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勇気を出した頃


抑え込んでいた物が溢れた日から少し変化した。

泣いた事で少し発散されたのもあってか

本当に僅かではあったが楽になった。

気づかないフリをするのをやめようと考え出せた。

数年前に部署異動がきっかけで適応障害になった。

その時はパワハラもキツかったし、

すんなりと病院に行って診断をもらって休んだ。

復職してスモールステップを踏んでから

管理職に戻り数年走り続けていた。

今回はそういった決定的な何かがなく、

我慢してでも頑張りたい気持ちが勝ってた。

だから、病院へ行って診断され病名がつく事が

不安だったし怖くもあった。

けど、溢れてしまってはどうしようもないし、

無理をするか人生辞めるか考え出していて、

身体的な異常も多く出てきたから勇気を出した。

病院へ行って今の自分の症状や状態を先生へ伝え、

頭を使い過ぎて脳が疲れていている事で

諸症状が出ているから少し休んだら?と言われたが

それでも働きたいし迷惑をかけることの方が

自分の中で余程ストレスになるかもと伝え、

先生にも対処法を提案してもらい笑顔で聞き、

この病気とは言われず処方薬をもらい帰った。

その晩から薬を飲んでまた少し楽になった。

自分の症状をたくさん調べてどう考えても

微笑みうつである事は間違いなかった。

診断結果など現状を信頼ある上司にも伝えた。

病院と同様に休む事を勧めらたが直ぐには

判断をする事が出来ず先延ばしにして働いた。

でもある日、今までになかったふらつきや

パフォーマンスが低下している事に気付き、

再度上司に相談し有給を使用しながら

1週間休みたいことを伝えて休みを取った。

たったの1週間だったけど僕にとって大きな勇気で

不安を抱えながらの決断となった。

少しの勇気が小さな変化を生み出していた。


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