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2024年度の活動報告を少しずつ。3,4,5,6月あたりにやってきた主な活動。

僕が今どこで何をやっているのか、何者なのかということが全然うまく伝わっていないなあと感じるバレンタインデー前々夜。そう、全然や・・・・(小声)

だからといって、自己紹介とかポートフォリオうんぬんとか、そういうのをまとめるのも億劫だし、なんかまだ違う気がする。でも、毎月の活動報告くらいはちゃんと書いていかないとな、とは思う。なので、書こうと思います。

この記事で完結、綺麗に整理してまとめる、みたいな感じではないので、継続して文脈で読んでもらえると嬉しい。

そういえば、去年は、こういう感じの振り返りを書いてたな。

まあ、書けるときに、ちゃんと書き残しておかないとね。「活動報告をしなければ、活動していないのと同じだ」みたいなことを誰かが言ってた気がするが、そこまでは思わないけど、でも、書くことで残しておくことは、とっても大事なことだと思うから。

前置きはこのくらいにして、ひとまず、2024年度、そういえばどんなことをしてきたっけ?というのを振り返りつつ、手短に活動報告としたい。ところどころ脱線しますが、リンク先で道草食いながら読んでもらえると。

3月。「自由な学校」の上映会。「聴き合う場」をつくる。

そうそう。今年度のはじまり前に、前年度の終わりは、「自由な学校」の上映会だった。徳島にある、今や全国的にも認知されてきた「フリースクール」の先駆け。農園の中にある小さな学校「自然スクールトエック」の卒業生ちゃーちゃんが制作した映画。僕にとってトエックは大切な場所の一つで、上映会の話をもらった時は嬉しくて二つ返事で応えたと思う。風越学園の「かぜのーと」でも記事を書いた。

今月も上映会があるみたい。ちゃーちゃんと西村佳哲さんの主催。映画はもちろん、関わる人や、ルヴァンのサンドイッチもいただけるみたいで、間違いないと思います。

映画の上映会もそうだけど、その後にやった「聴き合う場」をつくるということが前年度の最後の仕事だったということは、何かこの一年のはじまりに影響していたと思う。そんな上映会の余韻から、今年度のはじまりに入っていったというわけです。

4月。「小学1~4年生」のグループ担当。とことんフィールドへ。

昨年度から引き続き、個人事業主2年目ではあるが、業務委託で他のスタッフと同じように教員として風越学園には関わることになった。理事長しんさんに、「週4でお願いします」と言われたので、いろいろ条件付きではあるが、引き受けることにした。

今年度は、1~4年生が混ざって過ごすところからスタートすることになっていて、異年齢の学びへの大きなジャンプ。子どもたちのダイバーシティはもちろん、そこに関わる大人もより多種多様な集団に。役割的には、学年ミーティングのファシリテーションを担うことにもなりつつ、いいチームにしていくぞと意気込んでいたのを思い出す。3月の最後に聴き合う場を開いたのもあって、聴き合えるチームにしたいと。

僕は、3グループのうちの1つを担当し、「とってみよう!」というプロジェクトで子どもたちと、日々、探究に明け暮れた。異年齢の多様な人たちがそれぞれに生き生きする場所といえば、野外しかない。自然だ。つべこべ言わず、フィールドに出よう!まずは、フィールドワークからだ。そして、何でもいいからとってこい。話はそれから。と言わんばかりに、文字通り、雨の日も風の日も、外へ行っては発見したことから学びをつくっていく。学校は、もっといろんな意味で外へ出ればいいと思う。

