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シロツメクサの種をまく

5月16日 シロツメクサ(白クローバー)播種、竹林整備

散粒機というものをご存知だろうか。

農薬や肥料など粒状のものを入れ、回転式に均一にそれを散布してくれるというものである。
私が「畑に緑肥をしたい!」と言ったら、お義父さんがそういえばと、倉庫の奥から手回し式の散粒機を出してくださった。
ありがたい、と思い、早速使ってみる。タンクの部分に種を入れ、付属の紐を首にかけ、右手で取っ手を回す。
いざ。

見えるだろうか。

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おおお!撒かれている!

だが、これは手慣れた人の例。
実際に私がやると、ドバッ!と一気に種が出て目で確認できるほど、一箇所だけ種の密度が高くなってしまう。
手回し式は、ゆ〜〜〜っくり回すのが均一的な散布のコツだと知った。(多分これから積極的には使わないだろう…)
新しい機械はとりあえず使ってみる、そして覚える。これは基本ですね。

緑肥は、有機物補給による土壌の団粒化や根伸長による下層土の硬度・透水性の改善等により、土づくりに役立つ。また、根粒による窒素固定や溶脱養分の吸収による養分の蓄積、有機物補給による有用生物の活性化は、いずれも減肥に役立つ。さらに、有害生物の制御土壌侵食の防止などにも効果が期待できる。

農林水産省「緑肥利用マニュアル」


そして、竹林へ。
南屋敷には竹林があるのだが、その荒れ具合がひどい。
立ち枯れした太い竹があちらこちらに倒れていて、「散らかっている」という言葉の通りの状態である。なので、まだ畑仕事が忙しくないうちに少しずつ竹林の整備をしよう!という目論見である。
まずは、軽トラが通りやすいように、道の整備を行った。
切った竹を野積みにする。乾燥したら、順次燃やしていく予定だ。
作業の終わりに、隣家にかかっている枯れた長い竹を切った。そのまま切ると、切った竹が隣家に倒れそうなので二人で力を合わせ以下のような方法を取る。

まず一方が竹の先の方にロープをかけそのロープを下から引っ張っておく。
その間にもう一方が竹の根本を切る。
切れたと同時に一方がロープを強く引っ張る。
そうすると、竹はこちら側に倒れる。
隣家への倒木が防げた。
私は思わず「おー!」と声を出し感動した。

流石です。

ロープワークもおてのもの

無事に竹の伐採を終え、私は夕方の水やりに畑へ。

うおおおお!

人参の!芽が出てました!
それにしてもなんて小さいんでしょう。
なんでこうやって整然と並んでいるものを愛おしく感じるのかな。


畑そのものは自然界から見たら不自然なもの。でも。自然界の中でやっているものなので、土の中の微生物をはじめとした目に見えない見えるいきものたちになるべく害のないようなそんな畑作りをしたいです。


ベニカミキリ
幼虫はタケ類を食べて育つそうです

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