村上華子|薬膳とヨガ【季結び庵】

国際薬膳師 │薬膳料理研究家 │ヨガインストラクタ― │ 《 季節と人を結ぶ 》をテーマに、先人が紡いできた自然の摂理に逆らわない健康法をお伝えしています。 https://www.instagram.com/tokimusubian/

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最近の記事

《旅する薬膳ごはん vol.3》春はやっぱり、青い。お花見弁当から青春妄想トリップへ。

二十四節気で立春を迎え、寒さのなかにも春の兆しが感じられるようになりました。ここからまた、新しい四季がはじまりますね。今回の《旅する薬膳ごはん》は、春のムード。心がはずむような彩りの献立にしました。ぜひともお花見のお伴にどうぞと、ご提案したいところですが、はたしてお花見ができるようになるのか、世間は微妙な雰囲気ですね。 自然界のエネルギーは、陰から陽に。 まだまだ寒い日がつづきますが、少しずつ日照時間が伸びてきました。耳をすませば、自然界の陽気の高まり、春の兆しを感じます。

    • 《旅する薬膳ごはん vol.2》ベトナムの元祖おもてなしデザートは、薬膳の要素がたっぷり。

      昭和の時代。90年代の前半に起こったエスニックブームに影響を受けて以来、タイやインド、ベトナムなどの雑貨やお香、エスニックフードが大好きになりました(いまではアジアンフードと呼びますね)。それぞれの文化の違いも魅力なので、どれが一番!とは選べませんが、ベトナム料理は辛い食べ物だけではなく、素材を活かした優しい味わいのメニューも多いので、子どもと一緒に食べられるのもよいですね。 好きなお店に食べにもいくし、ベトナム料理のレシピ本を参考にしながら自分でもつくるし、以前は日本在住

      • 《旅する薬膳ごはん vol.1》冬のホリデーシーズンこそ疲れた胃腸を労いたい。韓国に学ぶ、ハレの日の参鶏湯。

        おいしくごはんを食べて、元気に暮らすこと。国や文化の違いを越えて、世界中の人とわかちあえる共通の思いではないでしょうか。そこで、まだまだ気楽に海外旅行ができない今だからこそ、世界の国々に伝わる食の知恵を借りながら、 “薬膳ごはんで世界を食べ歩き“ するようなレシピを考えました。旅するような気分で食事を楽しみ、心と体にじわっと元気が湧くことを願って。 冬の薬膳は、推し活の源・韓国に思いを寄せる 昨年の緊急事態宣言期間中ではご多分にもれず、韓流カルチャー・フリークの仲間入りをし

        • 私って実は、マニュアル人間だったという驚き。でもそれは没個性という意味ではない。~自己紹介にかえて~

          こんにちは、村上華子です。 私は薬膳とヨガをやっています。薬膳の知恵を使いながら家族のごはんやおやつをつくるので、薬膳料理研究家だったりも。みなさんがご存じの通り、薬膳のふるさとは中国で、ヨガはインド。どちらも数千年前のいにしえの時代に先人たちが編み出した知恵ですが、時空と国境の垣根を越えて、私は現代の日本で勝手に融合させています。最近つくづく、薬膳とヨガは親和性が高いなと思っています。(このことについてはまた追々) 私がヨガをはじめたのは2004年、日本における第三次ヨガ