愛着のあるこの川は、先日、残念ながら埋め立てられてしまいました・・・。

その後のプロジェクトの様子は、一緒にやってきた新入りのスタッフが、かぜのーとに記事を書いている。僕も登場してます。

5月。「対話に生きるゼミ」で文学フリマ出展。そして解散。

2021年から3年。対話の専門家である、古瀬正也さん(まーぼー)と「対話に生きるゼミ」というオンラインゼミを開いてきた。対話の探究プログラム。前年に3期を終え、最後には「対話に生きる展」というイベントを開催した。それで、3期は、ひたすら対話にまつわるエッセイを書き続けてきたこともあり、その延長線上で、「対話に生きる書房」として、文学フリマに出展することになったのです。

対話にまつわるエッセイ集やゼミ生の関連本などを販売。

結果として、「対話に生きるゼミ」が一区切りになり、ゼミはこれにて解散。この3年、大事に開いてきた場の一つだったので寂しい気持ちもありつつ。ただ、もちろん僕自身の対話探究は今も続いている。それぞれにも。相変わらず学校にはいるので、多様な人たちとのミーティングやプロジェクトにおける日々なんかはまさに、対話に生きている実感のある日々だ。

さかのぼれば、風越学園での僕の最初の大仕事は「かざこしミーティング」という全校集会・全校ミーティングの場を立ち上げだった。ちなみに、まーぼーがその立ち上げに伴走してくれていて、それが対話に生きるゼミにもつながっている。

かざこしミーティングとは何かを描いた絵。
僕のビジョンをビジュアライズしてくれたのは、現・横浜創英中学高校の石橋はるくん。

余談だけど、まさに今日のカリキュラムを見直すスタッフミーティングで、開校当時に描いていたこの絵が取り上げられた。大事だね。初心に戻ること。当時のつくり手の熱量と情熱。今も大事にしたいな。忘れたくない。

6月。何かと立ち上げる。

何かと立ち上げた6月。6月の何かに駆り立てられる何かがあったのか。どれも衝動的なものだったけど、基本的には、企みというか、企画することが好きなんだよな。それを通した仲間集めが、ね。

ハコール創刊宣言

まずは、ハコール創刊宣言。今年度の大きなトピックの一つが、この「ハコール」。ひょんなことから新しいメディアを立ち上げることになってしまった。もちろん、知識も経験もない、完全アマチュアの新米編集長。まずは仲間集め。まだ何も現実化していないのに、この宣言から、30人の書き手が集まることになった。宣言すると響き合う。動き出す。ドキドキした。

ジェネ授業研

あとは、授業研究会。昨今、学校を取り巻くさまざまな問題が社会に認知されるようになったが、やっぱり学校の中心は、子どもたちの学びだ。授業だ。だからこそ、ブレずに授業づくりを真ん中に置いて学んでいく一年にしたい。そんな思いもあって、自ら場を立ち上げることにした。これまでたくさんの場を開いてきたが、「授業」と題したのはこれがはじめてだと思う。「ジェネレーター」というのは、今はもうあえていう必要ないなと思っているが、もはや僕の根っこにあるものだ。

この研究会のきっかけは、僕が理事として関わっているNPO授業づくりネットワーク誌の「揃わない」号が大バズりしたことだ。このワードで異例の売れ方をしているのを見ていると、全国的に、学校という場が、全く違うフェーズに突入しているのだと実感した。そんな危機感のようなものあったと思う。

大人向けライティング・ワークショップ

大人こそ、書くことの喜びや楽しみを取り戻すべきだ。SNSに踊らされ書かされるのではなくね。僕が子どもたちと長年実践してきた「ライティング・ワークショップ」を大人向けに開いたのがこちら。開いてみて分かったのは、実は密かに書きたいことがあるっていう人がそれなりにいるということ。誰しも、書きたいのに書けていないことが一つや二つある。ハコールも含めて、よりその人らしい書き手になっていく場を開くことの喜びを感じる。


さて、ちょっと長くなってきたので、ひとまずはここまでにしよう。7月以降の続きはまた。

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30代になったばかりのぼく、「とっくん」こと片岡利允が、「きょういく」と「はたらく」にまつわる、日々の気づきや関心ごとについて綴っていく雑…

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