あまのがわ

たなばたの　よる

ねちゃって　ごめん

ねんに　いちどの

たいせつな　ひに

まいにち　まちわびた

きみにあえる　ひに

ああ　ぼくは　なんて

まが　わるいんだろう

きみを　なかせて　ばかりさ

いちばんぼしの　きみを

ああ　ぼくは　なんて

ぶざまで　のろまで

きみが　うたってくれる

ゆめを　みてたんだ

いつもの　ように

こんな　ぼく　なんか

もう　わすれなよ

しごとだって　また

てにつかない　しまつさ

らいねんの　たなばた

もし　はしが　かかっても

しちがつ　なのか　なんだっけ

きづかない　きみに

はしを　わたらず

きみの　うた

ここで　うたう　ぼくに

そうなれたら　いい

なんども　おもいながら

ほしの　かずほど　

きみを　おもう

くるひも　くるひも

それなのに　ねすごした

たなばたに　ねすごした

いいわけも　できない

いちねん　まつしかない

きみは　どんなかおで

かえって　いったの

なみだ　うた

いかり　かなしみ

こいしさ　いとしさ

ながす　あまのがわ

いつか　ちから　つきるとき

はしは　かかる　だろうか

ぼくの　うたが　つむぐ

はしは　かかる　だろうか