ越してくる。やがて娘は母の反対をよそに結婚。一人になった母親は、型破りで自由奔放な宇宙飛行士を初めは嫌っていたが、次第に心惹かれて行く。娘の方は出産に育児にと大変な日々。そんな中、・・・
強制されると、無意識に拒絶しようとするマインドの働きを「プッシュ・プッシュバック」と言います。
他の人から強制されるとボクたち人間の無意識はそれを拒絶しようと押し返します。
自尊心やエフィカシーの高い人ほど、他の人からの強制に対して強く反発する傾向があるようです。
周りからのHaveーto (~しなければならない)的な感じを受けると、マインドはそれを押し返そうとします。プッシュ・プッシュバックが起きているときに、無理に何かをやらせようとすると創造的にそれを回避しようとします。
この映画に出てくるオーロラ (シャーリー・マクレーン)、エマ (デブラ・ウィンガー)、ギャレット (ジャック・ニコルソン)は、とても個性的で自尊心の高いキャラクターです。
素直になればいいのになあ・・・と思うのですが、自尊心が邪魔をしてなのか素直になれない、と感じるシーンがいくつかありました。
本当はWant-toなことをしたいのに、コンフォート・ゾーンから出ることを恐れてなのか、素直になれない大人たちの姿を見ることができます。
ストーリー的には単純なのですが、素直になれない大人を演じている俳優がそれぞれいい味を出しています。
大人になればなるほどブリーフシステムが強固になります。そして、その存在に気づくまでは、素直になるのが難しくなるかもしれない。
そんなことを感じた映画でした。
今回も最後まで読んで読んでいただきありがとうございました。