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昼休み。 机越しに、遠くで話すあなたを見つめる。 そしてひっそり問いかけた。 あなたは私…
気が付くと目で追っている。 今まで、気にもしなかったのに。 いつからか。 そう、いつから…
帰り道、先を歩くあなたにちょっとした悪戯をしてみる。 左向け! 左!! 不意に思い立って…
キミが伝えたい言葉は何? 何でもいいから教えてよ。 その度に俺は頷いて、同じことを思うか…
いつもより早起きして、いつもよりちょっとおしゃれした。 そしていつもは飲まないハーブティ…
「うわー、こっち美味しそう!」 幸せそうに悩むキミの視線の先にはトマトパスタ。 「うーん…
ふっとあなたが動く度、風が吹きぬける度に、ほのかに漂う良い香り……。 集中から来る真剣な表情に、私は目が離せない。 見惚れている場合じゃないと思いつつも、どうしてもあなたが気になって。 それに加えてふわりふわりと届く香りが、私の心を揺さぶって行く。 いい匂いだな。 チラリ目線を動かして、ただただあなたを見つめてる。 高鳴りすぎた鼓動と、くらくらとしびれる感覚。 息が止まっているかの如く苦しくなると、はたと気づいておかしく思う。 あれっ? 何であたしがこんな感
キミと出かけた帰り道。 今はきれいな夕暮れで、俺は思わず立ち止まる。 ホントは隣を歩…