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浄火とともに見送る朝

今朝は早起きして、鶴岡八幡宮(鎌倉)で行われる”どんど焼き”にいってきました。

”どんど焼き”(地域によっては”さいと焼き”)は、年のはじめに、神社に納められたお正月の門松や注連縄、古神札などを積み上げ祭典を執り行い浄火で焚き上げ、歳神様をお見送りする火祭だそうです。
※鶴岡八幡宮では、”左義長神事”と呼ぶようです。

朝7時から開始、ということだったので、まだ暗いうちから家を出発。
ここのところ、朝寝坊ばかりしていたので、霜をまとった早朝の景色が新鮮でした。

霜をまとう葛の枯葉
セイタカアワダチソウ

鎌倉駅を降りると、鶴岡八幡宮の方向にまっしぐらに歩いていく人がちらほら。
なんとなく皆んな早歩き。白い息をはきはき、私も早歩きする。

門松を抱えたお父さんも小走りです

初詣の混雑ぶりからすれば、落ち着く数の人々が見守る中、火が点りました。

どんどん燃え上がっていく
煙の匂い、パキパキ跳ねる音、踊る炎
やっぱり火は強くて怖い
一年の穢れを祓い清める浄火
おごそかなさまです
朝日がさしてきました

どんど焼きの煙は、私の心の澱みを拭い去り、
力強い炎は、私のたるんだ心に火を灯しました!

見物人に配布された”みかん”
境内にリス、うろちょろ
どんぐりの朝ごはん
朝日の映る源平池と、ほとりに置かれた柚子

とても神聖で貴重な朝のひと時でした。

それから、
鳥居をくぐり、下界でちょっとお茶して帰りました。

ごちそうさまでした


本年もどうぞよろしくお願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。


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