Black Pinkは韓国アイドルじゃない
皆さん、ブラックピンクの新曲 Lovesick Girlsは聞きましたか。
欧州を代表するサウンドのミュージックで、耳に残り自然と口ずさんでしまいますよね。ダンスもBTSのように難しくなく、頭を打っているフリで誰もがすぐに踊れるようなダンスですよね。
それとは、対照的になるのが、BTSのdynamiteだと思います。歌の部分では、Black Pinkと同様に耳に残り、口ずさんでしまう楽曲ですが、ダンスがBLACK PINKに比べて難しいですよね。
BTSのdynamiteは、2020年を代表する楽曲になりましたよね。
このdynamiteは、緻密な戦略的と伏線を織り交ぜたストーリー性を持ち備えた、すごいアイドルだなと思いました。
BTSは、国連でスピーチをした際に、Love yourselfという強いメッセージで、若者に自己肯定感を与えようとしてきました。
その象徴と言えるのも、防弾少年団の由来でもある「若者から守る」という意味で、自己肯定感が低い若者を擁護いていく決意を表しています。
BTSの楽曲でも、stay goldやidolといった楽曲は自己肯定感を上げるための歌っといってもいいでしょう。
そのBTSがコロナ下の中で、dynamiteをリリースしました。
和訳は
今夜僕は星の中にいるから
だから僕の火花で夜を照らすのを見ていて
朝起きて靴を履く
ミルクを一杯 さあ始めようか
キングコングは転がる石のようにドラムを叩く
家まで歩いて帰る時は歌を歌う
高くジャンプする まるでLeBron
ディンドンと僕の電話がなる
アイスティーとピンポンゲーム
段々と積み重なってきた
ベースの鳴り響く音が聞こえるか 僕は準備完了
人生は蜂蜜のように甘い
このビートは金のように響く
ディスコは過熱 ハマってしまった 行こうぜ
僕はダイヤモンド 僕が輝いてるのは知ってるでしょ
だから行こうよ
一番のように、躍動する描写とスタートを切る様を描いている点や、自分をダイヤモンドという表している点は若者や全世界の人への応援が込められています。
ここまで、曲調を変えて自己肯定感のメッセージ性を含められるアイドルグループはいるでしょうか。
話はタイトルのBlack Pinkに戻りたいと思います。
black pink は、One directionの妹分であるリトルミックスのようなスタイルになってきていると思います。
この歌のような感じになっていると思います。
なぜ、このような力強い歌詞の歌をBlack Pinkは歌えるのでしょうか。 それは、メンバーの多くが韓国以外の地域で育ち、アジアにはない恋愛感を備えているからです。ジェニはニュージランドで約五年間生活した経験があります。リサはフィリピン出身です。このように、アジアにはないバックグランドを持っているから、力づよい女性を描写できるのです。
なぜ、リトルミックスではなくBlack Pinkがアジアや日本で有名になっているのだろうか。それは、欧州の人たちの容姿は、アジアや日本人は憧れの存在や別次元の領域におり、また異なる地域性があるため共感することが簡単ではありません。しかし、Black Pinkは皆アジアの容姿をしており、欧米などのかけ離れたバックグランドではないから自分と似ている部分があると思い、音楽を聞くフェーズに移り、そこから共感が生まれ、Black Pinkを好きになっていくと思います。
この戦略的な部分が、BLACKPINKのヒットした理由だと思います。