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【締め切りました】ジェネ授業研・第2期ー揃わなさの「葛藤」と「きく」をたっぷりとー(10,11,12月)

ジェネ授業研の第2期の募集をスタートします。

これまで、学校現場の実態を一挙に表す「揃わない前提」という現状に、「ジェネレーター」という補助線を引きながら、授業の見直しができるのではという仮説のもと、合計30名ほどの仲間たちと学び合ってきました。

第1期では、「揃わなさをいかに面白がるか」というテーマで、実際に、揃わなさから新しい授業のかたちを模索している人、僕も含めた実践者の話を題材に意見を交わしたり。それを踏まえて、実際に現場で試行錯誤している授業実践についての話を聞き合ったりしました。

そこでやはりぶち当たるのが、揃わない前提で授業を見直していった先には、常に「葛藤」がつきまとうということ。

どこかに光を当てると影が生まれ、何かにフォーカスすると死角が生まれる。どの道を選んでも「葛藤」は抱えうるもの。「葛藤」の字の如く、葛や藤のツルのような、しがらみやどうしようもなさが常に纏わりついている

目の前の子どものことをよく見て、よく聞いて、授業をつくっていこうと思うと、どのみち「葛藤」から逃れられることはなく、子どもを思う誠実な実践家ほど、日々、ちょっとずつ傷ついてしまっているという現状があります。

そういったことが見えてきた背景があり、第2期は、「葛藤」をちゃんと取り扱った上で、授業について見直していくということをテーマにしてみることにしました。

僕は、「葛藤」というのは、ていねいに「きく」ことで、何かを生み出す火種になりうると思っています。

なので、今回は、ジェネレーターからは一旦離れてみて(実は深くつながっているのですが)、「きく」ということについてしっかりめに扱ってみようと思います。昨年は、こんなワークショップも開いてみました。

そんなわけで、「きく」については、僕が数年かけて結構な時間とエネルギーをつかって学び実践してきている大きなテーマの一つでもあります。「きく」という観点でも、関心ある方はぜひご一緒しましょう。

日々、「葛藤」を抱えながら「授業」をなんとかしたいと思っている方。
「葛藤」を分かち合う仲間を必要としている方。
そもそも、大人や子どもとの関わりとして「きく」ということに関心ある方。
何となく気になった方。

どんな理由でも構いません。
一緒に学んでみませんか?
お待ちしています。


対象:子どもに関わる現場を持つ人はどなたでも
定員:先着8名
場所:オンライン(URLはお申込み後に)
日程:全5回

①10月27日(日)20-22時
オリエンテーション
②11月10日(日)20-22時
揃わなさの「葛藤・悩み」について聴き合う(仮)
③11月24日(日)20-22時
子どもにきいてみる(仮)
④12月8日(日)20-22時
揃わなさの「葛藤・悩み」から授業を見直す(仮)
⑤12月22日(日)20-22時
まとめの何か

準備物:ノートと筆記用具
参加費:16,500円(税込)
主催者:片岡利允(軽井沢風越学園・NPO授業づくりネットワーク理事)
備考:
・プログラムは変更の可能性があります。
・ニーズに合わせて全5回以外にも任意参加の場を開く可能性もあります。
・参加できない日程がある方は個別にご相談を。
・毎回アーカイブ動画を共有する予定です。
・振込先はお申し込み後、お知らせします。
・お支払いの方は、分割や振込時期など、希望があればご相談ください。
お申し込み:Googleフォーム
【締切10/26(土)23:59】

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