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映画『地獄の7人』から学ぶライフ・コーチング ~抽象度の低いゴール達成は悲劇を生む~
昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『地獄の7人』を観ました。
抽象度の高いゴール設定の必要性を感じました。
おはようございます。
とこま(tokoma)です。
ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点からの映画『地獄の7人』の学びを書かせていただきます。
この映画からの学びは
抽象度の低いゴール達成は悲劇を繰り返すことがある
ということです。
お話しはこんな感じです。
元米軍大佐のローズは、ベトナム戦争が終結して10年経った今も、戦時中に行方不明となった息子が現地で生き続けていると信じていた。国は行動を起こしてくれず居ても立ってもいられなくなったローズは自ら現地へ向かう・・・。
息子を救いたい父親の気持ちはよく分かるのですが、その目的達成のために多くの人の命を奪っている感じがして・・・
いろいろと考えさせられる映画でした。
誰かの犠牲のうえに達成されるゴールでは悲劇を生むだけであり、その悲劇が新たな悲劇を生むと感じました。
僕が学んでいるコーチングでは、「より高い抽象度のゴール設定」をおススメしております。
多くの人が設定しているゴールは、自分に関してのことです。
しかし自分というのは、一番抽象度が低いものです。
そのため、自分の幸せだけを考えたゴールでは、一番抽象度の低いゴールになってしまいます。
自分だけの幸せより、家族も幸せになるゴール。自分の家族だけでなく、他の家族の幸せ。
さらに所属している組織の全員の幸せ。
住んでいる国全員の幸せ、世界中の人の幸せ・・・
このように自分も含めた、より大きな存在に対してのゴールを設定していくと、現状の外側のゴールになります。
達成方法が分からなくてもいいのです。
より抽象度の高いゴールを設定すると、自分の重要なものが大きく変わることになります。
重要なものが変わった結果、いままで盲点となって見えなかった情報に気づくようになります。
それがゴール達成のためのヒントとなるのです。
まずは今まで自分が持っていたゴールより、一段上へ抽象度の高いゴールを設定してみましょう!
映画の話しに戻ります。
正直、映画鑑賞中は心地良くなかったです。
ですが、観終えまして、
一方的な正義から争いが起きる。
しかし争いは問題の解決にはならない。
争いは次の争いを生むだけである。
悲劇はさらなる悲劇を生む。
というメッセージを伝えたかったのだ
と僕なりに解釈しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。